Q1. ある企業は複数事業部のワークロードをAWS Organizationsで統合し、承認外リージョンでのリソース作成を禁止するSCPを組織ルートにアタッチしました。メンバーアカウントでは意図どおり拒否されますが、管理アカウントで起動したEC2インスタンスだけは承認外リージョンでも作成できてしまいます。管理アカウントには社内DNSとログ集約基盤という共有サービスの本番ワークロードが残っており、監査部門からは例外のない統制を求められています。すべてのワークロードに一貫してガードレールを効かせるために最も適切な対応はどれですか。
- A. 組織ルートではなく、各OUに同じSCPを個別にアタッチし直す
- B. 管理アカウントのIAMユーザーとロールに、同じ内容の許可境界を設定する
- C. 管理アカウントの共有サービスワークロードを専用のメンバーアカウントへ移し、そのアカウントをOU配下で管理する
- D. 管理アカウントをワークロード用のOUへ移動し、SCPの評価対象に含める
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正解:C
A SCPが管理アカウントに効かないのはアタッチ先の問題ではない。どの階層にアタッチしても管理アカウントは評価対象外のままであり、症状は変わらない。
B 許可境界はプリンシパル単位のため新規作成分への適用漏れが起きるうえ、ルートユーザーには適用できない。アカウント全体の恒久的な上限にはならない。
C(正解) 正解。SCPは組織の管理アカウントには一切適用されない仕様であり、設定では変えられない。管理アカウントは請求と組織管理に用途を限定し、ワークロードはメンバーアカウントへ移すのが原則である。
D 管理アカウントはOUに配置してもSCPの対象外である。そもそも管理アカウントを他のOUへ移す運用は統制上も推奨されない。