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AZ-305 サンプル問題

Microsoft Azure Solutions Architect Expert(AZ-305)対策のオリジナル問題50問を無料公開。アプリの無料枠と同じ問題で、全200問収録のAZ-305問題集から抜粋しています。「答えと解説を見る」を開くと、正解だけでなく全選択肢の解説を読めます。

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ID・ガバナンス・監視ソリューションの設計

ログ設計とルーティング

Q1. 小売企業が3つのサブスクリプションで約400台のAzure VMを運用しています。セキュリティ部門は、全VMのゲストOSのイベントログとsyslogを横断的にKQLで分析できるようにすることを求めています。運用の手間を最小限に抑えるログ設計を推奨する必要があります。どの設計を推奨すべきでしょうか。

  1. A. サブスクリプションごとにワークスペースを作り、クロスワークスペースクエリで分析する
  2. B. 各VMの診断データをストレージアカウントへ保存し、必要時にダウンロードして解析する
  3. C. 単一のLog Analyticsワークスペースを用意し、データ収集規則(DCR)で収集する
  4. D. 診断設定でイベントハブへ送信し、Stream Analyticsで集計する
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正解:C

A 分析自体は可能だが、保持設定・アクセス制御・コミットメント階層を3か所で維持することになり、手間を最小化するという要件から外れる

B ストレージにはKQLのクエリエンジンがなく、横断分析の要件を満たさない

C(正解) 正解。ワークスペース設計の公式指針は「要件を満たす最小数」であり、単一ワークスペースなら横断クエリがそのまま書ける。収集対象はDCRで一元的に定義できる

D ストリーム処理の基盤であり、アドホックなKQL分析の置き換えにはならない

ログ設計とルーティング

Q2. セキュリティチームが、ネットワーク機器の詳細なカスタムログをデータ収集規則(DCR)経由でLog Analyticsへ取り込みます。このログは平時にはまったく参照せず、インシデント発生時にのみ12か月分をさかのぼって検索します。取り込みと保持のコストを最小にする設計を推奨する必要があります。どのテーブルプランを推奨すべきでしょうか。

  1. A. Analyticsプラン
  2. B. Auxiliaryプラン
  3. C. Basicプラン
  4. D. ストレージアカウントへのみ送信する
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正解:B

A 全機能を使える既定のプランだが取り込み単価が最も高く、平時にまったく参照しないログには過剰

B(正解) 正解。大量で詳細な、めったに参照しないログのために用意された最も低コストのプランで、合計保持期間の全体にわたってクエリできる。APIで新規作成するDCRベースのカスタムテーブルに設定する

C 取り込みは安価だが対話型でクエリできる期間が30日に固定されるため、12か月をさかのぼって検索するという要件に合わない

D 保管コストは最も低いが、KQLによる検索ができず調査の要件を満たさない

ログ設計とルーティング

Q3. 金融機関がオンプレミスのSIEM製品を引き続き利用します。Azureのアクティビティログとリソースログを、数分以内の遅延でこのSIEMへ取り込む設計を推奨する必要があります。どの設計を推奨すべきでしょうか。

  1. A. 診断設定の宛先にイベントハブを指定し、SIEMのコネクタで取り込む
  2. B. 診断設定の宛先にストレージアカウントを指定し、SIEM側で定期的にBlobを取得する
  3. C. Log Analyticsワークスペースへ送り、Logic Appsで1時間ごとにクエリ結果をSIEMへ送信する
  4. D. Microsoft Sentinelを有効化し、既存SIEMの代わりに使う
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正解:A

A(正解) 正解。イベントハブはSIEM連携のために用意された標準の宛先で、ストリームとして数秒から数分の遅延で受け渡せる

B Blobは追記型でフラッシュ間隔があり、さらにポーリング周期が上乗せされるため数分以内という要件に届かない

C 1時間周期では遅延要件を満たさず、転送処理を自前で保守することにもなる

D 既存SIEMを継続利用するという前提を変えてしまう提案であり、要件への回答になっていない

ログ設計とルーティング

Q4. 全社の管理グループ配下に約60のサブスクリプションがあります。監査部門は、既存および今後作成されるすべてのキーコンテナーとストレージアカウントで診断設定が有効になっていることを求めています。継続的な手作業を伴わない設計を推奨する必要があります。どの設計を推奨すべきでしょうか。

  1. A. 管理グループスコープでAudit効果の組み込みポリシーを割り当てる
  2. B. サブスクリプションごとにARMテンプレートで各リソースの診断設定をデプロイする
  3. C. Azure Automationのrunbookを毎晩実行し、診断設定のないリソースを検出して作成する
  4. D. DeployIfNotExists効果の組み込みイニシアティブを管理グループスコープで割り当てる
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正解:D

A 非準拠を可視化するだけで診断設定は作成されず、結局は手作業の是正が必要になる

B 新規サブスクリプションや新規リソースのたびに実行が必要で、漏れが発生する

C 実現は可能だが独自スクリプトの保守が残り、Azureが用意した標準手段より運用負荷が高い

D(正解) 正解。今後作成されるリソースには自動でデプロイされ、既存の非準拠リソースは修復タスクで一括是正できる。管理グループスコープなら新規サブスクリプションにも継承される

ログ設計とルーティング

Q5. 官公庁向けのシステムで、Azure Monitorログを顧客管理キー(CMK)で暗号化することが要件です。取り込み量は1日あたり1 TBを超え、安定した取り込みパフォーマンスとコストの最適化も同時に求められています。どの設計を推奨すべきでしょうか。

  1. A. ワークスペースのアクセス制御モードをリソースコンテキストへ変更する
  2. B. Log Analytics専用クラスターを作成し、対象のワークスペースをリンクする
  3. C. すべてのテーブルをBasicプランに変更する
  4. D. ワークスペースへの接続をプライベートエンドポイントに限定する
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正解:B

A クエリ時のアクセス制御の設定であり、保存時の暗号化キーには一切関与しない

B(正解) 正解。専用クラスターはCMKによる暗号化の前提となる構成で、専用の取り込み容量とクラスター単位のコミットメント階層も併せて得られる

C 取り込み単価は下がるが、CMKの要件は満たされず、分析機能も制限される

D ネットワーク到達性の制御であって、保存時の暗号化キーが顧客管理になるわけではない

ログ設計とルーティング

Q6. セキュリティ運用チームがMicrosoft Sentinelを導入します。同じ環境でインフラ運用チームはVMのパフォーマンスデータやアプリケーションログをAzure Monitorで分析しています。セキュリティ以外の運用データにSentinelの料金が適用されることを避け、両チームのデータの所有権も分離したいと考えています。どの設計を推奨すべきでしょうか。

  1. A. 1つのワークスペースに集約し、テーブルレベルのRBACで参照範囲を分ける
  2. B. 運用監視データをBasicプランのテーブルへ移す
  3. C. Sentinel用のワークスペースと運用監視用のワークスペースを別々に用意する
  4. D. 運用監視データをストレージアカウントへ直接送信する
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正解:C

A Sentinelを有効にしたワークスペースは、その中のすべてのデータがSentinelの課金対象になる。RBACでは課金は分離できない

B 単価は下がるがSentinel課金の対象から外れるわけではなく、所有権の分離にもならない

C(正解) 正解。課金と所有権の境界がワークスペース単位であるため、セキュリティ用と運用用を分けるのが公式に示された設計パターン

D 課金は避けられるが運用チームがKQLで分析できなくなり、現行の運用が成り立たない

ログ設計とルーティング

Q7. 1つのLog Analyticsワークスペースに全社のログを集約しています。各アプリケーションチームには自分たちが所有するAzureリソースのログだけを参照させ、他チームのログは見せない必要があります。ワークスペースを分割せずに実現する方法を推奨する必要があります。どの方法を推奨すべきでしょうか。

  1. A. ワークスペースをリソースコンテキストのアクセス制御モードにする
  2. B. 各チームにワークスペーススコープでLog Analyticsリーダーロールを割り当てる
  3. C. テーブルごとにカスタムロールを作成してチームへ割り当てる
  4. D. チームごとに保存済みクエリを用意し、フィルターを適用する
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正解:A

A(正解) 正解。リソースコンテキストのアクセスになり、利用者は自分が読み取り権限を持つリソースのログ行だけを参照できる。ワークスペースを分けずに分離できる標準の方法

B ワークスペースコンテキストの権限となり、ワークスペース内のすべてのデータを参照できてしまう

C テーブル単位の制御はできるが、同じテーブルに複数チームのリソースのログが混在するため要件を満たせない

D 利用者がクエリを書き換えれば他チームのログも読めるため、アクセス制御にはならない

監視ソリューションの設計

Q8. eコマースサイトをApp Serviceで運用しています。開発チームは、応答が遅いページの原因が下流のAzure SQL DatabaseかAzure Cache for Redisかを切り分け、失敗した要求については例外のスタックまで追跡できることを求めています。どの監視ソリューションを推奨すべきでしょうか。

  1. A. 接続モニターでApp ServiceとSQL Database間の待ち時間を測定する
  2. B. App Serviceの診断設定でHTTPログをワークスペースへ送る
  3. C. App Serviceの基盤インスタンスでVM insightsを有効にする
  4. D. Application Insightsを有効にし、依存関係の追跡とアプリケーションマップを使う
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正解:D

A ネットワーク経路の到達性と遅延の測定であり、アプリケーション内部の依存関係の内訳は得られない

B 要求単位の応答時間は分かるが、どの依存関係が遅いのか、どの例外が起きたのかまでは分からない

C VMやArc対応サーバーのゲスト監視の機能で、App Serviceのアプリケーション内トレースは取得できない

D(正解) 正解。APMとして依存関係の呼び出し(SQL・Redis)を自動収集し、アプリケーションマップで遅延の内訳を、エンドツーエンドのトランザクション診断で例外のスタックを追跡できる

監視ソリューションの設計

Q9. オンプレミスのHyper-V上とAzure上に合計300台のWindows/Linuxサーバーがあります。CPUやメモリの傾向に加えて、サーバー間のプロセスレベルの通信依存関係をマップで把握したいと考えています。どの設計を推奨すべきでしょうか。

  1. A. 各サーバーにMicrosoft Monitoring Agent(MMA)を導入する
  2. B. Azure Arc対応サーバーとして接続し、VM insightsを有効にする
  3. C. 全サーバー間でNetwork Watcherの接続モニターを構成する
  4. D. Azure Migrateの依存関係分析を継続的に実行する
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正解:B

A MMAは2024年8月にサポートを終了しており、現行のエージェントはAzure Monitorエージェント

B(正解) 正解。Arcで非Azureサーバーをリソースとして扱えるようになり、VM insightsのマップ機能でプロセスと接続の依存関係を可視化できる

C 指定したエンドポイント間の到達性と遅延の測定であり、プロセス単位の依存関係マップは提供されない

D 移行計画のための一時的な評価機能であり、恒常的な監視基盤として設計されていない

監視ソリューションの設計

Q10. AKSクラスターのPrometheusメトリクスを既存のGrafanaダッシュボードで可視化し、18か月分を保持する設計が必要です。Prometheusサーバーとその永続ストレージを自前で運用することは避けたいと考えています。どの設計を推奨すべきでしょうか。

  1. A. Container insightsでLog Analyticsワークスペースへログとして取り込む
  2. B. クラスター内にPrometheusとGrafanaをHelmで導入する
  3. C. マネージドサービス版のPrometheusとAzure Managed Grafanaを組み合わせる
  4. D. クラスターのAzure Monitorプラットフォームメトリクスを利用する
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正解:C

A コンテナーのログとインベントリが中心で、PromQLによるクエリやGrafanaのPrometheusデータソースとしては利用できない

B 実現はできるが、自前運用を避けたいという要件に正面から反する

C(正解) 正解。Azure MonitorワークスペースはPrometheusメトリクスの保存先で、既定で18か月保持される。Managed Grafanaから既存のダッシュボードをそのまま利用できる

D 保持期間は93日で、アプリケーションが公開するカスタムのPrometheusメトリクスも扱えない

監視ソリューションの設計

Q11. 40のサブスクリプションで発生する重大度1のアラートを、既存のITSM製品へチケットとして自動起票します。計画メンテナンスの時間帯は通知を止めたいという要件もあります。どの設計を推奨すべきでしょうか。

  1. A. ITSMアクションを含むアクショングループと、抑制用のアラート処理ルールを構成する
  2. B. アラートルールごとにメール通知を設定し、メンテナンス時は各ルールを無効化する
  3. C. Azure Monitor通知ブローカーを有効にして、ITSM製品へ転送する
  4. D. Logic Appsで5分ごとにアクティビティログを照会し、重大度1のチケットを作成する
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正解:A

A(正解) 正解。ITSM連携はアクショングループのITSMアクションで行い、時間帯ベースの抑制はアラート処理ルールで宣言的に構成できる。アラートルール自体を触らずに済む

B ルール数だけ手作業が発生し、戻し忘れによる監視の穴が生じる

C架空 実在しない機能。Azure MonitorからITSM製品への連携はアクショングループのITSMアクション(ITSMコネクタ)で行う

D 遅延と重複起票の制御を自前で作り込むことになり、抑制の仕組みも別途必要になる

監視ソリューションの設計

Q12. 季節変動が大きいワークロードのVMに対してCPU使用率のアラートを構成します。固定のしきい値では夜間バッチのたびに誤検知が発生します。運用チームは同じ考え方を数百台のVMへ適用したいと考えています。どの設計を推奨すべきでしょうか。

  1. A. すべてのVMで静的しきい値を90%へ引き上げる
  2. B. VMごとに静的しきい値のアラートを作成し、個別に調整する
  3. C. ログクエリアラートで1時間ごとにCPU使用率の平均値を評価する
  4. D. 複数リソースをスコープにした動的しきい値のアラートを作成する
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正解:D

A 誤検知は減るが、通常時の異常な上昇を見逃すことになる

B 数百台では作成と調整の運用が破綻する

C 評価が粗くなって検知が遅れるうえ、変動する基準線の学習も行われない

D(正解) 正解。動的しきい値は過去のパターンから基準線を学習するため周期的な変動を誤検知しない。VMのプラットフォームメトリックはサブスクリプションやリソースグループ単位の複数リソーススコープで1つのルールにまとめられる

認証とハイブリッドIDの設計2つ選択

Q13. AD FSファームを廃止し、Microsoft 365の認証をクラウドへ移行します。要件は次の2点です。(1)通常時のサインイン検証はオンプレミスのActive Directoryで行うこと。(2)オンプレミス側で障害が発生した場合もクラウドアプリへのサインインを継続できること。推奨すべき構成を2つ選んでください。(2つ選択)

  1. A. パススルー認証エージェントを複数台のサーバーへ配置する
  2. B. AD FSファームを縮小して残し、フェールオーバー先とする
  3. C. Microsoft Entra Domain Servicesを展開する
  4. D. すべてのユーザーをクラウド専用アカウントへ移行する
  5. E. パスワードハッシュ同期を併せて有効にする
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正解:A・E

A(正解) 正解。パススルー認証はサインインの検証をオンプレミスのドメインコントローラーへ委ねる方式で、エージェントを冗長化することで単一障害点を排除できる

B AD FSを廃止するという前提に反し、オンプレミス側の障害時に使えない点も変わらない

C Azure上のマネージドドメインを提供するサービスで、テナントのサインイン方式には関与しない

D 要件(1)のオンプレミスADでの検証が成り立たなくなる

E(正解) 正解。パススルー認証と併用して構成しておくと、オンプレミス側の障害時にクラウド認証へ切り替えてサインインを継続できる。可用性設計として推奨されている構成

ログ設計とルーティング2つ選択

Q14. Log Analyticsワークスペースの月額コストが予算を超えています。監査要件により、認証関連のテーブルは7年間参照できる必要があります。一方、ファイアウォールの通信ログは大量に取り込まれますが、参照は直近30日の単純な検索だけです。データの取りこぼしは許されません。推奨すべき対策を2つ選んでください。(2つ選択)

  1. A. すべてのテーブルの対話型保持期間を7年に設定する
  2. B. ファイアウォールの通信ログのテーブルプランをBasicへ変更する
  3. C. 認証関連のテーブルをAuxiliaryプランへ変更する
  4. D. 認証関連のテーブルの合計保持期間を7年へ延長する
  5. E. ワークスペースをリージョンごとに分割する
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正解:B・D

A 最も単価の高い保持形態を全テーブルへ適用することになり、コストはむしろ大幅に増える

B(正解) 正解。単純な検索しか行わず30日で足りるログはBasicプランの想定用途そのもので、取り込み単価を大きく下げられる

C 組み込みのAzureテーブルはAuxiliaryプランに対応しておらず、既存テーブルのプランをAuxiliaryへ変更することもできない

D(正解) 正解。対話型保持を超える期間は単価の低い長期保持として保管され、必要時に検索ジョブや復元で参照できる。7年の参照要件を最小コストで満たせる

E 取り込みの総量は変わらず、コミットメント階層の適用単位が小さくなって割引が効きにくくなるため逆効果

データストレージソリューションの設計

リレーショナルストアの選定

Q15. オンプレミスで稼働するSQL Server 2016のデータベース群をAzureへ移行する必要があります。アプリケーションはSQL Server Agentのジョブ、データベースをまたぐクエリ、CLRアセンブリを使用しています。アプリケーションコードの変更を最小限に抑えたうえで、OSとデータベースエンジンのパッチ適用は自組織の責任から外したいと考えています。どのデータストアを推奨すべきでしょうか。

  1. A. Azure SQL Databaseの単一データベース
  2. B. Azure Database for PostgreSQLフレキシブルサーバー
  3. C. Azure Virtual Machines上のSQL Server
  4. D. Azure SQL Managed Instance
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正解:D

A SQL Server Agentとデータベースをまたぐクエリをサポートしないため、アプリケーション側の作り直しが必要になる

B データベースエンジンが異なり、スキーマとT-SQLの全面的な書き換えが避けられない

C 互換性は最も高いが、OSとSQL Serverのパッチ適用が自組織の責任として残るため要件に反する

D(正解) 正解。SQL Serverとのインスタンスレベルの互換性が高く、SQL Server Agent・クロスデータベースクエリ・CLRをそのまま利用できる。PaaSのためOSとエンジンのパッチはAzureが担当する

リレーショナルストアの選定

Q16. 社内で稼働するPostgreSQL 16のデータベースをAzureへ移行する必要があります。既存の拡張機能を継続して利用でき、可用性ゾーンをまたぐ高可用性構成と、メンテナンス期間の指定が求められます。新規設計として推奨すべきサービスはどれでしょうか。

  1. A. Azure Database for PostgreSQLフレキシブルサーバー
  2. B. Azure Cosmos DB for PostgreSQL
  3. C. Azure SQL Database
  4. D. Azure Virtual Machines上のPostgreSQL
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正解:A

A(正解) 正解。拡張機能の利用、ゾーン冗長高可用性、カスタムメンテナンス期間の指定に対応した現行のマネージドPostgreSQLである

B リタイアメントパスに入っており新規設計では選定しない。もともとCitusによる分散スケールアウト向けで、単一サーバーの移行先という位置づけでもない

C エンジンがSQL Serverであり、PostgreSQLの拡張機能やSQL方言をそのまま持ち込めない

D 高可用性とパッチ適用を自前で構築・運用することになり、マネージドサービスの利点を失う

リレーショナルストアの選定

Q17. 基幹システムのSQL Serverを移行します。監査部門の要件により、OSレベルでのアクセスと、サードパーティ製のバックアップエージェントおよびウイルス対策エージェントの導入が必須です。さらにデータベースエンジンのバージョンを組織が明示的に固定する必要があります。どの構成を推奨すべきでしょうか。

  1. A. Azure SQL Managed Instance
  2. B. Azure SQL Databaseのエラスティックプール
  3. C. Azure SQL DatabaseのHyperscale
  4. D. Azure Virtual Machines上のSQL Server
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正解:D

A PaaSのためOSへのアクセスやエージェントの導入ができず、エンジンのバージョンも自動的に更新される

B OSもインスタンスも隠蔽されており、エージェントの導入とバージョン固定のいずれも満たせない

C サービスティアの選択で解決する問題ではない。PaaS全般がOSへのアクセスを提供しない

D(正解) 正解。IaaSのためOSを完全に制御でき、任意のエージェント導入とバージョン固定が可能。その代わりパッチ適用の責任は自組織に残る

リレーショナルストアの選定

Q18. SaaSアプリケーションをテナントごとに独立したデータベースで提供しています。データベースは約200個あり、利用のピークはテナントごとに時間帯が異なり、平均使用率は低い状態です。テナントごとのデータ分離を維持したまま、コストを最適化する必要があります。何を推奨すべきでしょうか。

  1. A. すべてのデータベースを1つに統合し、テナントIDの列で論理的に分離する
  2. B. データベースをエラスティックプールに配置する
  3. C. 各データベースに個別のプロビジョニング済みコンピューティングを割り当てる
  4. D. 各データベースを個別のAzure SQL Managed Instanceに配置する
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正解:B

A アプリケーションの大規模な改修が必要になるうえ、テナントごとのデータ分離という前提が崩れる

B(正解) 正解。プールに割り当てたリソースを複数のデータベースで共有するため、ピークがずれる多数のデータベースを集約するとコスト効率が高い

C ピークに合わせて個別に確保するため、平均使用率が低いほど無駄が大きくなる

D インスタンス単位の課金となり、200個の構成では大幅なコスト増になる

リレーショナルストアの選定

Q19. 開発チーム向けのデータベースは、平日の日中に断続的に使われるだけで、夜間と週末はまったくアクセスがありません。使用していない時間帯のコンピューティング料金を発生させない構成を推奨する必要があります。どれを選ぶべきでしょうか。

  1. A. サーバーレスコンピューティングティア
  2. B. プロビジョニング済みコンピューティングティアで最小のvCoreを指定する
  3. C. Hyperscaleで高可用性セカンダリレプリカ数を0にする
  4. D. データベースをエラスティックプールに移動する
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正解:A

A(正解) 正解。ワークロードに応じて自動的にスケーリングし秒単位で課金される。自動一時停止を構成すると、無活動期間のコンピューティング料金が発生しなくなる

B 確保したコンピューティングに対して継続的に課金されるため、アイドル時の料金はゼロにならない

C レプリカを減らしてもプライマリのコンピューティング料金は発生し続ける

D プールのリソースが常時課金されるため、単独の断続利用データベースではむしろ割高になる

サービスティアとコンピューティング

Q20. 新規のOLTPアプリケーション向けにAzure SQL Databaseを設計しています。データ量は現在500GBですが、3年以内に30TBを超える見込みです。ストレージの拡張でダウンタイムを発生させたくなく、大規模になってもバックアップと復元を短時間で完了させる必要があります。どのサービスティアを推奨すべきでしょうか。

  1. A. General Purpose
  2. B. Hyperscale
  3. C. Business Critical
  4. D. DTU購入モデルのPremium
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正解:B

A データとログのストレージ上限が4TBであり、30TBという要件を満たせない

B(正解) 正解。ストレージは最大128TBまで自動的に拡張され、スナップショットベースのバックアップによりデータサイズに依存しない高速な復元ができる

C ローカルSSDによる低遅延が特長だがストレージ上限は4TBで、テラバイト級の拡張要件に対応できない

D DTUモデルのストレージ上限はvCoreモデルより小さく、そもそもテラバイト級の拡張を想定した購入モデルではない

サービスティアとコンピューティング

Q21. 証券取引の約定処理を担うAzure SQL Databaseを設計しています。ストレージ層への応答は平均1〜2ミリ秒である必要があり、メモリ最適化テーブルによるインメモリOLTPを利用します。加えて障害発生時のフェールオーバーを高速に完了させる必要があります。どのサービスティアを推奨すべきでしょうか。

  1. A. General Purpose
  2. B. Hyperscale
  3. C. Business Critical
  4. D. サーバーレスコンピューティングティアのGeneral Purpose
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正解:C

A コンピューティングとストレージが分離したリモートストレージ構成で遅延は5〜10ミリ秒。インメモリOLTPも利用できない

B 幅広いワークロードに適するが、メモリ最適化テーブル(インメモリOLTP)はサポートされない

C(正解) 正解。ローカルSSDにデータを配置して1〜2ミリ秒の低遅延を実現し、3つのセカンダリレプリカによる高速フェールオーバーとインメモリOLTPをサポートする

D コンピューティングの課金と自動スケーリングに関する選択であり、ストレージ遅延とインメモリOLTPの制約はGeneral Purposeのまま変わらない

サービスティアとコンピューティング

Q22. 社内の業務報告アプリケーション用にAzure SQL Databaseを設計しています。データ量は200GB程度で増加は緩やか、同時実行数は少なく、ストレージ遅延は5〜10ミリ秒で問題ありません。追加の可用性要件やスケーラビリティ要件はなく、費用を最小化することが最優先です。どのサービスティアを推奨すべきでしょうか。

  1. A. ゾーン冗長を有効にしたBusiness Critical
  2. B. Business Critical
  3. C. Hyperscale
  4. D. General Purpose
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正解:D

A 可用性の要件は提示されておらず、コストがさらに上がるため費用優先という判断と矛盾する

B 3つの追加レプリカを常に確保するためGeneral Purposeのおよそ2.7倍のコストになり、提示された要件に対して過剰

C コンピューティングレプリカごとの課金となり、この規模と要件ではGeneral Purposeよりコストが高くなる

D(正解) 正解。コンピューティングとストレージのバランスが取れた予算重視のティアで、既定のSLAと5〜10ミリ秒のストレージ遅延で足りる汎用ワークロードに適する

サービスティアとコンピューティング

Q23. ソフトウェアアシュアランス付きのSQL Server Enterprise Editionのライセンスを多数保有しています。これらのデータベースをAzure SQL Managed Instanceへ移行するにあたり、保有するライセンス資産を活用してコンピューティングコストを削減する必要があります。何を推奨すべきでしょうか。

  1. A. vCore購入モデルを選択し、Azure Hybrid Benefitを適用する
  2. B. DTU購入モデルを選択する
  3. C. サーバーレスコンピューティングティアを選択する
  4. D. 開発/テスト向けのサブスクリプション提供を利用する
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正解:A

A(正解) 正解。vCore購入モデルでのみAzure Hybrid Benefitが適用でき、保有するSQL Serverライセンスをコンピューティング料金の割引に充当できる

B DTU購入モデルはAzure SQL Managed Instanceには存在しない。仮にAzure SQL Databaseであっても、DTUモデルではAzure Hybrid Benefitや予約割引を適用できない

C Azure SQL Managed Instanceにサーバーレスコンピューティングティアは提供されていない。仮に使えたとしても保有ライセンスを反映する仕組みではない

D 本番ワークロードには利用できず、保有ライセンスの活用という要件とも異なる

サービスティアとコンピューティング

Q24. Azure SQL Managed Instanceへの移行を計画しています。1つのインスタンスに配置するデータベースは約300個、必要なストレージは24TBです。ローカルSSDによる低遅延や読み取り可能セカンダリは不要で、コストはGeneral Purposeと同等の基本料金に抑える必要があります。どの構成を推奨すべきでしょうか。

  1. A. General Purposeサービスティア
  2. B. Next-gen General Purposeサービスティア
  3. C. Business Criticalサービスティア
  4. D. 複数のGeneral Purposeインスタンスへ分割する
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正解:B

A データベース数の上限が100、インスタンスのストレージ上限が16TBであり、300個・24TBの要件を満たせない

B(正解) 正解。General Purposeと同じ基本コストで最大500データベース・32TBまで対応する。Elastic SANベースのストレージにより遅延とIOPSも改善される

C ストレージ上限が16TBで24TBに届かず、データベース数の上限も100。加えてコストはおよそ2.7倍になる

D インスタンス数が増えて運用負荷とコストが悪化し、1つのインスタンスへ集約するという前提にも反する

サービスティアとコンピューティング

Q25. 規制対象の個人データを扱うAzure SQL Databaseを設計しています。列を暗号化したまま、サーバー側でパターン一致検索と範囲検索を実行できる必要があり、ハードウェアベースのセキュアエンクレーブによる保護が求められています。どのハードウェア構成を推奨すべきでしょうか。

  1. A. 標準シリーズ(Gen5)
  2. B. Fsv2シリーズ
  3. C. プレミアムシリーズ メモリ最適化
  4. D. DCシリーズ
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正解:D

A ほとんどのワークロードに適した汎用構成で、ソフトウェアベースのVBSエンクレーブなら構成できるが、Intel SGXによるハードウェアエンクレーブは提供しないため要件を満たさない

B 新規作成が終了し2026年10月1日にリタイア予定の旧世代ハードウェアで、General Purposeのみ対応。ハードウェアエンクレーブの要件も満たさない

C vCoreあたりのメモリ量を増やした構成であり、SGXベースのエンクレーブには対応しない

D(正解) 正解。Intel SGXを搭載しており、Always Encrypted with secure enclavesによるエンクレーブ内での比較・範囲検索を実行できる

ビジネス継続性ソリューションの設計

コンピューティングのバックアップ

Q26. 小売業の基幹在庫システムがAzure仮想マシン上で稼働しています。監査部門から、障害時のデータ損失を4時間以内に抑えるよう求められました。追加のエージェント導入や運用スクリプトを増やさず、Azure Backupの標準機能だけで要件を満たす設計を推奨する必要があります。何を推奨すべきでしょうか。

  1. A. 拡張(Enhanced)バックアップポリシーを作成し、時間単位のスケジュールを構成する
  2. B. 標準(Standard)ポリシーを4本作り、開始時刻を4時間ずつずらして同じVMに割り当てる
  3. C. VMにMARSエージェントを追加導入し、1日3回のバックアップを構成する
  4. D. Azure Site Recoveryのレプリケーションを有効にし、回復ポイントを保持する
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正解:A

A(正解) 正解。拡張ポリシーは1日に複数回のバックアップに対応し、時間単位スケジュールでは最短4時間間隔を選べるためRPO 4時間を満たせる

B 1つの保護対象に割り当てられるバックアップポリシーは1つだけで、複数ポリシーを重ねることはできない

C MARSはファイルとフォルダー単位の保護でVM全体の復旧にならず、要件に反してエージェント運用も増える

D Site RecoveryはDRの仕組みでバックアップの代替にはならず、長期保持や項目単位の復元ができない

コンピューティングのバックアップ

Q27. 既存のAzure仮想マシン群は、ローカル冗長(LRS)構成のRecovery Servicesコンテナーへ1年以上バックアップされています。事業継続計画の見直しにより、プライマリリージョンが失われてもバックアップからセカンダリリージョンへ復旧できることが求められました。最小限の手戻りで要件を満たす方法を推奨してください。

  1. A. 既存コンテナーのストレージレプリケーションの種類を地理冗長(GRS)へ変更する
  2. B. 地理冗長(GRS)のコンテナーを新規作成し、そちらへ保護を構成し直す
  3. C. 既存コンテナーのバックアップデータをセカンダリリージョンのコンテナーへ複製する
  4. D. 既存コンテナーをセカンダリリージョンへ移動する
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正解:B

A コンテナーの冗長性は最初のバックアップが保存される前にしか変更できず、運用中のコンテナーでは選べない

B(正解) 正解。運用開始後は冗長性を変えられないため、GRSの新規コンテナーで保護を組み直し、リージョン間復元を有効化するのが唯一の道。旧コンテナーは既存復旧ポイントの保持期間が切れるまで残す

C コンテナー間でバックアップデータを移動・複製する機能はサポートされていない

D コンテナーはサブスクリプションやリソースグループ間なら移動できるが、リージョン間の移動はできない

コンピューティングのバックアップ

Q28. オンプレミスのWindowsファイルサーバー3台について、共有フォルダーのファイルとシステム状態をAzureへ直接バックアップしたいと考えています。アプリケーション整合性のバックアップは不要で、専用のバックアップサーバーを新たに構築せずに済ませる必要があります。何を推奨すべきでしょうか。

  1. A. 各サーバーにMARSエージェントを導入し、コンテナーへ直接バックアップする
  2. B. Microsoft Azure Backup Server(MABS)を構築し、3台を保護対象として登録する
  3. C. 各サーバーにSite Recoveryのモビリティサービスを導入してAzureへ複製する
  4. D. Azure File Syncのサーバーエンドポイントを構成し、クラウド階層化を有効にする
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正解:A

A(正解) 正解。MARSエージェントはファイル・フォルダーとシステム状態を1日3回までAzureへ直接バックアップでき、追加のサーバーを必要としない

B MABSはアプリ整合性や細かい復旧が必要な場合に選ぶ構成で、専用サーバーを建てない要件に反する

C Site RecoveryはDRの仕組みで、ファイルやシステム状態を世代管理するバックアップではない

D File Syncは同期とキャッシュの仕組みであり、世代を遡って復元するバックアップにはならない

コンピューティングのバックアップ

Q29. 金融系の顧客から、ランサムウェア攻撃で管理者資格情報が奪われた場合でも、保持期間中のバックアップデータが削除されないようにしたいと相談を受けました。運用上の柔軟性よりも保護の強度を優先する方針です。何を推奨すべきでしょうか。

  1. A. 顧客管理キー(CMK)でバックアップデータを暗号化する
  2. B. コンテナーのストレージレプリケーションを地理冗長(GRS)にする
  3. C. コンテナーで不変性(イミュータブルコンテナー)を有効にし、不可逆としてロックする
  4. D. コンテナーの論理削除(ソフト削除)の保持期間を既定のままにする
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正解:C

A 暗号化は機密性のための対策であり、復旧ポイントを削除する操作そのものは止められない

B 地理冗長はリージョン障害への備えで、権限を持つ主体による削除は複製先にも及ぶ

C(正解) 正解。不変性を有効にすると保持期間の短縮や復旧ポイントの削除が拒否され、不可逆にロックすれば設定の解除自体ができなくなる

D 論理削除は削除後の一定期間だけ復元できる猶予であり、削除操作そのものを拒否する仕組みではない

コンピューティングのバックアップ

Q30. 分析用の一時データだけを保持する2TBのデータディスクを持つAzure仮想マシンがあります。このディスクは障害時に再生成でき、バックアップのストレージコストを抑えたいと考えています。OSディスクと業務データのディスクは従来どおり保護する必要があります。何を推奨すべきでしょうか。

  1. A. 一時データのディスクにだけ保持期間の短い別ポリシーを割り当てる
  2. B. VM全体をバックアップ対象から外し、ディスクスナップショットを手動で取得する
  3. C. 一時データのディスクを非管理ディスクへ変換して対象外にする
  4. D. 選択的ディスクバックアップを構成し、一時データのディスクを除外する
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正解:D

A バックアップポリシーはVM単位で割り当てるため、同一VM内のディスクごとに別のポリシーは適用できない

B 運用負荷が増えるうえ、OSディスクと業務データの世代管理や保持ポリシーも失われる

C 非管理ディスクはレガシーな構成で推奨されない。マネージドディスクのまま除外する手段がある

D(正解) 正解。選択的ディスクバックアップはVM内の一部のデータディスクをバックアップ対象から外せるため、保護範囲を保ったままコストを削減できる

データベースのバックアップ

Q31. Azure SQL Database上の会計システムについて、規制要件により月次のフルバックアップを7年間保持する必要が生じました。現在はポイントインタイム復元の保持期間を設定可能な最大値にしていますが、それでも要件を満たせません。何を推奨すべきでしょうか。

  1. A. ポイントインタイム復元の保持期間を7年へ延長する
  2. B. 長期保存バックアップ保持(LTR)ポリシーを構成する
  3. C. 自動フェールオーバーグループのセカンダリを別リージョンに作成する
  4. D. バックアップストレージの冗長性を地理冗長に変更する
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正解:B

A ポイントインタイム復元の保持期間は最長35日で、年単位まで延長する設定は存在しない

B(正解) 正解。LTRポリシーは週次・月次・年次のフルバックアップを最長10年まで保持でき、35日の上限を超える規制要件に対応できる

C 継続的に同期するDRの仕組みで、過去時点のバックアップを長期に保管する用途ではない

D バックアップの置き場所と耐障害性の設定であり、保持できる期間は変わらない

データベースのバックアップ

Q32. SQL Server 2022をAzure仮想マシン上で運用しています。RPOを15分、復旧ポイントの保持を35日にする要件があり、SQL Server側で独自のバックアップ運用スクリプトを増やすことは避けたいと考えています。何を推奨すべきでしょうか。

  1. A. Azure VMバックアップの拡張ポリシーを4時間間隔で構成する
  2. B. SQL ServerのメンテナンスプランでBLOBへログを書き出す
  3. C. Azure BackupのSQL Server in Azure VMで、ログバックアップを15分間隔にする
  4. D. SQL Server Always On可用性グループの同期コミットセカンダリを追加する
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正解:C

A VM単位のバックアップはRPOが最短4時間で、15分という要件を満たせない

B 避けたいはずの独自運用を作り込むことになり、復元も手作業が前提になる

C(正解) 正解。Azure BackupのSQL Serverワークロード保護ではログバックアップを最短15分間隔で構成でき、最長35日まで保持できる

D 可用性グループは高可用性のための仕組みで、過去時点へ戻すバックアップの代わりにはならない

データベースのバックアップ

Q33. Azure Database for PostgreSQLフレキシブルサーバー(汎用目的)で稼働する基幹APIがあります。リージョン全体の障害からRTO数分で復旧する要件がありますが、地理冗長バックアップからのgeo復元では数時間かかることが判明しました。何を推奨すべきでしょうか。

  1. A. 別リージョンに読み取りレプリカを作成し、仮想エンドポイントを構成する
  2. B. ゾーン冗長高可用性を有効にする
  3. C. バックアップの保持期間を最大の35日へ延長する
  4. D. コンピューティング階層をメモリ最適化へ変更する
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正解:A

A(正解) 正解。クロスリージョン読み取りレプリカの昇格は数分で完了し、仮想エンドポイントが接続先を自動的に切り替えるためgeo復元より大幅にRTOが短い

B ゾーン冗長高可用性は同一リージョン内のゾーン障害への対策で、リージョン全体の障害は救えない

C 保持期間を延ばしても復元にかかる時間は短くならず、RTOの要件には効かない

D 性能階層の変更にすぎず、リージョン障害からの復旧手段にはならない

データベースのバックアップ

Q34. Azure Cosmos DB for NoSQLを使うアプリで、開発者の操作ミスによりコンテナー内のドキュメントが大量に削除される事故が起きました。今後は削除の直前の状態へ戻せるようにしたいと考えており、復旧時点を細かく指定できることを重視しています。何を推奨すべきでしょうか。

  1. A. 定期バックアップの取得間隔を最短にし、保持世代数を最大にする
  2. B. サービス管理フェールオーバーを有効にする
  3. C. 整合性レベルを強固な整合性(Strong)へ変更する
  4. D. 継続バックアップ(ポイントインタイム リストア)を有効にする
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正解:D

A 定期バックアップは決まった間隔のスナップショットで、任意の時点を指定した復元はできない

B リージョン障害時に書き込み先を切り替える機能で、誤削除は各リージョンへ複製されるため救えない

C 整合性レベルは読み取り時の保証を決める設定で、削除操作を取り消す手段ではない

D(正解) 正解。継続バックアップは保持期間内の任意の時点を秒単位で指定して新しいアカウントへ復元でき、論理的な削除事故からの復旧に適する

インフラストラクチャソリューションの設計

コンピューティング設計

Q35. 映像制作会社が、3Dシーンのレンダリングジョブを夜間にまとめて実行する基盤をAzure上に設計しています。ジョブは数千個の独立したタスクに分割でき、タスク間の通信は不要です。処理が終わった時間帯は課金対象のコンピューティングを一切残したくなく、タスクのキューイングと失敗時の再試行はマネージドサービスに任せたいと考えています。推奨すべきコンピューティングサービスはどれでしょうか。

  1. A. Azure Batch
  2. B. Azure Kubernetes Serviceのユーザーノードプール
  3. C. Azure App ServiceのWebJobs
  4. D. Azure Container Instancesのコンテナーグループ
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正解:A

A(正解) 正解。大規模並列バッチ向けのマネージドサービスで、プールの自動スケールによりタスク完了後にノードを0台まで縮小でき、タスクのキューイングと再試行も内蔵している

B クラスターとノードプールを常時運用する必要があり、ジョブのスケジューリングと再試行も自前で設計することになる

C WebJobsはApp Serviceプランの上で動くため実行していない時間帯もプラン費用が発生し、数千タスクのスケジューリング機能も持たない

D オーケストレーション機能を持たず、数千タスクのキューイング・再試行・スケジューリングを自前で実装する必要がある

コンピューティング設計

Q36. 社内向けのマイクロサービス群をコンテナーで実行する基盤を設計しています。開発チームはKubernetesの運用経験がなく、クラスターのアップグレードやノードの管理を行いたくありません。各サービスはService Busのキュー長に応じてゼロインスタンスまで縮退し、必要に応じて自動的にスケールアウトする必要があります。Kubernetes APIへの直接アクセスは不要です。推奨すべきサービスはどれでしょうか。

  1. A. Azure Kubernetes Service
  2. B. Azure Container Instances
  3. C. Azure Virtual Machines上に自前で構築したKubernetesクラスター
  4. D. Azure Container Apps
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正解:D

A Kubernetes APIと制御プレーンへの直接アクセスが必要な場合の選択肢で、ノードプールとアップグレードの運用負荷が残る

B 単一コンテナーまたはコンテナーグループを動かす機能で、オーケストレーションと自動スケールを備えていない

C 構築からアップグレードまですべて自社の責任になり、運用したくないという要件に真っ向から反する

D(正解) 正解。Kubernetes上に構築されたマネージドのサーバーレスコンテナー基盤で、KEDAベースのスケールルールによりキュー長に応じたゼロスケールが可能。Kubernetes APIは公開されず運用負荷が低い

コンピューティング設計

Q37. 既存のオンプレミスKubernetesクラスターで稼働しているアプリケーションをAzureへ移行します。アプリケーションはカスタムリソース定義(CRD)とOperatorに依存しており、Helmチャートによるデプロイと、GPUノードと汎用ノードを別々のノードプールに分ける構成が必要です。Kubernetes APIへのフルアクセスが前提となります。推奨すべきサービスはどれでしょうか。

  1. A. Azure Container Apps
  2. B. Azure App Serviceのコンテナー
  3. C. Azure Kubernetes Service
  4. D. Azure Container Instances
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正解:C

A Kubernetes上に構築されているがKubernetes APIを公開しないため、CRDやOperatorを持ち込めない

B コンテナーイメージは実行できるがKubernetesではなく、CRD・Operator・ノードプールの概念がない

C(正解) 正解。マネージドKubernetesとしてAPIと制御プレーンにフルアクセスでき、CRD・Operator・Helm・GPUを分離した複数ノードプールをそのまま利用できる

D オーケストレーターを持たないため、CRDやOperatorを前提としたアプリケーションを実行できない

コンピューティング設計

Q38. 20年前に開発された基幹業務アプリケーションをAzureへ移行します。アプリケーションはカーネルモードのカスタムデバイスドライバーをインストールし、レジストリを直接書き換え、特定バージョンのCOMコンポーネントをグローバルアセンブリキャッシュに登録する必要があります。コードの改修予算はありません。推奨すべきホスティング方式はどれでしょうか。

  1. A. Azure App Service (Windows)
  2. B. Azure FunctionsのApp Serviceプラン
  3. C. Azure Container Apps
  4. D. Azure Virtual Machines
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正解:D

A サンドボックス化された実行環境で、カーネルモードドライバーの導入やレジストリの自由な変更ができない

B 実行環境の制約はApp Serviceと同じで、関数モデルに合わせたコード改修も必要になる

C サンドボックス化されたコンテナー環境で、ホストOSレベルのドライバー導入はできない

D(正解) 正解。OSへのフルアクセスが必要なリフト&シフト対象では、IaaSのVMがコード改修なしで要件を満たせる唯一の選択肢になる

コンピューティング設計

Q39. イベント駆動のAPIバックエンドをAzure Functionsで設計しています。要件は、リクエストがない時間帯の課金を避ける従量課金であること、仮想ネットワーク統合によりプライベートエンドポイント経由でデータベースへ接続できること、ピーク時に最大1,000インスタンスまでスケールできること、そしてコールドスタートを避けるために常時稼働インスタンスを構成できることです。推奨すべきホスティングプランはどれでしょうか。

  1. A. 従量課金(Consumption)プラン
  2. B. Flex Consumptionプラン
  3. C. App Serviceプラン(P1v3)
  4. D. App Service Environment上のIsolatedプラン
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正解:B

A 仮想ネットワーク統合と常時稼働インスタンスに対応せず、スケール上限も200インスタンスにとどまる

B(正解) 正解。従量課金を維持したまま仮想ネットワーク統合と常時稼働(always ready)インスタンスを構成でき、最大1,000インスタンスまでスケールする

C インスタンスを常時確保する専用プランのため、リクエストがない時間帯も課金され従量課金の要件を満たさない

D 単一テナントの専用環境で最も高コストになり、従量課金の要件から最も遠い

コンピューティング設計

Q40. 医療データを扱う分析アプリケーションをAzureのLinux仮想マシンで実行します。監査要件により、保存時と転送時だけでなく処理中(使用中)のデータについても、ホストの管理者やハイパーバイザーから保護し、メモリ上でも暗号化された状態を保つ必要があります。推奨すべき構成はどれでしょうか。

  1. A. Azure Disk Encryptionでデータディスクを暗号化する
  2. B. Azure Dedicated Hostに仮想マシンを配置する
  3. C. 機密コンピューティングに対応したVMシリーズ(DCasv5/ECasv5など)を使用する
  4. D. マネージドディスクを顧客管理キー(CMK)で暗号化する
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正解:C

A ディスク上の保存時データを守る仕組みで、メモリに読み込まれた処理中のデータは平文のまま扱われる

B 物理ホストを他の顧客と共有しなくなるだけで、ホストOSやハイパーバイザーからメモリを保護する仕組みではない

C(正解) 正解。ハードウェアベースの信頼実行環境によりVMのメモリが暗号化され、使用中のデータをホストの管理者やハイパーバイザーからも保護できる

D 鍵の管理主体が変わるだけで、保護される対象は保存時のデータにとどまる

コンピューティング設計

Q41. 夜間に実行する機械学習の前処理ジョブをAzureの仮想マシンで動かします。ジョブは中断されても最初からやり直せる設計になっており、完了までの時間に厳密な締め切りはありません。コンピューティングコストを最大限に抑えることが最優先です。推奨すべき購入オプションはどれでしょうか。

  1. A. Azure Spot Virtual Machines
  2. B. 1年間のリザーブドVMインスタンス
  3. C. Azure Hybrid Benefitを適用した従量課金の仮想マシン
  4. D. Azure Dedicated Hostの予約
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正解:A

A(正解) 正解。未使用容量を大幅な割引価格で利用でき、容量が必要になるとAzureから中断される。中断に耐えられるバッチ処理に最も適する

B 1年または3年の稼働をコミットする代わりに割引を得る仕組みで、夜間だけ動く断続的なジョブでは無駄が大きい

C 既存のWindows ServerやSQL Serverのライセンスを持ち込む仕組みで、対象ライセンスがなければ効果がない

D 物理ホストを専有するため単価は最も高くなり、コスト最優先という要件に反する

コンピューティング設計

Q42. 社内向けの画像分類APIをコンテナーで公開します。推論にGPUが必要ですが、リクエストは業務時間帯に集中し、深夜はまったく来ません。GPUの費用を実際に使用した分だけに抑えたく、Kubernetesクラスターの運用は避けたいと考えています。推奨すべき構成はどれでしょうか。

  1. A. AKSのGPUノードプールをクラスターオートスケーラーで運用する
  2. B. Azure Container AppsのサーバーレスGPU
  3. C. Azure Container InstancesのGPUコンテナーグループ
  4. D. GPU搭載の仮想マシンスケールセットをスケジュールで起動・停止する
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正解:B

A GPUノードの起動には時間がかかり、システムノードプールの常時稼働費用も残る。クラスター運用を避けたい要件にも反する

B(正解) 正解。ゼロスケールに対応し、GPUを使用した分だけ課金される。Kubernetesクラスターの運用も不要

C Container InstancesのGPUリソースは提供が終了しており、この要件を満たす選択肢にならない

D スケジュールでは実際のリクエストに追随できず、起動している時間は使わなくても課金される

コンピューティング設計

Q43. 本番環境のAKSクラスターについて、監査部門から「コントロールプレーンの可用性に金銭的な補償を伴うSLAが適用されていることを示せ」と求められました。現在クラスターはFreeティアで稼働しています。推奨すべき対応はどれでしょうか。

  1. A. クラスターをStandardティアにアップグレードする
  2. B. システムノードプールのノード数を3から5に増やす
  3. C. ノードプールを3つの可用性ゾーンに分散する
  4. D. クラスターにAzure Policyのアドオンを有効化する
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正解:A

A(正解) 正解。Freeティアはサービスレベル目標(SLO)のみで、金銭的補償を伴うコントロールプレーンのSLAはStandardまたはPremiumティアで提供される

B ワーカーノード側の構成であり、マネージドなコントロールプレーンのSLAには影響しない

C ワーカーノードの可用性は高まるが、コントロールプレーンのSLA適用条件ではない

D ポリシー準拠を評価するアドオンで、可用性のSLAとは無関係

コンピューティング設計

Q44. 金融機関の社内WebアプリケーションをAzure App Serviceで稼働させます。コンプライアンス上、アプリケーションは他の顧客とハードウェアを共有しないシングルテナントのインフラストラクチャで実行し、受信トラフィックは社内の仮想ネットワークからのみ到達できる必要があります。推奨すべき構成はどれでしょうか。

  1. A. Premium v3プランで仮想ネットワーク統合を有効にする
  2. B. Standardプランでハイブリッド接続を構成する
  3. C. App Service Environment v3を内部ロードバランサー構成でデプロイする
  4. D. Premium v3プランでアクセス制限のIP許可リストを構成する
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正解:C

A 仮想ネットワーク統合は送信方向の接続を制御する機能で受信の閉域化にはならず、インフラストラクチャもマルチテナントのまま

B ハイブリッド接続はアプリからオンプレミスのリソースへ到達するための送信側の仕組みで、要件とは方向が逆

C(正解) 正解。ASE v3はシングルテナントの専有インフラストラクチャで、内部ロードバランサー構成にすれば受信は仮想ネットワーク内に限定される

D アクセス元を制限するだけで、マルチテナントの共有インフラストラクチャという制約は解消されない

コンピューティング設計

Q45. 研究部門が長年オンプレミスのHPCクラスターでSlurmを使っており、大量のジョブ投入スクリプトとキュー定義が資産として存在します。これをAzureへ移行しますが、研究者の作業手順とジョブ定義はそのまま維持し、計算ノードだけを需要に応じて自動的に増減させたいと考えています。推奨すべきサービスはどれでしょうか。

  1. A. Azure Batch
  2. B. Azure Kubernetes Service
  3. C. Azure Compute Grid
  4. D. Azure CycleCloud
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正解:D

A 独自のジョブとタスクのモデルを持つため、既存のSlurmのジョブ定義と投入手順を作り直す必要がある

B コンテナーオーケストレーターであり、HPCスケジューラーの資産をそのまま持ち込む用途には向かない

C架空 実在しないサービス名。既存のHPCスケジューラーをAzure上で運用する役割はAzure CycleCloudが担う

D(正解) 正解。SlurmやPBS Proなど既存のHPCスケジューラーをAzure上でオーケストレーションし、ジョブ需要に応じて計算ノードを自動スケールできる

コンピューティング設計

Q46. データセンター契約の満了に伴い、VMware vSphere上で稼働する450台の仮想マシンを4か月以内にAzureへ移す必要があります。運用チームはvCenterによる管理手順とNSXのネットワークポリシーを維持したいと考えており、個々の仮想マシンをAzure VMの形式へ変換する時間はありません。推奨すべき移行先はどれでしょうか。

  1. A. Azure VMware Solution
  2. B. Azure Virtual Machinesへのエージェントレス移行
  3. C. Azure Kubernetes Serviceへのコンテナー化
  4. D. Azure App Serviceへのリプラットフォーム
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正解:A

A(正解) 正解。Azure上の専有ハードウェアでvSphere・vSAN・NSXをネイティブに実行するため、既存の管理手順とVM形式を維持したまま短期間で移設できる

B 仮想マシンをAzureのハイパーバイザー形式へ変換するため、vCenterやNSXによる運用手順は維持できない

C 450台の仮想マシンをコンテナー化するには大規模な再設計が必要で、4か月という制約に収まらない

D PaaSへの移行はアプリケーション単位の改修を伴い、期間と対象規模の両面で現実的でない

アプリケーションアーキテクチャ

Q47. 新規に構築するeコマースサイトのために、セッション状態と商品カタログを保持する分散キャッシュを設計しています。要件は、Microsoft Entra IDによる認証に対応すること、高可用性を有効にすると既定でゾーン冗長になること、そして今後数年にわたって新規ワークロード向けにMicrosoftが推奨する現行サービスであることです。推奨すべきサービスはどれでしょうか。

  1. A. Azure Cache for RedisのPremiumティア
  2. B. Azure Cosmos DBをキャッシュ層として使用する
  3. C. Azure Managed Redis
  4. D. 仮想マシン上に自前で構築したRedisクラスター
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正解:C

A Basic・Standard・Premiumの各ティアは2028年9月30日に廃止が予定されており、新規設計の推奨先はAzure Managed Redisになる

B 低レイテンシの読み取りには使えるがキャッシュ専用に設計されたサービスではなく、単価と機能の両面で見劣りする

C(正解) 正解。Redis Enterpriseをベースにした現行サービスで、Microsoft Entra ID認証に対応し、高可用性を有効にすると既定でゾーン冗長になる

D パッチ適用・フェールオーバー・スケールをすべて自社で運用することになり、マネージドサービスの利点を失う

アプリケーションアーキテクチャ

Q48. 20個のマイクロサービスが開発・ステージング・本番の3環境で稼働しています。各サービスの構成値が環境ごとにコピーされて散在しており、新機能を段階的に一部のユーザーだけへ有効化する仕組みも必要になりました。推奨すべきサービスはどれでしょうか。

  1. A. Azure Key Vault
  2. B. Azure App Configuration
  3. C. 各サービスのアプリケーション設定(環境変数)
  4. D. Azure Storage上に置いたJSON構成ファイル
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正解:B

A シークレット・キー・証明書の保管に特化しており、機能フラグや環境別ラベルによる一般的な構成管理の機能は持たない

B(正解) 正解。構成値を一元管理してラベルで環境別の値を切り替えられ、機能フラグにより段階的な機能の有効化も実現できる

C サービスと環境の組み合わせの数だけ設定が分散し、現状の課題をそのまま残す

D 格納はできるが、変更通知・ラベル・機能フラグ・アクセス制御をすべて自前で作り込む必要がある

アプリケーションアーキテクチャ

Q49. 社内の5つの部門が個別に開発したREST APIを、外部のパートナー企業へ統一的に公開します。パートナーごとの利用量制限、サブスクリプションキーの発行、APIドキュメントを提供するセルフサービスのポータル、そしてバックエンドを変更せずに要求と応答を変換する仕組みが必要です。推奨すべきサービスはどれでしょうか。

  1. A. Azure Application Gateway
  2. B. Azure Front Door
  3. C. Azure API Management
  4. D. 各APIの前段にAzure Functionsでルーティング用の関数を実装する
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正解:C

A L7のロードバランサーでWAFやパスベースルーティングは提供するが、サブスクリプションキーの発行や開発者ポータルは持たない

B グローバルな配信と負荷分散が主目的で、API単位の利用量制限やポリシーによる変換機能は提供しない

C(正解) 正解。製品とサブスクリプションによる利用量制限、開発者ポータル、ポリシーによる要求・応答の変換をAPIゲートウェイとして標準で提供する

D 認証・レート制限・ドキュメント・変換をすべて自前実装することになり、運用と品質の負担が大きい

アプリケーションアーキテクチャ

Q50. Azure API Managementの導入にあたり、ゲートウェイ自体を仮想ネットワークの委任サブネット内に配置し、クライアントからの受信をそのサブネットのプライベートIPアドレスで受ける構成が求められています。バックエンドAPIはすべて仮想ネットワーク内またはピアリング先にあり、受信・送信の両方をネットワーク的に隔離する必要があります。推奨すべきティアはどれでしょうか。

  1. A. Basic v2
  2. B. Standard v2
  3. C. Premium v2
  4. D. 従量課金(Consumption)
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正解:C

A 開発・テスト向けのティアで、仮想ネットワークへの注入に対応しない

B 送信の仮想ネットワーク統合と受信のプライベートエンドポイントには対応するが、ゲートウェイ自体を委任サブネットへ注入することはできない

C(正解) 正解。ゲートウェイを委任サブネットへ注入(injection)でき、受信・送信の両方のトラフィックを仮想ネットワーク内に隔離できる

D サーバーレス課金のティアで、仮想ネットワークへの注入には対応しない

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