トキヌク

AWS MLA サンプル問題

AWS Certified Machine Learning Engineer - Associate(AWS MLA)対策のオリジナル問題30問を無料公開。アプリの無料枠と同じ問題で、全220問収録のAWS MLA問題集から抜粋しています。「答えと解説を見る」を開くと、正解だけでなく全選択肢の解説を読めます。

30問無料公開 全220問収録 全選択肢解説付き
アプリで解く(無料・登録不要)→

機械学習のためのデータ準備

前処理/特徴量エンジニアリング

Q1. ある小売企業のMLチームが、S3上の数TBのトランザクションログに対して結合と集計を伴う前処理を行おうとしています。処理は学習パイプラインの一部として実行し、完了後は計算リソースを保持したくありません。既存のPySparkスクリプトを流用できることが条件です。最も適切な方法はどれですか?

  1. A. SageMaker の組み込み scikit-learn Processing コンテナでスクリプトを実行する
  2. B. 常時起動のEMRクラスターを構築し、ステップとしてPySparkジョブを投入する
  3. C. SageMaker Processing の PySpark プロセッサでジョブを実行する
  4. D. Lambda関数を並列起動し、S3オブジェクトごとに集計処理を行わせる
答えと解説を見る

正解:C

A scikit-learnコンテナは単一インスタンス上のpandas処理を想定しており、数TBの分散結合には向かない。PySparkスクリプトもそのままでは動かない

B 分散処理自体は可能だが、クラスターを保持し続けるため前処理を行わない時間も課金される。完了後にリソースを残さない要件に合わない

C(正解) 正解。マネージドなSparkクラスタがジョブ単位で起動し、既存のPySparkスクリプトをそのまま実行できる。完了時にクラスタは自動終了する

D Lambdaは実行時間15分・メモリ上限の制約があり、シャッフルを伴う結合処理には不向き。数TB規模の集計を担わせる設計ではない

前処理/特徴量エンジニアリング

Q2. あるチームが新しく受領した表形式データセットをSageMaker Studio上で調査しています。学習を始める前に、欠損値の割合、外れ値、ターゲットリークの疑いがある特徴量などを短時間で把握したいと考えています。コーディングは最小限にしたいです。最も適切な方法はどれですか?

  1. A. Data Wrangler のデータ品質とインサイトレポートを生成する
  2. B. SageMaker Processing ジョブで統計量を算出するスクリプトを自作する
  3. C. Model Monitor のデータ品質モニタリングでベースラインを作成する
  4. D. Glue DataBrew のプロファイルジョブを実行し、結果をS3に出力する
答えと解説を見る

正解:A

A(正解) 正解。ノーコードで欠損値・外れ値・特徴量重要度・ターゲットリークの警告までを含む診断レポートを自動生成し、探索の初動を短縮できる

B 同等の統計は得られるが、スクリプトの実装と実行環境の管理が必要になる。コーディングを最小限にしたいという要件に反する

C Model Monitorは本番エンドポイントの推論データを既存ベースラインと比較する機能。学習前のデータセット探索を目的とした機能ではない

D プロファイル統計は取得できるが、ターゲットリークの警告のようなML固有の診断は提供しない。Studio内で完結する探索にもならない

前処理/特徴量エンジニアリング

Q3. あるフィンテック企業が不正検知モデルをリアルタイム推論エンドポイントで提供しています。推論時に直近の取引集計値を数ミリ秒で取得する必要があり、同じ特徴量定義を日次のバッチ再学習でも使いたいと考えています。最も適切な構成はどれですか?

  1. A. 特徴量をS3のParquetに書き出し、推論時にAthenaでクエリして取得する
  2. B. Amazon S3 Feature Cache を有効にして低レイテンシ読み取りを行う
  3. C. 特徴量をRDS for PostgreSQLに保存し、推論と学習で同じテーブルを参照する
  4. D. SageMaker Feature Store のオンラインストアとオフラインストアを併用する
答えと解説を見る

正解:D

A Athenaはインタラクティブ分析向けでクエリ実行に秒単位かかる。数ミリ秒の推論経路に組み込むレイテンシ要件を満たせない

B架空 そのような名前のサービスはAWSに存在しない。低レイテンシの特徴量取得を担うのはSageMaker Feature Storeのオンラインストア

C 実現は可能だが、特徴量グループの定義・時点指定の取得・履歴の自動蓄積を自前で作り込む必要があり運用負荷が高い

D(正解) 正解。オンラインストアが低レイテンシ取得を、オフラインストアがS3上の履歴を提供し、単一の特徴量定義で学習と推論の整合を保てる

前処理/特徴量エンジニアリング

Q4. ある企業のレコメンドモデルは、オフライン評価では高い精度を示すのに本番エンドポイントでは精度が明らかに低下します。調査の結果、学習用の特徴量はSparkジョブで、推論用の特徴量はアプリケーション側のJavaコードで別々に計算されていました。最も効果的な対策はどれですか?

  1. A. 推論エンドポイントのインスタンスタイプを大きくし、前処理の計算余裕を確保する
  2. B. 特徴量の計算を一元化し、学習と推論が同じパイプラインを参照する
  3. C. 学習データの件数を大幅に増やして再学習し、汎化性能を高める
  4. D. Model Monitor のモデル品質モニタリングを有効にしてアラートを設定する
答えと解説を見る

正解:B

A レイテンシには効くが、特徴量の計算ロジックが二重に実装されている状況は変わらない。精度低下の原因に対処していない

B(正解) 正解。学習時と推論時で特徴量の定義がずれるtraining-serving skewが原因であり、単一の計算ロジックを共有することが根本対策になる

C データ量は本質ではない。入力特徴量の計算方法そのものが学習時と推論時で異なるため、再学習しても同じずれが残る

D 劣化の検知は早くなるが検知は対症療法にとどまる。特徴量計算の二重実装というずれの原因そのものは取り除けない

前処理/特徴量エンジニアリング

Q5. ある製造業のセンサーデータに、特定の機器で約15%の欠損があります。欠損は機器の通信断が原因で発生しており、欠損が起きたこと自体が故障の予兆と相関している可能性があります。行を削除するとデータ量が大きく減ります。最も適切な処理はどれですか?

  1. A. 中央値で補完したうえで、欠損の有無を示すフラグ列を新たに追加する
  2. B. 欠損を含む行をすべて削除してから学習データセットを作成する
  3. C. 欠損値をすべて0で置換し、他の特徴量と同じスケールに正規化する
  4. D. 欠損を含む特徴量の列そのものを削除し、残りの特徴量で学習する
答えと解説を見る

正解:A

A(正解) 正解。値を埋めて行数を保ちつつ、欠損が発生したという事実そのものが持つ情報をフラグ列としてモデルに伝えられる

B 15%の行を失いデータ量が大きく減るうえ、欠損の発生自体が持つ予兆情報も同時に捨ててしまう

C 0はセンサー値として有効な値になり得るため、欠損と実測値を区別できなくなる。分布も不自然に歪む

D 故障予兆と相関する可能性がある特徴量を丸ごと失う。欠損率15%は列削除を正当化する水準でもない

前処理/特徴量エンジニアリング

Q6. あるEC企業が購入金額から需要を予測する回帰モデルを作っています。購入金額の分布には、法人による年一回の大口発注に由来するごく少数の極端に大きな値が含まれます。これらは誤入力ではなく実際に起きた正当な取引です。最も適切な扱いはどれですか?

  1. A. 該当レコードを異常値として削除し、一般消費者による取引のみで学習する
  2. B. 購入金額を全体の平均値で置き換え、分布の裾を平滑化する
  3. C. 対数変換で裾の重い分布を圧縮し、法人取引を示す列を追加する
  4. D. 標準化を適用して平均0・分散1に揃え、外れ値の影響を除去する
答えと解説を見る

正解:C

A 正当な取引を捨てると大口需要をまったく予測できなくなる。誤入力ではないデータを機械的に除去するのは不適切

B 実測値を平均で潰すと情報が失われ、目的変数との関係も壊れる。外れ値対応として妥当な手法ではない

C(正解) 正解。極端な値の影響を抑えつつ情報を保持でき、大口発注という発生要因をモデルが区別できるようになる

D 標準化はスケールを揃えるだけで分布の形は変えない。外れ値は標準化した後も外れ値のまま残る

データ取り込み/ストレージ2つ選択

Q7. あるMLチームは、パートナーから毎日S3の日付別プレフィックスに追加されるCSVを AWS Glue のETLジョブで加工し、学習用データセットを更新しています。ジョブは毎回バケット全体を読み直しており、データの蓄積とともに実行時間と費用が膨らんでいます。処理済みのデータを繰り返し読み直さないようにする方法として適切なものはどれですか?(2つ選択)

  1. A. ジョブブックマークを有効にし、前回の続きから未処理のデータだけを処理する
  2. B. ジョブの実行前に Glue クローラーを実行してテーブル定義を更新する
  3. C. パーティション述語を指定して当日分のパーティションだけを読み込む
  4. D. ワーカー数を増やしてジョブの実行時間を短縮する
  5. E. 全件を読み込んだうえで、出力の直前に重複するレコードを除去する
答えと解説を見る

正解:A・C

A(正解) 正解。Glueが処理済みオブジェクトの状態を保持するため、実行のたびに前回以降に追加された分だけが対象になる。ジョブのコードを書き換えずに再処理を避けられる

B カタログ上のスキーマやパーティションが最新化されるだけで、ジョブが読み込む範囲は変わらない。列構成の変化への備えにはなるが再処理はなくならない

C(正解) 正解。日付でパーティション分割されていれば読み込み対象を当日のプレフィックスに限定でき、スキャンするデータ量そのものを削減できる

D 読み込むデータ量は変わらないため、単位時間あたりの並列度が上がるだけで処理量に応じた費用は減らない。データの蓄積が続けば同じ問題が再発する

E 読み込みと変換の負荷はまったく減らず、実行時間と費用の問題はそのまま残る。重複の排除は出力の正しさに関する話であって、再処理の回避策ではない

前処理/特徴量エンジニアリング2つ選択

Q8. ある小売企業が、週次の商品別販売数を勾配ブースティング木で予測しています。現在の特徴量は商品カテゴリと店舗属性だけで、需要の勢いや水準の変化をモデルがまったく捉えられていません。推論時点で確実に入手できる情報だけを使う必要があります。追加する特徴量として適切なものはどれですか?(2つ選択)

  1. A. 1週前・2週前・52週前の販売数のラグ特徴量
  2. B. 予測対象週の実際の販売数の合計
  3. C. 直近4週・12週の移動平均と移動標準偏差
  4. D. レコードをファイルに書き出した順の通し番号
  5. E. 予測対象週の翌週に確定する在庫補充量
答えと解説を見る

正解:A・C

A(正解) 正解。過去の実績値を明示的に列として与えることで、直近の水準と前年同時期の季節性を木モデルが利用できるようになる。推論時点ですでに確定している値なのでリークにもならない

B 予測しようとしている値そのものであり、典型的なターゲットリーク。検証スコアは跳ね上がるが推論時には存在しない情報なので本番では使えない

C(正解) 正解。水準の変化と変動の大きさを要約した特徴量で、木モデルが単独では表現しにくいトレンドとばらつきを補える。集計対象を過去の確定値に限れば安全に使える

D データの並び順に依存する人工的な値で、需要とは因果関係がない。並び順が偶然ターゲットと相関していた場合はむしろ誤った関係を学習させてしまう

E 予測実行時点ではまだ確定していない未来の値であり、学習時にしか手に入らない。本番のバッチ推論で値を埋められず、埋めれば学習時と分布が食い違う

MLモデルの開発

学習/組み込みアルゴリズム

Q9. ある通信事業者が、契約期間や月額料金、問い合わせ回数といった数値とカテゴリが混在する表形式データから、顧客が解約するかどうかを予測しようとしています。データは200万行あり、短期間で高い精度のベースラインを得たいと考えています。最も適切な組み込みアルゴリズムはどれですか?

  1. A. XGBoost で数値とカテゴリが混在する表形式データの二値分類モデルを学習する
  2. B. K-Means で顧客を解約グループと継続グループにクラスタリングする
  3. C. Random Cut Forest で解約しそうな顧客を異常値として抽出する
  4. D. Seq2Seq で契約履歴の系列から解約フラグの系列を生成する
答えと解説を見る

正解:A

A(正解) 正解。勾配ブースティング木は数値とカテゴリが混在する表形式データの分類で高い精度が出やすく、学習も高速。表形式の教師あり分類における第一候補

B K-Meansはラベルを使わない教師なしクラスタリングで、既に手元にある解約ラベルを学習に活かせない。クラスタが解約有無と一致する保証もない

C RCFはラベルなしで希少な外れ値を検出する用途。解約顧客は外れ値ではなく、ラベル付きデータがある以上は教師あり学習を選ぶべき

D Seq2Seqは翻訳や要約など可変長の系列を別の系列へ変換する用途。表形式の二値分類に用いるのは過剰かつ学習コストも高い

学習/組み込みアルゴリズム

Q10. ある小売企業が、全国3000店舗×500商品の週次販売数を予測しようとしています。個々の系列は短く欠測もありますが、店舗間で似た季節性が見られます。系列ごとに個別のモデルを持つ運用は避けたいと考えています。最も適切な組み込みアルゴリズムはどれですか?

  1. A. Linear Learner で店舗と商品をカテゴリ特徴量として回帰する
  2. B. DeepAR で全系列を1つのモデルとして学習する
  3. C. 系列ごとにXGBoostの回帰モデルを個別に学習して管理する
  4. D. Random Cut Forest で販売数の時系列から将来値を推定する
答えと解説を見る

正解:B

A 線形モデルは季節性や系列間の共通パターンを自動では捉えられず、ラグ特徴量を人手で大量に設計する必要がある

B(正解) 正解。多数の関連時系列をまとめて1つのモデルで学習する設計で、系列が短くても他の系列から学んだ共通パターンを活用できる

C 150万個のモデルを学習・運用することになり現実的でない。系列間で情報を共有できず短い系列の精度も上がらない

D RCFは時系列中の異常点にスコアを付けるアルゴリズムで、将来の値そのものを予測する機能を持たない

学習/組み込みアルゴリズム

Q11. あるSaaS事業者が、数百台のサーバーから毎分収集されるメトリクスのストリームから、普段と異なる振る舞いを自動的に見つけ出したいと考えています。過去に異常のラベル付けは一切行っておらず、どのような異常が起きるかも事前には分かりません。最も適切な組み込みアルゴリズムはどれですか?

  1. A. XGBoost で正常と異常を判別する二値分類モデルを学習する
  2. B. IP Insights でメトリクスの異常な組み合わせを検出する
  3. C. Random Cut Forest で各データポイントに異常スコアを付与する
  4. D. K-Means でメトリクスをクラスタリングし、小さいクラスタを異常とみなす
答えと解説を見る

正解:C

A 教師あり学習には異常ラベルが必要だが手元に存在しない。仮に作っても未知の種類の異常には反応できない

B IP InsightsはIPアドレスとユーザーIDなどエンティティのペアの異常さを学習する専用アルゴリズムで、数値メトリクスの時系列には適用できない

C(正解) 正解。ラベル不要の教師なし異常検知アルゴリズムで、逐次到着するデータ点に異常スコアを付ける用途に設計されている

D クラスタ数を事前に決める必要があり、ストリーミングデータへの逐次的なスコア付けには向かない。判定基準の維持も煩雑

学習/組み込みアルゴリズム

Q12. あるECサイトが、毎日到着する数百万件の商品レビューを「配送」「品質」「価格」などのカテゴリへ分類しようとしています。ラベル付きの学習データは用意済みで、CPUインスタンスで短時間に学習を終わらせたいという制約があります。最も適切な組み込みアルゴリズムはどれですか?

  1. A. Object2Vec でレビュー文とカテゴリのペアの埋め込みを学習する
  2. B. LDA でレビューのトピックを抽出し、トピック番号をカテゴリとする
  3. C. Seq2Seq でレビュー本文からカテゴリ名の文字列を生成する
  4. D. BlazingText の教師ありモードで多クラスのテキスト分類モデルを学習する
答えと解説を見る

正解:D

A Object2Vecはオブジェクトのペア関係を埋め込む汎用アルゴリズムで、テキスト分類に特化した最適化はなく学習コストが高くなる

B LDAは教師なしのトピック抽出で、既存のカテゴリ体系と一致する保証がない。用意済みのラベルをまったく活かせない

C Seq2Seqは系列変換用で学習コストが大きく、固定数のクラスへ振り分ける多クラス分類に用いるのは非効率

D(正解) 正解。fastText互換の高速なテキスト分類・単語埋め込みアルゴリズムで、CPUインスタンスでも大規模コーパスを短時間で学習できる

学習/組み込みアルゴリズム

Q13. ある製造業の企業が、製品表面を撮影した画像から傷の有無を判定するだけでなく、傷が占める領域の面積を算出して品質等級を決めたいと考えています。画像の各画素が傷かどうかを判定する必要があります。最も適切な組み込みアルゴリズムはどれですか?

  1. A. セマンティックセグメンテーションで各画素を傷か背景かに分類し、領域の面積を算出する
  2. B. Image Classification で画像全体に傷ありのラベルを付与する
  3. C. Object Detection で傷をバウンディングボックスで囲んで検出する
  4. D. K-Means で画素の色をクラスタリングし、暗い領域を傷とみなす
答えと解説を見る

正解:A

A(正解) 正解。各画素にクラスラベルを割り当てるアルゴリズムで、領域の形状や面積を算出したいという要件に唯一適合する

B 画像単位のラベルしか得られず、傷がどこにどれだけ広がっているかは分からない。面積算出の要件を満たさない

C 矩形の位置と大きさは得られるが、矩形内には傷でない領域も含まれるため面積を正確に算出できない

D 照明むらや製品自体の模様も暗く写るため誤検出が多い。何を傷とみなすかを学習していないので精度が安定しない

学習/組み込みアルゴリズム

Q14. ある動画配信サービスが、数千万ユーザー×数十万作品の視聴ログから作品を推薦するモデルを構築しようとしています。各ユーザーが視聴した作品はごく一部にとどまり、特徴量行列は極端に疎になります。最も適切な組み込みアルゴリズムはどれですか?

  1. A. KNN で似た視聴履歴を持つユーザーを検索して推薦を作る
  2. B. XGBoost で視聴有無を予測する二値分類モデルを学習する
  3. C. PCA で視聴行列を圧縮したうえで線形回帰を適用する
  4. D. Factorization Machines で疎な特徴量の相互作用を学習する
答えと解説を見る

正解:D

A 極端に疎な高次元ベクトルでは距離が意味を持ちにくく、数千万ユーザー規模の近傍探索は計算量の面でも厳しい

B 決定木はワンホット展開された非常に疎な高次元特徴量の相互作用を捉えるのが苦手で、分割の学習が困難になる

C PCAは次元削減しか行わず、推薦に必要な特徴量ペアの相互作用は学習しない。二段構えになり運用も複雑

D(正解) 正解。高次元かつ疎なデータで特徴量ペアの相互作用を低次元表現として効率的に学習する設計で、推薦やクリック予測の定番

学習/組み込みアルゴリズム

Q15. ある研究チームが、社内で開発した独自のC++ライブラリに依存する学習コードをSageMakerの学習ジョブとして実行したいと考えています。このライブラリは特定バージョンのシステムパッケージを必要とし、既存のフレームワークコンテナには含まれていません。最も適切な方法はどれですか?

  1. A. 組み込みアルゴリズムのXGBoostに置き換えて学習を実行する
  2. B. 必要なシステムパッケージを含む独自コンテナをビルドし、ECRに登録して学習ジョブから利用する
  3. C. スクリプトモードのrequirements.txtにライブラリを記載して導入する
  4. D. ノートブックインスタンスのライフサイクル設定でライブラリを導入する
答えと解説を見る

正解:B

A 研究で用いる独自アルゴリズムを捨てることになり目的を満たさない。依存関係をどう解決するかという問いへの答えにもなっていない

B(正解) 正解。OSレベルの依存まで自由に制御できるのはBYOCのみ。学習ジョブ用のインターフェースを満たせばSageMakerがそのまま実行できる

C スクリプトモードで追加できるのは主にPythonパッケージ。OSのシステムパッケージや特定バージョンの共有ライブラリは導入できない

D ライフサイクル設定が影響するのはノートブック環境だけで、学習ジョブが動く別のコンテナには一切反映されない

学習/組み込みアルゴリズム

Q16. あるスタートアップが、社内文書の要約機能を数週間で提供したいと考えています。大規模モデルをゼロから学習する予算はなく、公開されている事前学習済みモデルをいくつか比較検証し、自社データで軽くファインチューニングして評価したいと考えています。最も適切な方法はどれですか?

  1. A. 組み込みのSeq2Seqアルゴリズムを自社データだけで最初から学習する
  2. B. Amazon Comprehend のカスタム分類モデルを学習して要約させる
  3. C. SageMaker JumpStart のモデルを試し、必要に応じてファインチューニングする
  4. D. 独自コンテナで学習スクリプトを実装し、GPUクラスタで事前学習をやり直す
答えと解説を見る

正解:C

A 小規模な自社データのみでは要約に必要な言語能力を獲得できない。事前学習済みモデルという既存資産を捨てている

B Comprehendのカスタム分類は文書をあらかじめ定めたカテゴリへ割り当てる機能で、要約文を生成することはできない

C(正解) 正解。事前学習済みモデルとサンプルノートブックをカタログから数クリックで展開でき、そのままファインチューニングまで実行できる

D 事前学習のやり直しは時間も費用も桁違いに大きく、数週間で提供するという制約とまったく合わない

MLワークフローのデプロイとオーケストレーション

推論エンドポイント/デプロイ方式

Q17. ある小売企業のECサイトが、商品ページの表示時にパーソナライズされたレコメンドを返すモデルを運用します。トラフィックは日中を通して常時発生し、応答は100ミリ秒以内に返す必要があります。最も適切な推論方式はどれですか?

  1. A. Amazon SageMaker バッチ変換ジョブを5分間隔で起動し、結果をDynamoDBに書き出す
  2. B. Amazon SageMaker リアルタイム推論エンドポイント
  3. C. Amazon SageMaker 非同期推論エンドポイントを使い、結果をS3に出力して通知を受け取る
  4. D. Amazon SageMaker サーバーレス推論をProvisioned Concurrencyなしで構成する
答えと解説を見る

正解:B

A バッチ変換は事前計算した結果しか返せず、表示時のリクエスト内容に応じた推論ができない。5分の遅延も要件に合わない

B(正解) 正解。常時起動のインスタンスがHTTPS経由でミリ秒単位の応答を返す方式で、常時トラフィックかつ低レイテンシという要件に最も合致する

C 非同期推論はキューイングを挟むため応答が即時にならず、大きなペイロードや長時間処理が本来の用途。100ミリ秒のSLAは満たせない

D 間欠的なトラフィック向けの方式で、コールドスタート時に数秒の遅延が生じうる。常時高トラフィックではコスト面の優位性もない

推論エンドポイント/デプロイ方式

Q18. ある社内向け経費精算システムが、領収書の分類モデルを呼び出します。呼び出しは月末の数日に集中し、それ以外の日はほぼゼロです。数秒のコールドスタートは許容できますが、待機中の課金は避けたいと考えています。最も適切な推論方式はどれですか?

  1. A. リアルタイム推論エンドポイントをml.m5.largeで稼働させ、最小容量を1に設定する
  2. B. AWS Batch でコンテナを起動し、リクエストごとに推論スクリプトを実行する
  3. C. Amazon SageMaker サーバーレス推論エンドポイント
  4. D. 非同期推論エンドポイントを構成し、インスタンス数の下限を0にしてゼロスケールさせる
答えと解説を見る

正解:C

A 最小1インスタンスが常時起動するため、呼び出しがない日も課金が続く。待機中の課金を避けたいという要件に反する

B Batchはバッチ計算ジョブ向けのサービスで、同期的なAPI応答を返す用途ではない。ジョブ起動のオーバーヘッドも大きい

C(正解) 正解。リクエストがない間はインスタンスが起動せず課金もされない。間欠的なトラフィックでコールドスタートを許容できる場合に最適

D 待機課金は避けられるが、応答はS3出力と通知経由になる。分類結果を同期的に受け取る通常のAPI呼び出しには適さない

推論エンドポイント/デプロイ方式

Q19. あるチームがサーバーレス推論の採用を検討しています。対象モデルはGPU実行が前提で、入力画像は1枚あたり最大20MB、推論には平均90秒かかります。この要件を満たせる構成として最も適切なものはどれですか?

  1. A. 非同期推論エンドポイントをGPUインスタンスで構成する
  2. B. サーバーレス推論のメモリを6144MBに増やし、Provisioned Concurrencyを有効化する
  3. C. サーバーレス推論を使い、画像はS3に置いてオブジェクトのURIだけをリクエストで渡す
  4. D. サーバーレス推論エンドポイントを複数作成し、画像をタイル分割して並列に推論する
答えと解説を見る

正解:A

A(正解) 正解。サーバーレス推論はGPU非対応でペイロード4MB・タイムアウト60秒の上限がある。非同期推論なら最大1GBのペイロードと最大60分の処理に対応する

B メモリ拡張とProvisioned Concurrencyはコールドスタート対策であり、GPU非対応・ペイロード4MB・タイムアウト60秒の制約は変わらない

C ペイロード制約は回避できるが、サーバーレス推論にGPUは割り当てられず、平均90秒の処理は60秒のタイムアウトを超える

D 実装が複雑になるうえ、サーバーレス推論の実行がCPUに限られる点は分割しても解消しない。タイムアウト制約も残る

推論エンドポイント/デプロイ方式

Q20. ある医療機器メーカーが、CTスキャン画像から病変候補を検出するモデルを運用します。1件の入力は最大800MB、推論には10分から30分かかります。リクエストは1日数十件で、結果は処理完了後に通知されれば十分です。最も適切な推論方式はどれですか?

  1. A. リアルタイム推論エンドポイントをml.g5.2xlargeで構成し、タイムアウトを延長する
  2. B. サーバーレス推論エンドポイントのメモリを上限まで拡張して処理する
  3. C. AWS Lambda関数にモデルをロードし、関数URLから同期的に呼び出す
  4. D. Amazon SageMaker 非同期推論エンドポイント
答えと解説を見る

正解:D

A リアルタイム推論はペイロード6MB・タイムアウト60秒が上限で延長もできない。800MBの入力や30分の処理には対応できない

B サーバーレス推論はペイロード4MB・タイムアウト60秒の制約があり、メモリを増やしても解消しない。GPUも利用できない

C Lambdaは最大15分の実行時間とペイロード上限があり、30分かかる推論には不足する。大容量モデルのロードにも向かない

D(正解) 正解。最大1GBのペイロードと最大60分の処理時間に対応し、リクエストをキューイングして完了時にAmazon SNSで通知できる

推論エンドポイント/デプロイ方式

Q21. ある企業が非同期推論エンドポイントで動画解析モデルを運用しています。リクエストは平日の朝に集中し、夜間と週末は全く来ません。リクエストがない時間帯の課金をゼロにしつつ、到着時には自動的に処理を再開させたいと考えています。最も適切な設定はどれですか?

  1. A. Application Auto Scalingのスケジュールスケーリングで、夜間と週末の台数を1に固定する
  2. B. 最小容量を0に設定し、ApproximateBacklogSizePerInstance でターゲット追跡させる
  3. C. エンドポイントの前段にAmazon SQSキューを配置し、AWS Lambdaから呼び出させる
  4. D. 毎晩エンドポイントを削除し、翌朝Lambdaで再作成するルールをEventBridgeで組む
答えと解説を見る

正解:B

A 最小1インスタンスが残るため課金はゼロにならない。非同期推論が0台までスケールインできる特性を活かせていない

B(正解) 正解。非同期推論はキューの滞留量を指標にゼロまで縮退でき、リクエスト到着でキューが伸びると自動的にインスタンスが起動する

C 非同期推論は内部で既にキューイングを行っており、外部SQSを足しても待機中のインスタンス課金はなくならない

D 課金は止まるが作成に数分かかり運用も複雑になる。リクエスト到着時に自動で処理を再開するという要件を満たさない

推論エンドポイント/デプロイ方式

Q22. あるマーケティング部門が、1,200万件の顧客レコードに対して解約予測スコアを毎週日曜の夜に一括算出しています。結果はS3に出力してBIツールから参照するだけで、リアルタイムの呼び出しは一切ありません。最もコスト効率が高い方法はどれですか?

  1. A. Amazon SageMaker バッチ変換ジョブ
  2. B. リアルタイム推論エンドポイントを作成し、週次のAWS Lambdaから1件ずつ呼び出す
  3. C. サーバーレス推論エンドポイントに対し、EventBridgeから週次で全件を並列呼び出しする
  4. D. 非同期推論エンドポイントに全レコードを投入し、完了通知を待って結果を集約する
答えと解説を見る

正解:A

A(正解) 正解。エンドポイントを常時保持せずジョブ実行中だけ課金され、S3の入力を分散処理して結果をS3へ出力する。定期一括推論に最適

B 1,200万回のAPI呼び出しは処理時間もコストも膨大で、エンドポイントは残り6日間も課金され続ける

C サーバーレス推論は同時実行数に上限があり、1,200万件の一括処理には向かない。1件ずつのHTTP呼び出しも非効率

D 非同期推論は大きなペイロードの個別リクエスト向けで、エンドポイントの維持も必要。定期一括処理ならバッチ変換が安い

推論エンドポイント/デプロイ方式

Q23. あるSaaS企業が、テナントごとに個別学習した需要予測モデルを800個保有しています。すべて同じXGBoostフレームワークで、多くのモデルは1日数回しか呼ばれません。エンドポイント数を増やさずにホスティングコストを抑えたいと考えています。最も適切な方法はどれですか?

  1. A. 800個のリアルタイムエンドポイントを作成し、それぞれ最小インスタンス数を1に設定する
  2. B. 800個のモデルを1つにまとめて再学習し、単一のマルチクラスモデルとしてデプロイする
  3. C. マルチコンテナエンドポイントに800個のモデルコンテナを配置する
  4. D. マルチモデルエンドポイントを作成し、モデルアーティファクトをS3に配置する
答えと解説を見る

正解:D

A 800台分のインスタンスが常時課金され、ほとんど呼ばれないモデルにも料金が発生する。コスト面で最も不利

B テナント固有の予測精度が失われるうえ、テナント追加のたびに全体を再学習する必要があり運用が破綻する

C マルチコンテナエンドポイントは異なるフレームワークのコンテナを最大15個まで配置する仕組みで、800個は収容できない

D(正解) 正解。同一フレームワークの多数モデルを1エンドポイントで共有し、呼び出し時にS3からオンデマンドでロードする。稀に呼ばれるモデルは初回のロード遅延が生じる

MLソリューションの監視・保守・セキュリティ

監視/Model Monitor/ドリフト

Q24. ある金融機関が、融資審査モデルをリアルタイム推論エンドポイントで運用しています。運用開始後に申込者の年齢層構成が変化しており、特定の属性グループに対する予測の偏りが時間とともに拡大していないかを継続的に確認したいと考えています。最も適切な監視はどれですか?

  1. A. SageMaker Model Monitor のデータ品質監視を有効化する
  2. B. SageMaker Model Monitor のバイアスドリフト監視を有効化する
  3. C. SageMaker Model Monitor のモデル品質監視を有効化する
  4. D. SageMaker Debugger の組み込みルールで学習ジョブのテンソルを監視する
答えと解説を見る

正解:B

A 入力特徴量の型・欠損率・統計分布がベースラインから外れたかを見る仕組み。属性グループ間で予測がどう偏っているかという公平性の観点は評価しない

B(正解) 正解。Clarify と連携し、学習時に算出したバイアス指標をベースラインとして本番データでの予測の偏りの変化を定期評価する

C 精度やF1などの予測性能を正解ラベルと突き合わせて測るもの。全体の精度が保たれたままグループ間の偏りだけが広がる状況は捉えられない

D 勾配消失や過学習など学習中の内部状態を捉える機能。本番エンドポイントで稼働中のモデルに対する継続監視には利用できない

監視/Model Monitor/ドリフト

Q25. あるチームが本番エンドポイントに SageMaker Model Monitor のデータ品質監視スケジュールを作成しましたが、実行のたびに違反が一件も報告されず、統計値の比較結果も出力されないことに気づきました。データキャプチャは正しく有効化されています。最も可能性が高い原因はどれですか?

  1. A. エンドポイントのインスタンスタイプが監視に必要な CPU 性能を満たしていない
  2. B. モニタリングスケジュールの実行頻度が毎時に設定されており、日次への変更が必要
  3. C. エンドポイントに Clarify の説明可能性モニターを設定していない
  4. D. ベースラインジョブを実行しておらず、比較基準となる制約ファイルが存在しない
答えと解説を見る

正解:D

A 監視ジョブは別途起動される Processing インスタンス上で実行されるため、エンドポイント側のインスタンスタイプは判定結果に影響しない

B 頻度は評価の粒度を決めるだけ。比較の基準が用意されていなければ、頻度をどう変えても違反判定そのものが行われない

C 説明可能性モニターは特徴量の寄与度変化を見る別種のモニターであり、データ品質監視が動作するための前提条件ではない

D(正解) 正解。Model Monitor は学習データから生成した statistics と constraints を基準に逸脱を判定する。ベースラインがなければ比較が成立しない

監視/Model Monitor/ドリフト

Q26. ある企業がリアルタイム推論エンドポイントに Model Monitor を導入しようとしています。エンドポイントは秒間数千件のリクエストを処理しており、監視用データの保存コストを抑えつつ、入力と出力を S3 に収集したいと考えています。最も適切な設定はどれですか?

  1. A. エンドポイント設定でデータキャプチャを有効化し、サンプリング率を指定する
  2. B. 推論コンテナのコードを改修し、リクエストとレスポンスを自前で S3 に書き出す
  3. C. CloudWatch Logs にペイロードを出力し、サブスクリプションフィルタで S3 へ配信する
  4. D. バッチ変換ジョブに切り替え、入力と出力を S3 に保存する
答えと解説を見る

正解:A

A(正解) 正解。DataCaptureConfig は収集割合を指定できるため、全リクエストを保存せずに統計比較に足るサンプルだけを S3 に残せる

B 同じ結果は得られるがコンテナの改修と再デプロイが必要になる。マネージド機能で済むところに保守対象を持ち込んでいる

C ログ経由の収集では Model Monitor が期待するキャプチャ形式にならず、そのままでは監視ジョブの入力として扱えない

D 監視データは残せるがリアルタイム推論という前提を捨てることになる。オンラインのレイテンシ要求を満たせない

監視/Model Monitor/ドリフト

Q27. あるEC事業者が、返品予測モデルの本番での精度が落ちていないかを Model Monitor のモデル品質監視で追跡したいと考えています。データキャプチャの有効化とベースラインの生成はすでに完了しています。監視を成立させるために追加で必要なものはどれですか?

  1. A. エンドポイントにシャドウバリアントを追加し、本番トラフィックを複製すること
  2. B. 特徴量を Feature Store のオンラインストアに登録すること
  3. C. 推論結果に対応する正解ラベルを S3 に継続的に取り込むこと
  4. D. Clarify の学習前バイアス指標をベースラインとして生成すること
答えと解説を見る

正解:C

A シャドウテストは新しいモデル候補をユーザー影響なく評価する仕組み。稼働中モデルの精度劣化を継続測定する機能ではない

B Feature Store は学習と推論の特徴量整合を保つためのもので、精度指標の計算に必要な正解ラベルを供給する仕組みではない

C(正解) 正解。モデル品質監視はキャプチャされた予測と、後から用意されるグラウンドトゥルースを推論IDで突き合わせて精度指標を算出する

D 学習前バイアス指標はデータセットの偏りを測るもの。モデルの予測がどれだけ当たっているかという性能評価には使えない

監視/Model Monitor/ドリフト

Q28. ある保険会社の不正請求検知モデルでは、実際に不正だったかどうかが調査完了まで平均45日かかってから確定します。運用チームはモデル精度の劣化を可能な限り早い段階で察知したいと考えています。最も適切な監視設計はどれですか?

  1. A. モデル品質監視のスケジュールを毎時に設定し、精度低下を即座に検知する
  2. B. 入力のデータ品質ドリフトを日次で監視し、ラベル確定後にモデル品質を評価する
  3. C. 45日分の推論結果をキャッシュし、ラベル到着まで監視スケジュールを停止する
  4. D. 推論のたびにモデルを再学習し、常に最新のデータに追従させる
答えと解説を見る

正解:B

A 正解ラベルが45日後にしか揃わない以上、実行頻度を上げても評価できるデータが存在せず、意味のある精度指標は出ない

B(正解) 正解。ラベル待ちの間は入力分布の変化を早期警報に使い、ラベルが揃った時点で遅延評価として実際の精度を確認する二段構えが現実的

C 監視を止めている間は入力側の異常も見逃す。ラベルに依存しない監視まで捨てるのは早期察知という要件に反する

D 正解ラベルがない状態では再学習そのものができない。劣化の検知ではなく無条件の更新であり、コストも運用負荷も過大

監視/Model Monitor/ドリフト

Q29. ある小売企業の需要予測モデルで、入力特徴量の統計分布はベースラインとほぼ変わらないにもかかわらず、予測誤差だけが数か月かけて着実に大きくなっています。この状況の解釈と対処として最も適切なものはどれですか?

  1. A. データドリフトが発生しているため、入力データの前処理パイプラインを修正する
  2. B. 推論エンドポイントのハードウェア障害であり、インスタンスタイプを変更する
  3. C. 学習時の過学習が原因であり、正則化を強めて学習し直す
  4. D. コンセプトドリフトであり、新しい正解ラベルを含むデータで再学習する
答えと解説を見る

正解:D

A 入力分布が変わっていない以上データドリフトではない。前処理を直しても誤差が拡大している原因には届かない

B ハードウェアの問題なら予測値の誤りではなくレイテンシやエラー率に現れる。数か月かけた緩やかな精度低下の説明にならない

C 過学習ならデプロイ直後から精度が低い。時間とともに悪化していくパターンは学習時の汎化性能の問題では説明できない

D(正解) 正解。入力分布が保たれたまま精度が落ちるのは、特徴量と目的変数の関係そのものが変化した状態。最新データでの再学習が必要

監視/Model Monitor/ドリフト

Q30. あるチームが、Model Monitor が違反を報告したときに人手の介在なしで再学習パイプラインを起動したいと考えています。既存の学習処理はすでに SageMaker Pipelines として定義済みです。最も運用工数が少ない構成はどれですか?

  1. A. Amazon SageMaker Drift Notifier を有効化し、パイプラインを起動先に指定する
  2. B. Lambda 関数を定期実行して違反レポートを S3 から読み、条件に合えばパイプラインを開始する
  3. C. EventBridge ルールでアラームの状態変化を捕捉し、Pipelines の実行をターゲットにする
  4. D. CodePipeline のソースに違反レポートの S3 パスを指定し、更新のたびに再学習させる
答えと解説を見る

正解:C

A架空 そのような名前のサービスはAWSに存在しない。実際にドリフト検知を起点とした自動化を担うのは EventBridge と SageMaker Pipelines の組み合わせ

B 実現はできるがポーリング用の関数とスケジュール、条件判定コードを自前で保守することになり、イベント駆動に比べて工数が大きい

C(正解) 正解。違反件数は CloudWatch メトリクスとアラームに反映されるため、その状態変化を EventBridge が受けてパイプライン実行を直接呼び出せる

D レポートは違反の有無にかかわらず毎回出力されるため、正常時にも再学習が走ってしまう。条件付きの起動にならない

続きは演習アプリで

このページの30問は、演習アプリなら弱点に合わせた出題・成績記録つきで解けます。全220問と本番形式の模擬試験は期間パス(1,500円/30日、自動更新なし)で利用できます。

AWS MLAの演習を無料で始める →

AWS MLA問題集の詳細(出題範囲・よくある質問)→

掲載している問題はすべてトキヌクのオリジナル問題です。実試験問題の流出コピー(ブレインダンプ)は一切使用していません。本サービスは非公式の学習教材であり、各認定団体とは提携・承認・後援関係にありません。試験名は各団体の商標または登録商標です。
トキヌク トップページへ