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AWS SOA サンプル問題

AWS Certified SysOps Administrator - Associate(AWS SOA)対策のオリジナル問題30問を無料公開。アプリの無料枠と同じ問題で、全220問収録のAWS SOA問題集から抜粋しています。「答えと解説を見る」を開くと、正解だけでなく全選択肢の解説を読めます。

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モニタリング、ロギング、修復

CloudWatchメトリクス/アラーム

Q1. 運用チームがEC2インスタンスのメモリ使用率とディスク空き容量をCloudWatchで監視し、しきい値超過時にアラームを発報したいと考えています。サードパーティ製の監視製品は導入できません。最も適切な方法はどれですか?

  1. A. 対象インスタンスで詳細モニタリングを有効にする
  2. B. CloudWatch Agentを導入し、メモリとディスクのメトリクスを収集する
  3. C. CloudWatchのメトリクス数式でCPU使用率からメモリ使用率を推定する
  4. D. VPCフローログを有効にしてメトリクスフィルタを作成する
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正解:B

A 詳細モニタリングは既定メトリクスの取得間隔を5分から1分へ短縮するだけで、メモリやディスク空き容量は取得できない

B(正解) 正解。ハイパーバイザーから見えないOS内部の値は、インスタンス上のエージェントが収集してカスタムメトリクスとして発行する必要がある

C メトリクス数式は既存メトリクスの演算しかできず、そもそもCPU使用率からメモリ使用量は導出できない

D フローログはネットワークトラフィックのメタデータのみを記録し、OS内部のリソース使用状況とは無関係

CloudWatchメトリクス/アラーム

Q2. バッチ処理基盤では、CPU使用率のアラームとキュー滞留数のアラームが個別に設定されており、片方だけの発報でも夜間に運用担当者が呼び出されています。両方が同時にアラーム状態のときだけ通知したいと考えています。最も適切な方法はどれですか?

  1. A. 2つのアラームの通知先SNSトピックを同一にして重複通知を抑える
  2. B. 2つを子アラームとする複合アラームを作成し、AND条件で通知する
  3. C. 各アラームの評価期間を延ばして発報しにくくする
  4. D. メトリクス数式で2つのメトリクスを加算した単一のアラームを作成する
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正解:B

A 同じトピックにまとめても各アラームは独立して発報するため、片方だけの呼び出しは止まらない

B(正解) 正解。複合アラーム(Composite Alarm)は子アラームの状態をANDやORで組み合わせて評価でき、子側の通知を外せば呼び出しノイズを大きく削減できる

C 発報が遅れるだけで片方だけの通知はなくならず、本当の障害の検知も遅くなる

D 単位の異なるメトリクスの加算に意味はなく、どちらか一方が大きいだけでもしきい値を超えてしまう

CloudWatchメトリクス/アラーム

Q3. 夜間に停止するバッチ用EC2インスタンスに対してCPU使用率のアラームを設定したところ、停止中はアラームが「データ不足」状態になり、担当者が障害と誤認しています。停止中は正常とみなしたいと考えています。最も適切な設定はどれですか?

  1. A. アラームのしきい値を100%に引き上げる
  2. B. アラームを削除し、毎朝手動で作り直す運用にする
  3. C. 欠落データの処理を「良好(notBreaching)」に設定する
  4. D. 詳細モニタリングを有効にして1分間隔でメトリクスを取得する
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正解:C

A データ不足はデータポイントが存在しないことが原因で、しきい値をいくら変えても状態は変わらない

B 誤検知は消えるが手作業が増え、運用効率を重視する要件に反する。CloudWatchの標準機能で解決できる

C(正解) 正解。欠落データの扱いは missing/notBreaching/breaching/ignore から選べ、notBreachingならデータがない期間はOK状態として扱われる

D 取得間隔を短くしても停止中はメトリクス自体が発行されないため、データ不足は解消しない

CloudWatchメトリクス/アラーム

Q4. あるEC2インスタンスが、基盤側のハードウェア障害によりシステムステータスチェックに失敗して停止しました。運用担当者の介入なしに同等のインスタンスへ復旧させたいと考えています。最も適切な方法はどれですか?

  1. A. StatusCheckFailed_Systemメトリクスのアラームにrecoverアクションを設定する
  2. B. StatusCheckFailed_Instanceメトリクスのアラームにrebootアクションを設定する
  3. C. CPUUtilizationが0%になったらterminateするアラームを設定する
  4. D. EC2の自動再起動スケジュールをEventBridgeで毎時実行する
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正解:A

A(正解) 正解。復旧アクションはインスタンスIDやプライベートIP、EBSボリュームを保持したまま別のハードウェアへ移して再起動するため、手動対応なしで復旧できる

B インスタンスステータスチェックはOSやネットワーク設定などインスタンス側の問題を示すもので、今回のハードウェア障害の検知には対応しない

C 終了させても代替は起動せず、EBSの設定によってはデータも失われる。復旧策になっていない

D 障害と無関係に毎時再起動する構成は正常稼働時のサービス断を招き、ハードウェア障害からの復旧も保証しない

ログ/CloudTrail2つ選択

Q5. プライベートサブネットのEC2インスタンスにCloudWatch Agentを導入し、アプリケーションログをCloudWatch Logsへ送信する設定を行いました。しかしロググループにログが表示されません。原因として考えられるものはどれですか?(2つ選択)

  1. A. ロググループの保持期間が「失効しない」に設定されている
  2. B. インスタンスプロファイルに必要な書き込み権限がない
  3. C. ログストリームを事前に手動作成していない
  4. D. CloudWatch Logs Insightsのクエリを保存していない
  5. E. CloudWatch Logsへ到達する経路がない
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正解:B・E

A 保持期間は古いログを削除する条件にすぎず、新しいログの受信を妨げることはない

B(正解) 正解。エージェントはインスタンスプロファイルの認証情報でPutLogEventsなどを呼び出すため、権限が欠けていると送信が失敗し続ける

C CloudWatch Agentは必要なログストリームを自動で作成するため、事前作成は不要

D Insightsは蓄積済みのログを検索するための機能で、ログの取り込みとは無関係

E(正解) 正解。プライベートサブネットではNAT Gatewayかインターフェース型VPCエンドポイントのいずれかがないと、エージェントはサービスのエンドポイントに接続できない

CloudWatchメトリクス/アラーム3つ選択

Q6. 運用チームは重要なメトリクスにCloudWatchアラームを設定し、SNSトピック経由でメール通知を受け取る構成にしました。しかしメトリクスがしきい値を超えているにもかかわらず、担当者にメールが届きません。原因として考えられるものはどれですか?(3つ選択)

  1. A. アラームアクションが無効化されている
  2. B. メトリクスの保存期間が15か月を超えている
  3. C. 複合アラームではなくメトリクスアラームとして作成している
  4. D. SNSのサブスクリプションが未確認である
  5. E. SNSトピックにサーバー側暗号化が設定されていない
  6. F. アラームの状態が遷移していない
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正解:A・D・F

A(正解) 正解。アラーム自体は状態遷移するが、アクションが無効の間はSNSへの発行が行われないため通知だけが届かなくなる

B CloudWatchのメトリクスは15か月で自動的に期限切れになるが、直近のデータ点の評価と通知には影響しない

C メトリクスアラーム単独でもアクションは実行できる。複合アラームは複数のアラームの状態を組み合わせて評価するための任意の仕組みで、通知の前提条件ではない

D(正解) 正解。メールのサブスクリプションは受信者が確認リンクを開くまでPendingConfirmationのままで、その間はメッセージが配信されない

E 暗号化の有無は配信の成否とは無関係で、未設定でも通知は送信される

F(正解) 正解。アラームアクションは状態が変化した瞬間にのみ実行される。すでにALARM状態が継続している間は追加の通知が発生しない

信頼性とビジネス継続性

HA/バックアップ/DR

Q7. Multi-AZ構成のRDS for MySQLでフェイルオーバーが発生しました。アプリケーションの設定を変更せずに新しいプライマリへ接続を継続させるために、運用チームが理解しておくべき動作はどれですか?

  1. A. スタンバイのエンドポイントをアプリケーションの設定に追記しておく必要がある
  2. B. DBエンドポイントのDNSレコードがスタンバイのIPへ切り替わる
  3. C. フェイルオーバー後にプライマリのIPアドレスが変わらないため再接続は不要である
  4. D. アプリケーションがリードレプリカのエンドポイントへ自動的に切り替わる
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正解:B

A Multi-AZのスタンバイには接続用のエンドポイントが公開されず、そもそも追記できない

B(正解) 正解。エンドポイント名は変わらずDNSが指す先だけが切り替わるため、アプリケーションはDNSキャッシュのTTLが切れた後に再接続するだけでよい

C 物理的に別インスタンスへ切り替わるためIPは変わり、既存の接続は切断される。再接続の実装は必要

D Multi-AZのスタンバイとリードレプリカは別の機能で、フェイルオーバーでレプリカのエンドポイントが使われることはない

HA/バックアップ/DR

Q8. レポート用の重いSELECTクエリが本番RDSの性能を圧迫しています。参照系の負荷をオフロードしつつ、レポートが数秒古いデータでも構わないという条件です。最も適切な方法はどれですか?

  1. A. Multi-AZ配置を有効にし、スタンバイへレポートクエリを向ける
  2. B. DBインスタンスクラスをより大きいものに変更する
  3. C. リードレプリカを作成し、レポートの接続先をレプリカにする
  4. D. RDS Proxyを導入して接続を多重化する
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正解:C

A Multi-AZ配置(インスタンス)のスタンバイは可用性のための待機系で接続用エンドポイントも公開されず、読み取りに使うことはできない。よくあるひっかけ(読み取り可能なスタンバイを持つのはMulti-AZ DBクラスター配置)

B 一時的な緩和にはなるがコストが上がり続け、参照負荷と更新負荷を分離するという本質的な解決にならない

C(正解) 正解。リードレプリカは非同期レプリケーションでわずかな遅延を許容する代わりに参照負荷を分離でき、本番の更新性能への影響を避けられる

D 接続管理の効率化とフェイルオーバー時間の短縮には有効だが、クエリ負荷そのものは同じインスタンスにかかり続ける

HA/バックアップ/DR

Q9. 災害対策として、EC2・RDS・EFSのバックアップを別リージョンにも保持する必要があります。リソース種別ごとに個別のスクリプトを書かず、一元的なポリシーで管理したいと考えています。最も適切な方法はどれですか?

  1. A. 各サービスのスナップショット機能を有効にし、Lambdaでコピーする
  2. B. Data Lifecycle Managerでポリシーを作成する
  3. C. S3クロスリージョンレプリケーションを有効にする
  4. D. AWS Backupのバックアッププランでコピー先リージョンを指定する
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正解:D

A 実現はできるがサービスごとにコードを書いて維持する必要があり、一元管理という要件から遠い

B DLMが対象とするのはEBSスナップショットとEBS-backed AMIで、RDSやEFSは扱えない

C S3オブジェクトの複製機能であり、EBSやRDS、EFSのバックアップ対象にはならない

D(正解) 正解。AWS Backupは対応サービスのバックアップをプランで一元管理し、ルール内でクロスリージョンコピーとライフサイクルをまとめて定義できる

HA/バックアップ/DR

Q10. 監査要件により、バックアップデータを保持期間内は誰も削除できないようにする必要があります。アカウントのroot権限を持つ利用者による削除も防ぐ必要があります。最も適切な方法はどれですか?

  1. A. ボールトロックをコンプライアンスモードで有効にする
  2. B. バックアップボールトにアクセスポリシーを設定し、削除を拒否する
  3. C. バックアップを別アカウントへコピーし、そのアカウントの権限を制限する
  4. D. バックアッププランのライフサイクルで保持期間を長く設定する
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正解:A

A(正解) 正解。コンプライアンスモードのボールトロックは猶予期間の経過後は変更・解除ができなくなり、rootを含む誰も保持期間内のリカバリポイントを削除できない

B リソースポリシーはアカウントの管理者が編集できるため、権限を持つ利用者による削除を根本的には防げない

C 分離の効果はあるが、コピー先アカウントの管理者は削除できるため要件を完全には満たさない

D 自動削除の時期を先送りするだけで、手動での削除操作は防げない

HA/バックアップ/DR

Q11. 運用チームは、全EC2インスタンスのEBSボリュームについて日次スナップショットを取得し、7日を超えたものを自動削除したいと考えています。対象はタグで指定します。最も運用負荷が低い方法はどれですか?

  1. A. EventBridgeで毎日Lambdaを起動し、create-snapshotとdelete-snapshotを実行する
  2. B. 各インスタンスのcronでAWS CLIを実行してスナップショットを取得する
  3. C. Data Lifecycle Managerでタグ対象のスナップショットポリシーを作成する
  4. D. AWS Config ルールで7日を超えたスナップショットを非準拠にする
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正解:C

A 実現はできるがコードの保守、エラー処理、対象抽出のロジックをすべて自前で持つ必要がある

B インスタンスが停止していると取得されず、権限配布と全台のスクリプト保守も負担になる

C(正解) 正解。DLMはタグで対象を選び、取得スケジュールと保持ルールをマネージドに実行するため、コードを書かずに取得と世代管理を自動化できる

D 古いスナップショットの検出はできるが、日次で新規に取得する仕組みが含まれていない

デプロイ、プロビジョニング、自動化

CloudFormation/プロビジョニング

Q12. 組織内の30個のAWSアカウントに、共通のセキュリティ設定を行うCloudFormationテンプレートを展開する必要があります。今後追加されるアカウントにも自動的に適用したいと考えています。最も適切な方法はどれですか?

  1. A. 各アカウントで同じテンプレートからスタックを個別に作成する
  2. B. サービスマネージドのStackSetsを作成し、自動デプロイを有効にする
  3. C. テンプレートをS3に置き、各アカウントの管理者に手動実行を依頼する
  4. D. SCPでセキュリティ設定を強制する
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正解:B

A 30回の手作業が必要なうえ、新規アカウントへの適用漏れが必ず発生する

B(正解) 正解。Organizations連携のStackSetsは対象OUに新しいアカウントが追加されたときに自動でスタックインスタンスを展開し、削除時には取り除く

C 実行のタイミングと結果が管理者任せになり、統制も進捗の把握もできない

D SCPは許可の上限を定める予防的統制で、リソースを作成して設定を行うことはできない

CloudFormation/プロビジョニング

Q13. CloudFormationで作成したセキュリティグループが、緊急対応の際にコンソールから直接変更されました。テンプレートとの差異を洗い出したいと考えています。最も適切な方法はどれですか?

  1. A. スタックの更新を実行し、エラーになるリソースを確認する
  2. B. CloudFormationの自動ドリフト修復を有効にする
  3. C. スタックに対してドリフト検出を実行する
  4. D. CloudTrailで該当時間帯のAPI呼び出しを確認する
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正解:C

A 差異の有無は分かりづらく、意図しない上書きが本番に適用されるリスクがある

B架空 ドリフトを検出したら自動的にテンプレートの状態へ戻すという機能は存在しない。検出と是正は別の操作

C(正解) 正解。ドリフト検出はスタック内のリソースの実際の設定とテンプレート定義を比較し、差異のあるプロパティを一覧で示す

D 誰が何を変更したかは追えるが、現在の設定がテンプレートとどれだけ乖離しているかは直接分からない

CloudFormation/プロビジョニング

Q14. 本番環境のCloudFormationスタックを更新する前に、どのリソースが置換され、どのリソースが更新されるかを確認したいと考えています。最も適切な方法はどれですか?

  1. A. 変更セットを作成して内容を確認してから実行する
  2. B. スタックポリシーで重要リソースの更新を拒否する
  3. C. スタックのドリフト検出を実行する
  4. D. テンプレートをcfn-lintで検証する
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正解:A

A(正解) 正解。変更セットは更新を適用せずに追加・変更・削除の一覧と置換の要否(Replacement)を提示するため、影響を事前に把握できる

B 誤った更新の防止には有効だが、何が起きるかを事前に確認する手段ではない

C 現在の設定とテンプレートの差異を見る機能で、これから行う更新の影響は分からない

D 構文やベストプラクティスの検査はできるが、既存スタックへ適用したときの変更内容は分からない

CloudFormation/プロビジョニング

Q15. CloudFormationスタックの更新に失敗し、ロールバックも失敗してUPDATE_ROLLBACK_FAILED状態のまま操作を受け付けません。最も適切な対処はどれですか?

  1. A. スタックを削除して作り直す
  2. B. 変更セットを作成して差分だけ適用する
  3. C. ドリフト検出を実行して差分を解消する
  4. D. ロールバックの継続を実行する
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正解:D

A 本番リソースが失われる可能性があり、最終手段としても影響が大きすぎる

B この状態のスタックは更新操作を受け付けないため、変更セットの実行もできない

C 差異の把握はできるが、スタックの状態遷移そのものを前へ進める手段ではない

D(正解) 正解。ロールバックを妨げているリソースの問題を手動で解消したうえで継続を指示し、必要ならそのリソースをスキップ指定してUPDATE_ROLLBACK_COMPLETEへ進める

CloudFormation/プロビジョニング

Q16. CloudFormationで管理しているRDSインスタンスについて、スタックを削除しても本番データを失わないようにしたいと考えています。最も適切な設定はどれですか?

  1. A. RDSインスタンスの削除保護を有効にする
  2. B. リソースにDeletionPolicyのSnapshotを設定する
  3. C. スタックポリシーでRDSリソースへのUpdateを拒否する
  4. D. RDSインスタンスを別スタックへ移動する
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正解:B

A 誤削除の抑止にはなるが、スタック削除がその時点で失敗して中途半端な状態になる。テンプレート側での意思表示にはならない

B(正解) 正解。DeletionPolicyをSnapshotにするとスタック削除時に最終スナップショットが作成され、データを保持したままリソースを削除できる

C スタックポリシーは更新時の保護であり、スタック削除時の挙動には影響しない

D 分離しても、そのスタックを削除すればやはりデータは失われる。根本的な保護になっていない

セキュリティとコンプライアンス

IAM/KMS/セキュリティ

Q17. あるIAMユーザーは、AdministratorAccessを付与されたグループに所属していますが、S3バケットの削除だけができません。所属する別のグループにはS3の削除を拒否するポリシーが付いています。この挙動の説明として正しいものはどれですか?

  1. A. 後から付与されたポリシーが優先されるため、付与順を変えれば削除できる
  2. B. 管理者権限を持つポリシーは他の拒否より優先されるため、別の原因を探すべきである
  3. C. 明示的な拒否は常に許可に優先するため、拒否ポリシーを外す必要がある
  4. D. グループに付与したポリシーはユーザーには継承されないため、直接付与すべきである
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正解:C

A IAMのポリシー評価に付与順という概念はなく、時系列で優先度が決まることはない

B 許可が拒否に優先することはない。AdministratorAccessであっても明示的な拒否は上書きできない

C(正解) 正解。IAMの評価論理では明示的Denyが最優先で、他のどのポリシーによる許可よりも強い。原因となる拒否を特定して外すしかない

D グループのポリシーは所属ユーザーに適用される。継承されないという前提が誤り

IAM/KMS/セキュリティ

Q18. メンバーアカウントの管理者が、IAMポリシー上は許可されているはずのEC2インスタンス起動でAccessDeniedになります。CloudTrailにも拒否が記録されています。最初に確認すべきものはどれですか?

  1. A. そのアカウントに適用されているSCP
  2. B. IAMユーザーのパスワードポリシー
  3. C. 対象リージョンのサービスクォータ
  4. D. アカウントのCloudTrail証跡の設定
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正解:A

A(正解) 正解。SCPはメンバーアカウント内で行使できる権限の上限を定めるガードレールで、IAMで許可されていてもSCPで許可されていない操作は実行できない

B パスワードの複雑さや有効期限に関する設定で、API操作の可否とは無関係

C クォータ超過の場合はAccessDeniedではなく上限超過のエラーになる

D 証跡は記録の設定であり、操作の許可・拒否には影響しない

IAM/KMS/セキュリティ

Q19. 開発者に自分専用のIAMロールを作成する権限を委譲したいものの、作成したロールに管理者権限を与えられては困ります。開発者が作るロールの権限に上限を設けたいと考えています。最も適切な方法はどれですか?

  1. A. 開発者にIAMの読み取り専用権限のみを与える
  2. B. 権限の境界(Permissions Boundary)の付与を条件付きで強制する
  3. C. 開発者にAdministratorAccessを付与し、作成後にレビューする
  4. D. 作成されたロールをAWS Configで検出して削除する
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正解:B

A ロールの作成自体ができなくなり、委譲するという要件を満たさない

B(正解) 正解。IAMポリシーの条件で、指定した境界ポリシーを付けたロールしか作れないようにでき、そのロールの実効権限は境界との重なりに制限される

C 作成時点で過剰な権限のロールが生まれてしまい、事後レビューでは防止にならない

D 検出と是正は可能だが、その間は過剰な権限が有効なままで予防的な統制にならない

IAM/KMS/セキュリティ

Q20. 外部のSaaSベンダーに、自社アカウントの読み取り専用アクセスを許可する必要があります。ベンダーのアカウントIDは分かっています。混乱した代理問題(confused deputy)を防ぐ必要があります。最も適切な方法はどれですか?

  1. A. ベンダー用のIAMユーザーを作成し、アクセスキーを渡す
  2. B. S3バケットポリシーでベンダーのアカウントIDを許可する
  3. C. ベンダーのアカウントを自社のOrganizationsに招待する
  4. D. ExternalIdを条件に含めた信頼ポリシーのロールを作る
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正解:D

A 長期認証情報を外部に渡すことになり、失効や監査が難しい

B S3以外のリソースを読めず、また代理問題への対策も含まれていない

C 外部組織を自社の組織に取り込むのは統制上不適切で、必要な権限委譲の手段としても過剰

D(正解) 正解。ExternalIdを条件にすると、ベンダーが自社専用の値を提示したときだけAssumeRoleが成立し、他の顧客の依頼で誤って自社リソースへアクセスされることを防げる

IAM/KMS/セキュリティ

Q21. EC2インスタンスに付与したIAMロールでS3の読み取りは成功しますが、特定のバケットだけAccessDeniedになります。IAMロールにはs3:GetObjectが全リソースに対して許可されています。次に確認すべきものはどれですか?

  1. A. インスタンスのセキュリティグループのアウトバウンドルール
  2. B. S3バケットのバージョニング設定
  3. C. 対象バケットのバケットポリシーとブロックパブリックアクセスの設定
  4. D. インスタンスのアベイラビリティゾーン
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正解:C

A 通信が遮断されている場合はタイムアウトや接続エラーになり、AccessDeniedにはならない

B オブジェクトの世代管理に関する設定で、アクセス可否の判定には関与しない

C(正解) 正解。S3ではIDベースのポリシーとリソースベースのポリシーの両方が評価され、バケットポリシーに明示的な拒否があれば失敗する。KMS暗号化時はキーポリシーも確認する

D 配置されるAZはS3の権限評価に影響しない

ネットワークとコンテンツ配信

VPC/接続性

Q22. 新しく作成したサブネットにEC2インスタンスを起動し、パブリックIPも割り当てましたが、インターネットからアクセスできません。セキュリティグループでは80番ポートの受信が許可されています。最も可能性が高い原因はどれですか?

  1. A. インスタンスにElastic IPが割り当てられていない
  2. B. サブネットのルートテーブルにインターネットゲートウェイ向けのルートがない
  3. C. サブネットのアベイラビリティゾーンが誤っている
  4. D. インスタンスタイプがネットワーク最適化されていない
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正解:B

A 自動割り当てのパブリックIPでも通信は可能で、固定IPが必須というわけではない

B(正解) 正解。パブリックサブネットの条件はIGWへのデフォルトルートが関連付けられていることで、これがなければパブリックIPがあっても到達できない

C AZの選択はインターネットからの到達性に影響しない

D インスタンスタイプは帯域や性能に関わるもので、疎通の可否を決めるものではない

VPC/接続性

Q23. プライベートサブネットのEC2インスタンスから、OSのパッケージ更新のためにインターネットへ接続する必要があります。インターネットからインスタンスへの接続は許可してはいけません。最も適切な構成はどれですか?

  1. A. インスタンスにElastic IPを割り当てる
  2. B. サブネットのルートテーブルにIGWへのデフォルトルートを追加する
  3. C. パブリックサブネットにNAT Gatewayを置く
  4. D. S3ゲートウェイエンドポイントを作成する
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正解:C

A サブネットのルートがIGWを向いていなければ通信できず、仮に向ければインターネットからの受信も可能になってしまう

B そのサブネットがパブリックサブネットになり、インターネットからの接続を許してしまう

C(正解) 正解。NAT Gatewayは内部から開始した通信のみを外部へ中継し、外部から内部への接続開始は許可しない

D S3とDynamoDBへのプライベート経路を提供するだけで、一般的なインターネット上のリポジトリへは到達できない

VPC/接続性

Q24. EC2インスタンスからの戻り通信について、セキュリティグループでは明示的に許可していないのに応答が返る一方、ネットワークACLでは戻りの通信を許可しないと失敗します。この違いの理由として正しいものはどれですか?

  1. A. セキュリティグループはステートフル、ネットワークACLはステートレスであるため
  2. B. セキュリティグループはインスタンス単位、ネットワークACLはVPC単位で適用されるため
  3. C. セキュリティグループは拒否ルールを持てるが、ネットワークACLは持てないため
  4. D. ネットワークACLの方が評価の優先度が高いため
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正解:A

A(正解) 正解。SGは許可した通信の戻りを自動的に許可するが、NACLは方向ごとに独立して評価するためエフェメラルポートの戻りルールが必要になる

B 適用範囲の違いはあるが(NACLはサブネット単位)、戻り通信の扱いの差を説明する理由にはならない

C 実際は逆で、SGは許可のみ、NACLは許可と拒否の両方を定義できる

D 評価順の話であって、戻り通信を自動的に許可するかどうかの違いとは無関係

VPC/接続性

Q25. ネットワークACLに、ルール番号100で特定IPからのHTTPを拒否、ルール番号200で全IPからのHTTPを許可、というルールを設定しました。実際の挙動として正しいものはどれですか?

  1. A. 拒否ルールは常に許可より優先されるため、番号にかかわらず拒否される
  2. B. 両方のルールが評価され、より広い範囲を指定した許可が適用される
  3. C. ルール番号の大きい200が優先され、すべて許可される
  4. D. 特定IPは番号100で拒否され、それ以外は番号200で許可される
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正解:D

A NACLに拒否優先の原則はなく、ルール番号の小さい順に評価して最初に一致したものが適用される

B 一致した時点で評価が終わるため、後続のルールは参照されない

C 評価順は番号の昇順で、大きい番号が優先されるという理解は逆

D(正解) 正解。NACLはルール番号の小さい順に評価し、最初に一致したルールを適用して以降は評価しない

VPC/接続性

Q26. 運用チームがVPCフローログを確認したところ、特定の通信のログが見当たりません。原因として最も可能性が高いものはどれですか?

  1. A. フローログはACCEPTのみを記録するため、拒否された通信は記録されない
  2. B. フローログは1時間ごとにしか出力されないため、直近の通信は含まれない
  3. C. インスタンスメタデータやAmazon DNSサーバー宛など、記録対象外の通信である
  4. D. フローログはサブネット単位でしか有効化できないため、ENI単位の通信は記録されない
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正解:C

A フィルタでALL、ACCEPT、REJECTを選べるため、設定次第で拒否も記録される

B 集約間隔は1分または10分から選択でき、1時間固定という理解は誤り

C(正解) 正解。169.254.169.254へのメタデータアクセスやAmazon提供DNSへの問い合わせ、DHCPトラフィックなどは仕様上フローログに記録されない

D VPC、サブネット、ENIのいずれの単位でも有効化でき、ENI単位の記録も可能

コストとパフォーマンスの最適化

コスト最適化

Q27. 経理部門から、プロジェクトごとのAWS利用料を把握したいと依頼されました。全リソースにはProjectタグが付与済みですが、Cost Explorerでこのタグを軸に分析できません。最も適切な対処はどれですか?

  1. A. タグの値をすべて小文字に統一する
  2. B. 請求コンソールでProjectをコスト配分タグとして有効化する
  3. C. Cost Explorerのフィルターでリソースごとに絞り込む
  4. D. AWS Budgetsでプロジェクトごとの予算を作成する
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正解:B

A 表記の統一は望ましいが、コストの内訳としてタグを使えない直接の原因ではない

B(正解) 正解。タグは有効化して初めてコスト配分に使われるようになり、有効化以降の請求データから分析軸として選べるようになる

C 個別のリソース単位では見られるが、タグ単位で集計するという要件を満たさない

D 予算の追跡もタグの有効化が前提になり、まず有効化を行う必要がある

コスト最適化

Q28. 多数のEC2インスタンスについて、実際の使用状況に基づいて適切なインスタンスタイプを推奨してもらいたいと考えています。追加のエージェント導入は最小限にしたいと考えています。最も適切なサービスはどれですか?

  1. A. AWS Cost Explorer
  2. B. AWS Budgets
  3. C. AWS Compute Optimizer
  4. D. AWS Trusted Advisor
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正解:C

A 費用の内訳や推移の分析が中心で、購入プランの推奨はあってもインスタンスの右サイジング分析が主目的ではない

B 予算の設定と超過時の通知を行うサービスで、リソース構成の推奨は行わない

C(正解) 正解。CloudWatchメトリクスから使用状況を分析し、EC2やAuto Scalingグループ、EBS、Lambdaについて過剰・不足の判定と推奨タイプを提示する

D 低使用率インスタンスの指摘はあるが、推奨タイプまで踏み込んだ分析はCompute Optimizerが担う

コスト最適化

Q29. S3に保管する監査ログは、作成から30日間は頻繁に参照され、その後1年はほとんど参照されず、1年経過後は年に数回の取り出しがあれば十分です。最もコスト効率の高い構成はどれですか?

  1. A. すべてStandardに保存し続ける
  2. B. 作成直後にGlacier Deep Archiveへ移行する
  3. C. 30日後にOne Zone-IAへ移行し、そのまま保持する
  4. D. ライフサイクルで段階的にIAとGlacierへ移行する
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正解:D

A 参照されない期間も最も高い保存料金がかかり、コスト効率が悪い

B 最初の30日間の頻繁な参照に対して取り出しに時間と費用がかかり、要件に合わない

C 単一AZ保存となり監査ログの耐久性要件に不安が残るうえ、1年後のさらなる低コスト化も行われない

D(正解) 正解。30日後にStandard-IA、1年後にGlacier Flexible Retrievalへ移行するルールを組めば、アクセス頻度の変化に合わせて保存料金を自動的に下げられる

コスト最適化

Q30. 新規サービスのS3データはアクセスパターンが予測できず、頻繁に参照されるオブジェクトとほとんど参照されないオブジェクトが混在します。取り出し料金の発生は避けたいと考えています。最も適切なストレージクラスはどれですか?

  1. A. S3 Intelligent-Tiering
  2. B. S3 Standard-IA
  3. C. S3 One Zone-IA
  4. D. S3 Glacier Instant Retrieval
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正解:A

A(正解) 正解。アクセス状況を監視して自動的に階層を移動し、高頻度・低頻度いずれの階層でも取り出し料金がかからないため、予測できないパターンに適する

B 保存料金は安いが取り出しに料金がかかり、頻繁に参照されるオブジェクトが混在すると割高になる

C 取り出し料金がかかるうえ単一AZ保存となり、可用性の観点でも一般的な用途には向かない

D 取り出しは高速だが料金が発生し、四半期に1回程度のアクセスを想定した価格設計のため混在パターンには合わない

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