AZ-305(Microsoft Azure インフラストラクチャ ソリューションの設計)対策ガイド ― 前提資格・出題範囲・勉強法
最終更新:2026-08-03
AZ-305はどんな試験か
AZ-305(Microsoft Azure インフラストラクチャ ソリューションの設計)は、Microsoftのエキスパートレベル認定「Microsoft認定: Azure ソリューション アーキテクト エキスパート」を構成する試験です。公式はこのロールの責任を「利害関係者へのアドバイスと、ビジネス要件を Azure Well-Architected フレームワークおよび Azure 向けのクラウド導入フレームワークに従った Azure ソリューション設計に変換すること」と定義しています。つまり、要件を聞いて設計に翻訳するのが仕事であり、試験もその力を測ります。
この試験の性格は、出題範囲の書き方に露骨に表れています。学習ガイドに並ぶ49の目標のうち46が「〜を推奨する(Recommend)」という形で、残る3つも「コンポーネントを指定する」「移行ソリューションを評価する」「オンプレミスのサーバー、データ、アプリケーションの移行を評価する」です。「構成する」「実装する」「管理する」という動詞がひとつもありません。手を動かして作る試験ではなく、要件を読んで最適な選択肢を選ぶ試験だということです。
これは難易度が下がるという意味ではありません。むしろ逆で、選択肢に並ぶサービスはどれも「動きはする」ものばかりになります。Azure FilesとAzure NetApp Filesのどちらでも要件は満たせるが、RPO・コスト・プロトコル・管理負荷まで含めるとどちらが妥当か——という問いに答えるには、サービスを知っているだけでは足りず、制約条件のどれが効いているかを読み取る力が要ります。AZ-104までの学習で身につけた「何ができるか」を、「いつそれを選ぶか」へ組み替える作業が、この試験の実質的な勉強です。
前提資格 ― AZ-104がないとエキスパート認定にならない
AZ-305で最も見落とされやすいのが、この試験に合格しただけではエキスパート認定を名乗れないことです。公式の認定ページには次のように書かれています。
「Microsoft認定: Azure ソリューション アーキテクト エキスパート の認定を受けるには、次が必要です。Microsoft認定資格: Azure管理者アソシエイト 認定資格」。ページ上部の要約でも「前提条件: 1 個の認定資格」「必須の試験: AZ-305」と併記されています。Azure管理者アソシエイト認定は試験AZ-104によって取得するものなので、実質的にAZ-104とAZ-305の2試験が必要ということになります。
受験の順序そのものに制限がある、とは公式に書かれていません。ただしエキスパート認定が成立するのは両方の要件を満たしたときなので、AZ-104を先に済ませてからAZ-305へ進むのが素直な経路です。学習面でも順序どおりに進めるメリットがあります。AZ-104の出題範囲(Azure ID とガバナンスを管理する、ストレージを実装して管理する、Azure のコンピューティング リソースをデプロイおよび管理する、仮想ネットワークを実装および管理する、Azure リソースの監視と管理)は、AZ-305の4ドメインとほぼ同じ地図の上にあり、違いは動詞だけだからです。AZ-104で「作れる」ようになった対象を、AZ-305で「選べる」ようにする、という積み上げになります。
公式が示す受験者像も、AZ-104より一段高い水準です。ネットワーク、仮想化、ID、セキュリティ、ビジネス継続性、ディザスターリカバリー、データプラットフォーム、ガバナンスにわたる「経験と知識が卓越している」ことに加え、「各分野での意思決定がソリューション全体に与える影響を管理する」ことが求められます。さらにAzureの管理・Azureの開発・DevOpsプロセスの経験があることが望ましいとされています。認定レベルは、AZ-104で取得するAzure管理者がアソシエイト、AZ-305で到達するソリューションアーキテクトがエキスパートです。
試験の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験コード | AZ-305 |
| 試験名 | Microsoft Azure インフラストラクチャ ソリューションの設計 |
| 認定資格名 | Microsoft認定: Azure ソリューション アーキテクト エキスパート |
| レベル | エキスパート(上級) |
| 前提資格 | Microsoft認定資格: Azure管理者アソシエイト(試験AZ-104)が必要 |
| 出題範囲の版 | 2026年4月17日現在のスキル(英語版の更新日。ローカライズ版は約8週間後に更新) |
| 合格スコア | 700(1000点満点のスケールスコア) |
| 試験時間 | 試験ページに明記なし。公式の一般案内ではアソシエイト/エキスパートのロールベース試験はラボなしで100分(着席120分)、ラボを含む可能性がある場合は120分(着席140分)。実際の時間は登録時に提示される |
| 問題数 | 公式には非公開。Microsoftは「ほとんどの試験は40〜60問だが試験により異なる」と案内 |
| 出題形式 | 試験の安全性確保のため事前非公開。公式の試験サンドボックスで、事例(ケーススタディ)・ドラッグアンドドロップ・ホットエリア・リストの作成・ラボといった形式を体験できる |
| 試験中の参照 | Microsoft Learnを参照可能(ロールベース試験のみ。追加時間なし、タイマーは進行) |
| 提供言語 | 日本語を含む10言語(英語・日本語・簡体中国語・韓国語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・ポルトガル語(ブラジル)・繁体中国語・イタリア語) |
| 受験料 | 公式サイトで要確認(「試験が監督されている国または地域に基づく価格」とされ、公式ページ上で日本円の金額は明示されていません) |
| 廃止日 | なし |
| 認定の有効期限 | 1年(Microsoft Learnの無料オンライン評価で更新) |
| 再受験 | 1回目に不合格の場合は24時間待機。以降は各試行の間に14日間の待機。最初の受験から12か月間で最大5回まで |
| 申し込み | Microsoft Learnの試験ページからピアソンVUEで予約 |
試験時間について、AZ-305の試験ページには具体的な分数が書かれていません。試験期間と試験エクスペリエンスのページには試験種別ごとの表があり、アソシエイトとエキスパートのロールベース試験はラボなしで100分(着席120分)、ラボを含む可能性がある場合は120分(着席140分)とされています。ただし公式は「ラボは、Azure の停止や帯域幅の問題などによっていつでも削除できるため、Microsoft からラボでの試験の一覧が提供されることはありません」と明言しており、AZ-305がどちらに当たるかを事前に断定することはできません。試験時間は登録時に提示されるので、そこで確認してください。
時間管理で押さえておきたいのが休憩の扱いです。試験時間には休憩用の5分が組み込まれていますが、休憩中も試験の時計は進みます。さらに、休憩を開始すると休憩前に表示した問題には戻れなくなります。これはケーススタディ中も同様で、公式は「ケース スタディ中に休憩を取ることはできますが、休憩前に表示した質問に戻ることはできません」としています。長文シナリオを行き来しながら解くタイプの試験なので、原則として休憩は取らない前提で組み立てるのが安全です。
もうひとつ、AZ-900のような基礎試験との大きな違いが、試験中にMicrosoft Learnを参照できることです。公式は「アソシエイトまたはエキスパートの試験を完了すると、Microsoft Learn にアクセスできます」としつつ、「すべての質問に答えるために活用すべきものではありません。そのようにすると、仕様上、割り当てられた時間内に試験を完了することはできません」とも書いています。Q&A・練習評価・自分のプロファイルは開けず、追加時間もありません。サービス名の綴りや細かい上限値を確認する保険と割り切るのが実際的な使い方です。
本記事は2026年8月時点の情報です。受験料・試験時間・提供言語を含め、最新の情報はMicrosoft Learn の AZ-305 試験ページおよびAZ-305 学習ガイドでご確認ください。
出題範囲
出題範囲は学習ガイド(Skills Measured)が正で、現行版は2026年4月17日現在のスキルです。ここで注意したいのが更新のタイムラグで、公式は「常に、英語版の試験が最初に更新されます。一部の試験は他の言語にローカライズされており、英語版が更新されてから約 8 週間後に更新されます」と案内しています。日本語で受験する方が改訂直後に受ける場合は、日本語版がまだ旧版である可能性があります。
4つのドメインとその比率は次のとおりです。
- ID、ガバナンス、および監視ソリューションを設計する(25〜30%)
- データ ストレージ ソリューションを設計する(20〜25%)
- ビジネス継続性ソリューションを設計する(15〜20%)
- インフラストラクチャ ソリューションを設計する(30〜35%)
配分を見ると、インフラストラクチャとIDガバナンスの2つで全体の55〜65%を占めます。一方でビジネス継続性は15〜20%と最小ですが、ここはRPO・RTOという数値要件が設問に直接書き込まれる領域で、対策すれば得点が安定しやすい場所でもあります。配分の小ささを理由に後回しにするのは得策ではありません。
ID、ガバナンス、および監視ソリューションを設計する(25〜30%)
3つの塊に分かれます。
- ログと監視のためのソリューションを設計する:ログソリューション、ログをルーティングするためのソリューション、監視ソリューションの推奨。「どこに出すか(ルーティング)」が独立した目標として立っているのが特徴で、Log Analyticsワークスペースの配置設計、診断設定の送信先の使い分け、保持期間とコストのバランスが問われる形になります。
- 認証と認可のソリューションを設計する:認証ソリューション、ID管理ソリューション、Azureリソースへのアクセスを承認するソリューション、オンプレミスリソースへのアクセスを認可するソリューション、シークレット・証明書・キーを管理するソリューション。クラウド側とオンプレミス側の認可が別々の目標になっている点に、ハイブリッド前提の設計が求められていることが表れています。
- 設計のガバナンス:管理グループ・サブスクリプション・リソースグループの構造とリソースのタグ付け戦略、コンプライアンス管理のソリューション、IDガバナンスのソリューション。「どの階層に何を効かせるか」が中心論点で、AZ-104で覚えた個々の機能を、組織構造の設計として組み上げ直すことになります。
データ ストレージ ソリューションを設計する(20〜25%)
リレーショナル/非リレーショナル/統合の3つに分かれます。
- リレーショナルデータ:リレーショナルデータを格納するソリューション、データベースサービスレベルとコンピューティングレベル、データベースのスケーラビリティ、データ保護。サービス選定だけでなく階層(ティア)の選定まで目標に入っているのがこの領域の特徴で、Azure SQL Databaseの購入モデルやサービスレベルの違いが要件と紐づけて問われます。
- 半構造化および非構造化データ:半構造化データの格納、非構造化データの格納、機能・パフォーマンス・コストのバランスを考慮したデータストレージソリューション、保護と持続性に対応するデータソリューション。トレードオフを名指しした目標が置かれており、「要件は満たすが高すぎる選択肢」を落とす問いが想定されます。
- データ統合:データ統合のソリューション、データ分析のソリューション。アーキテクト視点でのデータパイプラインと分析基盤の選定です。
ビジネス継続性ソリューションを設計する(15〜20%)
バックアップ/DRと高可用性の2つに分かれます。
- バックアップとディザスターリカバリー:Azureとハイブリッドワークロード向けにリカバリの目的を満たすリカバリソリューション、コンピューティングのバックアップと回復、データベースのバックアップと回復、非構造化データのバックアップと回復。目標に「リカバリの目的を満たす」と明記されている点が重要で、RPO・RTOの数値を読んで選択肢を絞る設問形式が想定されます。
- 高可用性向けの設計:コンピューティング、リレーショナルデータ、半構造化および非構造化データそれぞれの高可用性ソリューション。可用性ゾーン・リージョンペア・冗長性オプション(LRS/ZRS/GRS/GZRS)・レプリカ構成が、対象データ種別ごとに整理されているかが問われます。「どこまでの障害に耐える必要があるか」を要件から読み取り、過不足のない構成を選ぶ訓練が効きます。
インフラストラクチャ ソリューションを設計する(30〜35%)
配点が最大で、4つの塊に分かれます。範囲も最も広い領域です。
- コンピューティングソリューションを設計する:ワークロード要件に基づくコンポーネントの指定、仮想マシンベース、コンテナーベース、サーバーレスベース、バッチ処理向けのソリューション。VM/コンテナー/サーバーレスの三択を、要件(起動頻度・実行時間・状態の持ち方・運用体制)から選び分けます。
- アプリケーションアーキテクチャを設計する:メッセージングアーキテクチャ、イベントドリブンアーキテクチャ、API統合、アプリケーションのキャッシュ、アプリケーション構成管理、自動化されたデプロイ。メッセージングとイベントが別の目標として立っているのがポイントで、この2つの使い分けは頻出の弁別ポイントです。
- 移行を設計する:Azure向けMicrosoftクラウド導入フレームワーク(CAF)を利用した移行ソリューションの評価、オンプレミスのサーバー・データ・アプリケーションの移行の評価、IaaS/PaaSへのワークロード移行、データベースの移行、非構造化データの移行。唯一「評価する」という動詞が現れる領域で、CAFの枠組みそのものが問われ得ます。
- ネットワークソリューションを設計する:インターネット接続、オンプレミスネットワーク接続、ネットワークパフォーマンスの最適化、ネットワークセキュリティの最適化、負荷分散とルーティング。負荷分散サービスの選定(レイヤー・グローバル/リージョン・機能)は、この試験の定番論点です。
公式の注記によれば、箇条書きは「そのスキルをどのようにして評価するかを説明することを目的」としたもので、関連するトピックも出題され得ます。また出題の大半はGA済み機能が対象ですが、広く使われているプレビュー機能が問われることもあります。
勉強法・学習ロードマップ
AZ-305は、公式の無料ラーニングパスが出題ドメインとそのまま対応している珍しい試験です。市販書に手を広げる前に、まず公式教材を骨格として一周してください。
ステップ1:AZ-104までの知識を「設計の言葉」に置き換える
AZ-104を取得した直後の方でも、いきなり本編に入る前にAZ-305: Microsoft Azure Architect Design の前提条件(6モジュール)を通しておくと接続がよくなります。コアアーキテクチャコンポーネント、コンピューティング、ストレージ、ID・アクセス・セキュリティの復習に加え、クラウド導入フレームワーク(CAF)とWell-Architected Framework(WAF)の入門モジュールが含まれているのがこのパスの価値です。この2つはAZ-305の受験者像に名指しで登場する枠組みで、以降の設計判断すべての土台になります。
ステップ2:4ドメインのラーニングパスを1本ずつ潰す
本編は次の4本です。すべて日本語版があり、無料で受けられます。
- AZ-305: ID、ガバナンス、および監視ソリューションの設計(3モジュール)
- AZ-305: Design data storage ソリューション(3モジュール)
- AZ-305: ビジネス継続性ソリューションを設計する(2モジュール)
- AZ-305: インフラストラクチャ ソリューションを設計する(4モジュール)
読み進めるときは、モジュールごとに「このサービスが選ばれる条件」と「選ばれない条件」を一行ずつ書き出すことをおすすめします。AZ-305の設問は、要件をひとつ変えると正解が変わる作りになっています。逆に言えば、選択の分岐点さえ言語化できていれば、初見のシナリオでも判断できます。
ステップ3:Azure Architecture Centerで「設計の型」を仕入れる
学習ガイドの学習リソース欄でも案内されているAzure アーキテクチャ センターは、この試験と相性が非常によい資料です。リファレンスアーキテクチャは「どの要件のときにどう組むか」がそのまま図と文章になっており、AZ-305の設問構造と同じ形をしています。全部を読む必要はありませんが、自分の実務で扱ったことのない領域(ハイブリッド接続、大規模データ分析、マルチリージョンDRなど)だけでも数本読んでおくと、選択肢を見たときの土地勘が生まれます。あわせてWell-Architected Frameworkの5本の柱を、設計判断の根拠として説明できるようにしておいてください。
ステップ4:問題演習で「選べる形」に変える
設計試験の失点は、知らない知識よりも「どれも正しく見える選択肢から一つに絞れないこと」から生まれます。Azure FilesとAzure NetApp Files、Service BusとEvent GridとEvent Hubs、Front DoorとApplication GatewayとTraffic Manager、Azure BackupとSite Recovery——このあたりは読むだけでは差がつかず、選択肢に並べられて初めて曖昧さが露呈します。範囲を一巡した直後から演習に入り、正答率よりも間違えた問題について「なぜ他の選択肢が誤りなのか」を説明できるようにすることを重視してください。
トキヌクではAZ-305対策の日本語オリジナル問題を200問(単一選択180問+複数選択20問)用意しています。公式の比率に合わせて4ドメインへ配分し、本番想定の模擬試験は50問・120分、全選択肢に解説(誤答にはなぜ違うかまで)を付けています。掲載しているのはすべて自前で作成した問題で、本試験問題の流用(ブレインダンプ)は一切使用していません。サンプル問題30問は登録なしで読めるようにしてあるので、まず解き味を確かめてみてください(問題集の詳細はこちら)。全問を解けるようになる期間パスは30日 ¥1,500 で、自動更新はありません。
ステップ5:仕上げ(直前1〜2週間)
Microsoftは無料の練習評価をAZ-305の試験ページから提供しています。本番と同じ問題ではありませんが、設問の言い回しと長さの感覚をつかむのに有効です。あわせて試験サンドボックスで画面操作を体験しておいてください。特にケーススタディ形式は、シナリオと設問を行き来する独特の画面構成なので、本番で初見にしないことをおすすめします。腰を据えて学ぶなら、講師による指導付きコース「AZ-305T00: Microsoft Azure インフラストラクチャ ソリューションの設計」もあります。公式の説明によれば、このコースは「講義とケース スタディを組み合わせて、基本的なアーキテクト設計の原則を紹介します」という構成です。
予約時の注意として、Microsoftは個人のMSAアカウントでの登録を強く推奨しています。組織(職場・学校)のアカウントで登録すると、その組織を離れたときに試験記録が失われ、復旧できません。副業や転職を視野に入れている方は特に気をつけてください。
合格後 ― 1年ごとの更新がある
AZ-900のような基礎認定と違い、エキスパート認定には有効期限があります。公式は「Microsoft のアソシエイト、エキスパート、専門の認定資格は、毎年有効期限が切れます」と明記しており、更新はMicrosoft Learn上の無料のオンライン評価に合格することで行います。評価はオープンブックで所要約45分、有効期限の6か月前から受験可能、回数無制限(2回目の試行後は24時間の待機)です。合格すると有効期限から1年延長されます。
注意点が2つあります。ひとつは更新の手段が更新評価だけであることで、公式FAQは「認定資格の有効期限が切れる前に、Microsoft Learn で認定資格の更新評価に合格する必要があります。認定資格を更新するための代わりのパスはありません。このポリシーに例外はありません」としています。試験を受け直しても更新にはなりません。もうひとつは前提資格との関係で、AZ-104側の認定が期限切れになってもエキスパート認定が自動的に失効することはなく、「各認定資格は、関連する更新評価に合格することにより、個別に更新する必要があります」と案内されています。2つの認定を持つと、更新も2つ分になるということです。
よくある質問
AZ-305に合格すればAzure Solutions Architect Expertになれますか?
AZ-305の合格だけでは認定されません。公式の認定ページは「Microsoft認定: Azure ソリューション アーキテクト エキスパート の認定を受けるには、次が必要です。Microsoft認定資格: Azure管理者アソシエイト 認定資格」と明記しており、ページ上部にも「前提条件: 1 個の認定資格」「必須の試験: AZ-305」と記載されています。つまりAZ-104によるAzure管理者アソシエイト認定と、AZ-305の合格の両方が必要です。受験の順序そのものに制限があるとは公式に書かれていませんが、エキスパート認定が成立するのは両方の要件を満たしたときです。最新の要件は公式サイトでご確認ください。
AZ-305は日本語で受験できますか?
受験できます。Microsoft Learnの試験ページには、英語・日本語・簡体中国語・韓国語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・ポルトガル語(ブラジル)・繁体中国語・イタリア語の10言語が記載されています。ただし出題範囲の改訂は英語版が先行し、公式は「この試験のローカライズ版が利用可能な場合は、この日付から約 8 週間後に更新されます」と案内しています。現行版は2026年4月17日に英語版が更新されたものです。改訂の直後に日本語で受験する場合は、日本語版がまだ旧版である可能性を頭に置いてください。
AZ-305の合格ラインと問題数、試験時間を教えてください。
合格スコアは1000点満点で700以上です(スケールスコアのため、正答率70%という意味ではありません)。問題数はMicrosoftが試験ごとに公表しておらず、「ほとんどの Microsoft 認定資格には通常、40 から 60 の質問が含まれますが、この数は試験により変わる場合があります」と案内されているのみです。試験時間もAZ-305の試験ページには明記されておらず、公式の一般案内では「ラボを使用しない、アソシエイトとエキスパートのロール ベースの試験」が100分(着席120分)、「ラボを含む可能性のある」試験が120分(着席140分)とされています。Microsoftはラボのある試験の一覧を公開しておらず、実際の試験時間は登録時に提示されます。
試験中にMicrosoft Learnを参照できるというのは本当ですか?
ロールベース試験では利用できます。公式は「アソシエイトまたはエキスパートの試験を完了すると、Microsoft Learn にアクセスできます」「このリソースは、ロールベースの試験でのみ使用でき、基礎試験または Microsoft Office Specialist (MOS) 試験では使用できません」と案内しており、エキスパートのロールベース試験であるAZ-305はこれに該当します。ただしQ&Aと練習評価と自分のプロファイルは除外され、追加時間は設けられず、閲覧している間も試験タイマーは進みます。公式も「すべての質問に答えるために活用すべきものではありません」と明記しています。用語やサービス名の裏取りに使う保険と考えるのが現実的です。
認定の有効期限と更新はどうなりますか。前提のAZ-104が期限切れになったらどうなりますか?
Microsoftのアソシエイト・エキスパート・専門の認定資格は1年で期限切れになり、Microsoft Learnの無料オンライン更新評価に合格すると有効期限から1年延長されます。評価はオープンブックで所要約45分、有効期限の6か月前から受けられ、受験回数に制限はありません(2回目の試行後は次まで24時間の待機が必要)。試験の再受験やベータ試験の合格で更新することはできず、期限が切れた場合は必要な試験に合格して取り直すことになります。なお公式FAQは、前提であるアソシエイトレベルの認定が期限切れになってもエキスパートレベルの認定は自動的には期限切れにならず、「各認定資格は、関連する更新評価に合格することにより、個別に更新する必要があります」としています。
AZ-305の問題演習はトキヌクで
トキヌクはAZ-305対策のオリジナル問題を全200問収録(30問は登録なしで無料)。全選択肢に「なぜ正解か・なぜ違うか」の解説付きで、弱点テーマに合わせた出題で効率よく仕上げられます。
AZ-305の演習を無料で始める →本記事は学習の参考情報であり、合格を保証するものではありません。試験の仕様(受験料・出題範囲等)は変更されることがあります。必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。本サービスは非公式の学習教材であり、各認定団体とは提携・承認・後援関係にありません。試験名は各団体の商標または登録商標です。
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