トキヌク。
GCP CDL サンプル問題
Google Cloud Digital Leader(GCP CDL)対策のオリジナル問題50問を無料公開。アプリの無料枠と同じ問題で、全220問収録のGCP CDL問題集から抜粋しています。「答えと解説を見る」を開くと、正解だけでなく全選択肢の解説を読めます。
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全220問収録
全選択肢解説付き
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Google Cloudによるデジタルトランスフォーメーション
DXの基礎
Q1. 経営会議で「デジタルトランスフォーメーション(DX)とはクラウドへ移行することと同義だ」という意見が出ました。DXの説明として最も適切なものはどれですか?
- A. すべてのシステムをクラウドに移すこと
- B. 紙の書類を電子ファイルに置き換えること
- C. テクノロジーを活用して業務プロセス・文化・顧客体験を変革すること
- D. 社内のIT部門を廃止して外部ベンダーへ全面委託すること
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正解:C
A クラウド移行はDXの有力な手段だが目的ではない。移行しただけでは業務や価値提供のあり方は変わらない
B 単なるデジタイゼーション(電子化)であり、業務や価値提供の変革を伴うDXとは区別される
C(正解) 正解。DXは技術導入そのものではなく、技術を手段として組織のあり方や価値提供を変える取り組みを指す
D 委託形態の変更はDXの定義ではない。むしろDXでは社内のデジタル人材と文化の育成が重視される
DXの基礎
Q2. ある製造業の企業がDXの推進を決定しました。最初に取り組むべきこととして最も適切なものはどれですか?
- A. 解決したいビジネス課題と目指す成果を定義する
- B. 最新のAIサービスを全部門に一斉導入する
- C. 既存システムをすべて同時に刷新する
- D. 競合他社が使っている製品をそのまま採用する
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正解:A
A(正解) 正解。DXは技術起点ではなく課題起点で進める。課題と成果指標が定まって初めて適切な技術選定ができる
B 課題が定義されないままのツール導入は活用されず、投資が成果に結びつかない典型的な失敗パターン
C 一斉刷新はリスクとコストが大きい。優先順位を付けた段階的な取り組みが定石
D 他社の選定が自社の課題に合うとは限らない。自社の課題定義が先にあるべき
クラウドのビジネス価値
Q3. ECサイトを運営する小売企業では、セール期間にアクセスが通常の10倍になり、それ以外の期間はサーバーがほぼ遊休状態です。この課題に対するクラウドの利点として最も適切なものはどれですか?
- A. 物理サーバーを自社で増設しやすくなる
- B. 需要に合わせてリソースを自動的に増減できる
- C. アクセス数の上限を設けて負荷を一定に保てる
- D. セール期間を分散させる必要がなくなる
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正解:B
A クラウドでは物理サーバーの調達・増設自体が不要になる。自社増設はオンプレミスの発想
B(正解) 正解。弾力性(elasticity)により、ピーク時は拡張し閑散期は縮小して、機会損失と無駄なコストの両方を防げる
C アクセス制限は販売機会の損失につながる。需要側を絞るのではなく供給側を伸縮させるのがクラウドの利点
D 業務運営の工夫の話であり、クラウドが直接提供する利点ではない
クラウドのビジネス価値
Q4. クラウドの特性を説明する際の「スケーラビリティ」と「弾力性(エラスティシティ)」の違いとして、最も適切なものはどれですか?
- A. スケーラビリティは自動処理を指し、弾力性は手動操作を指す
- B. 両者は完全に同じ意味で、呼び方が違うだけである
- C. スケーラビリティは縮小のみ、弾力性は拡張のみを指す
- D. スケーラビリティは拡張能力、弾力性は需要に応じた伸縮を指す
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正解:D
A 自動か手動かの区別ではない。弾力性はむしろ需要に応じた自動的な増減を含意する
B 関連は深いが同義ではない。拡張できる能力と、需要に追随して伸縮する性質は区別される
C 方向が逆かつ不正確。スケーラビリティは主に拡張能力、弾力性は双方向の伸縮を指す
D(正解) 正解。需要減少時に縮小してコストを抑えられる点が弾力性の重要な側面になる
IaaS/PaaS/SaaS
Q5. IaaS(Infrastructure as a Service)の説明として最も適切なものはどれですか?
- A. アプリケーションまで含めてすべて提供者が管理するモデル
- B. 完成した業務ソフトウェアをブラウザ経由で利用するモデル
- C. アプリのコードを置くだけで実行環境の管理が不要になるモデル
- D. 仮想マシンなどの基盤を借り、OSから上は利用者が管理するモデル
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正解:D
A SaaSの説明。IaaSでは利用者が管理する範囲が最も広い
B SaaSの典型的な利用形態であり、インフラ部品を借りるIaaSとは異なる
C PaaSの説明。IaaSではOSやミドルウェアの管理が利用者に残る
D(正解) 正解。柔軟性と引き換えにOSパッチ適用などの運用責任を利用者が担うのがIaaSの特徴
IaaS/PaaS/SaaS
Q6. 開発チームが「サーバーやOSの管理はしたくないが、独自のアプリケーションは自分たちで開発したい」と考えています。最も適したサービスモデルはどれですか?
- A. PaaS
- B. IaaS
- C. SaaS
- D. オンプレミス
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正解:A
A(正解) 正解。実行環境・OS・ミドルウェアの管理をプロバイダに任せ、チームはコード開発に集中できる
B 独自開発は可能だがOSやミドルウェアの管理が利用者に残るため、要望の前半に合わない
C 完成品を使うモデルであり、独自アプリケーションの開発はできない
D インフラからすべて自社管理となり、管理負荷を減らしたいという要望と正反対
IaaS/PaaS/SaaS
Q7. 営業部門が、自社でシステムを構築・保守せずに、すぐに使い始められる顧客管理(CRM)ツールを求めています。最も適したサービスモデルはどれですか?
- A. IaaS上にCRMを自社で構築する
- B. PaaS上でCRMアプリを開発する
- C. SaaSのCRMサービスを契約する
- D. オンプレミスにパッケージ製品を導入する
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正解:C
A 構築・保守の負荷が最も大きく、すぐ使いたいという要望に合わない
B 開発期間と開発要員が必要になり、既製品で足りる用途には過剰
C(正解) 正解。アプリの提供・更新・保守までプロバイダが担うため、契約後すぐに利用を開始できる
D サーバー調達と保守運用が自社に残り、導入までの期間も長くなる
クラウド導入形態2つ選択
Q8. ある企業がハイブリッドクラウド構成を採用する理由として妥当なものを2つ選んでください。(2つ選択)
- A. 運用する環境が1種類になり管理が単純になるから
- B. 規制や社内要件でオンプレミスに残す必要があるシステムと、クラウドの俊敏性の両方を活かせるから
- C. セキュリティ対策が一切不要になるから
- D. 既存のオンプレミス投資を活かしながら段階的にクラウドへ移行できるから
- E. クラウドの利用料金が自動的に無料になるから
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正解:B・D
A ハイブリッドは複数環境の併用であり、管理はむしろ複雑になる。単純化は理由にならない
B(正解) 正解。残すべきものは残し、適するものはクラウドで動かすという現実的な使い分けができる
C どの構成でも利用者側のセキュリティ責任は残る
D(正解) 正解。減価償却が残る資産を使い切りつつ、新規ワークロードからクラウド化を進められる
E 構成の選択で料金が無料になることはない
クラウド導入形態2つ選択
Q9. マルチクラウド構成が選ばれるビジネス上の理由として妥当なものを2つ選んでください。(2つ選択)
- A. 事業買収で別のクラウドを使う組織が加わり、両方を運用しながら統合を進める
- B. 複数の事業者を併用すれば、障害時にどちらかの環境へ自動的に切り替わる仕組みが標準で備わる
- C. 単一のクラウド内で複数のリージョンに配置することを指し、災害対策として採用される
- D. 進出先の国や業界の要件により、その地域で利用できるクラウドを併用する必要がある
- E. どの事業者も料金体系が同一になるため、費用の管理が単純になる
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正解:A・D
A(正解) 正解。統合期はどちらの環境も止められないため、併用しながら段階的に整理していく
B 事業者ごとにサービスも操作方法も異なり、切り替えの仕組みは自前で設計しなければ働かない
C マルチリージョン構成の説明。事業者をまたぐマルチクラウドとは別の概念
D(正解) 正解。提供地域や規制上の制約から、事業ごとに使える事業者が分かれることがある
E 料金体系は事業者ごとに異なり、併用すると費用管理はむしろ煩雑になる
Google Cloudによるデータ変革
データの価値と活用
Q10. ある小売企業では、販売データが店舗ごとの表計算ファイルに散在し、経営判断は各店長の経験と勘に頼っています。データドリブンな意思決定へ転換する価値として最も適切なものはどれですか?
- A. 経験豊富なベテラン社員が不要になる
- B. 事実に基づく一貫した判断ができる
- C. データを集めるだけで売上が自動的に増える
- D. 意思決定の回数を減らせる
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正解:B
A データは経験を置き換えるのではなく補完する。仮説立案や解釈には人の知見が必要
B(正解) 正解。全社のデータを統合して分析すれば、勘に頼らず事実に基づいて迅速かつ一貫した判断ができ、結果を測定して改善につなげられる
C 収集は前提にすぎない。分析と施策への反映があって初めて価値になる
D 判断の質と速度を高めるのが目的であり、回数の削減ではない
データの価値と活用
Q11. 部門ごとにデータが分断され、他部門から参照できない「データサイロ」の弊害として最も適切なものはどれですか?
- A. 全社横断の分析ができず全体像を把握できない
- B. データの保存にかかるコストが必ず下がる
- C. 部門ごとの分断によりセキュリティが自動的に強化される
- D. データの鮮度が向上する
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正解:A
A(正解) 正解。サイロ化は全社横断の分析や顧客の全体像の把握を妨げ、重複投資や不整合も生む。統合基盤への集約が解決の方向性
B むしろ重複保存でコストは増えがち。サイロの利点ではない
C 分断は統制の空白を生みやすく、ガバナンス上はむしろリスクになる
D サイロと鮮度に因果はない。連携が絶たれることで古いコピーが使われる弊害の方が大きい
データの価値と活用
Q12. 「構造化データ」「半構造化データ」「非構造化データ」の例の組み合わせとして正しいものはどれですか?
- A. 構造化=商品画像や動画、半構造化=行と列で整理された販売記録、非構造化=タグ付きのイベントログ
- B. 構造化=行と列で整理された販売記録、半構造化=タグ付きのイベントログ、非構造化=商品画像や動画
- C. 構造化=コールセンターの通話音声、半構造化=顧客マスタの表、非構造化=タグ付きのイベントログ
- D. 構造化=タグ付きのイベントログ、半構造化=商品画像や動画、非構造化=会計システムの仕訳データ
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正解:B
A 3つとも入れ替わっている。画像や動画は非構造化、表形式の販売記録は構造化にあたる
B(正解) 正解。定義済みのスキーマに収まるものが構造化、タグやキーで構造の手がかりを持ちながら列が固定されないものが半構造化、画像・動画・音声などが非構造化データ
C 通話音声は非構造化、顧客マスタの表は構造化。タグ付きのイベントログが半構造化にあたる
D タグ付きのイベントログは半構造化、画像や動画は非構造化、仕訳データは構造化データ
ストレージ
Q13. 動画・画像・PDFなどの非構造化データを大量に保存する用途に最も適したGoogle Cloudのサービスはどれですか?
- A. Cloud SQL
- B. Cloud Storage
- C. Memorystore
- D. Spanner
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正解:B
A リレーショナルデータベースであり、大量のファイルオブジェクトの保存には向かない
B(正解) 正解。オブジェクトストレージとして事実上無制限にファイルを保存でき、非構造化データの置き場所の第一候補になる
C インメモリキャッシュであり、大容量ファイルの永続保存用途ではない
D グローバル分散のリレーショナルデータベースであり、ファイル保存の用途ではない
ストレージ
Q14. 法規制により7年間保存が必要な監査記録があり、参照はほとんど発生しません。Cloud Storageで保存コストを最小にするストレージクラスはどれですか?
- A. Standard
- B. Nearline
- C. Coldline
- D. Archive
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正解:D
A 頻繁にアクセスするデータ向けで、保存単価は最も高い
B 月1回程度のアクセスを想定したクラスで、年単位でほぼ参照しないデータにはまだ割高
C 四半期に1回程度のアクセス想定。ほぼ参照しない長期保存ならさらに安価なクラスがある
D(正解) 正解。年1回未満のアクセスを想定した最安の保存クラスで、長期の法定保存に最適
ストレージ
Q15. Cloud Storageのストレージクラスを選ぶ際の基本的な考え方として最も適切なものはどれですか?
- A. アクセス頻度に応じて選び、低頻度ほど保存単価の安いクラスを使う
- B. ファイルの拡張子ごとに決められたクラスを使う
- C. 常に最上位のStandardクラスに統一する
- D. データの重要度が高いほど安いクラスを使う
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正解:A
A(正解) 正解。低頻度クラスは保存単価が安い一方で取り出しコストがかかるため、アクセスパターンとの整合が重要
B ファイル形式とストレージクラスに対応関係はない
C アクセスの少ないデータでは無駄なコストが発生し続ける
D 重要度と単価の対応ではなくアクセス頻度で選ぶ。どのクラスも耐久性は同等に設計されている
データベース
Q16. 社内の在庫管理アプリで使っているMySQLデータベースを、運用負荷を減らしつつクラウドへ移行したいと考えています。最も適したサービスはどれですか?
- A. Bigtable
- B. Cloud Storage
- C. Cloud SQL
- D. Pub/Sub
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正解:C
A NoSQLのワイドカラム型であり、MySQL互換ではない。移行にはアプリの書き換えが必要になる
B オブジェクトストレージでありデータベースではない
C(正解) 正解。MySQL・PostgreSQL・SQL Server互換のマネージドRDBで、既存アプリをほぼ変更せず移行し、パッチやバックアップを任せられる
D メッセージングサービスでありデータベースの代替にはならない
データベース
Q17. 世界数十か国で使われる決済サービスが、地域をまたいで一貫性のあるトランザクション処理と水平スケーリングを両立できるリレーショナルデータベースを求めています。最も適したサービスはどれですか?
- A. Cloud SQL
- B. Spanner
- C. Firestore
- D. Looker
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正解:B
A 単一リージョン中心の構成が基本で、グローバル規模の水平スケーリングには設計上の限界がある
B(正解) 正解。グローバル分散でも強整合性を保ちながら水平スケールできるリレーショナルデータベースで、世界規模の基幹処理に適する
C ドキュメント型NoSQLであり、SQLベースのグローバルなトランザクション基盤という要件には合わない
D BIプラットフォームでありデータベースではない
データベース
Q18. 数百万台のIoTセンサーから毎秒届く時系列データを、低レイテンシで大量に書き込み・参照する基盤が必要です。最も適したサービスはどれですか?
- A. Bigtable
- B. Cloud SQL
- C. Looker Studio
- D. Cloud Storage
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正解:A
A(正解) 正解。ペタバイト規模・低レイテンシのNoSQLワイドカラム型データベースで、時系列・IoTデータの大量書き込みに強い
B リレーショナル型は毎秒数百万件級の書き込みスケールに向かない
C 可視化ツールであり、データの保存基盤ではない
D オブジェクト単位の保存には向くが、行単位の低レイテンシな読み書きには向かない
Google CloudのAIによるイノベーション
AI/MLの基礎
Q19. 「AI(人工知能)」と「機械学習(ML)」の関係の説明として最も適切なものはどれですか?
- A. AIと機械学習はまったく無関係の技術である
- B. 機械学習は、データから学習して賢くなるAIの実現手法の一分野である
- C. AIは機械学習の一部分である
- D. 機械学習とは人間がすべてのルールを手作業で書くことを指す
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正解:B
A 無関係ではなく包含関係にある
B(正解) 正解。AIは知的な振る舞いの実現という広い概念で、機械学習はデータからパターンを学ぶその代表的アプローチ
C 包含関係が逆。広い概念がAI、その一手法が機械学習
D ルールを明示的に書くのは従来型プログラミング。機械学習はデータからルールに相当するパターンを獲得する
AI/MLの基礎
Q20. 従来のルールベースのプログラムと比べたとき、機械学習が優位性を発揮する問題の特徴として最も適切なものはどれですか?
- A. 手順が完全に決まっており例外が一切ない処理
- B. 一度も発生したことがなく、参考データが存在しない事象の予測
- C. ルールを書き切れないほど複雑なパターンが潜む問題
- D. 計算式が1つに定まっている単純な四則演算
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正解:C
A 確定的な手順は従来型プログラミングで確実に実装でき、機械学習を使う必要がない
B 機械学習は過去データからの学習が前提であり、データゼロでは機能しない
C(正解) 正解。画像認識や需要予測のように、大量のデータの中に潜む人手でルール化できない判断を学習で実現できるのが強み
D 通常のプログラムで十分であり、機械学習は過剰
AI/MLの基礎
Q21. 機械学習プロジェクトの成果を大きく左右する要素として、モデルの選択以上に重要とされるものはどれですか?
- A. 学習に使うデータの量と品質
- B. 開発チームのオフィスの立地
- C. モデルに付ける名前
- D. 発表するプレスリリースの文面
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正解:A
A(正解) 正解。偏りや誤りのあるデータからは精度の高いモデルは生まれない。データ整備がMLプロジェクトの土台になる
B モデルの品質とは無関係
C 命名は成果に影響しない
D 広報はプロジェクトの成果そのものを左右しない
AI/MLの基礎
Q22. 過去の取引データに「不正」「正常」のラベルを付けて学習させ、新しい取引の不正らしさを判定するモデルを作ります。この機械学習の手法は何と呼ばれますか?
- A. 教師なし学習
- B. 教師あり学習
- C. 強化学習
- D. 転移学習
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正解:B
A ラベルなしデータから構造やグループを発見する手法で、正解ラベルを使う今回の設定とは異なる
B(正解) 正解。正解ラベル付きのデータで学習し、新しいデータのラベルを予測する手法。分類や回帰が代表例
C 試行錯誤と報酬によって行動方針を学ぶ手法で、ラベル付きデータでの分類とは異なる
D 学習済みモデルを別タスクへ流用する技法の名前であり、この学習設定の分類名ではない
AI/MLの基礎
Q23. 次の業務のうち、機械学習の適用が最も適していないものはどれですか?
- A. 過去の販売実績からの需要予測
- B. 製造ラインの画像による不良品検知
- C. 顧客の閲覧・購入履歴に基づく商品レコメンド
- D. 消費税額の計算のような規則が明確な処理
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正解:D
A 大量データからのパターン学習が活きる典型的なMLユースケース
B 画像認識はMLの得意分野
C レコメンデーションはMLの代表的な適用領域
D(正解) 正解。税額計算のように規則が確定した処理は通常のプログラムで正確に実装でき、確率的に誤りうるMLを使う理由がない
生成AI
Q24. 「生成AI」が従来の判別型AI(分類・予測)と異なる点として最も適切なものはどれですか?
- A. 新しいコンテンツを作り出せる
- B. モデルの学習にデータが一切不要である
- C. 出力が常に100%正確である
- D. 数値の予測が一切できない
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正解:A
A(正解) 正解。既存データの分類や数値予測にとどまらず、学習した分布に基づいて新たなアウトプットを生成できる
B 生成AIも大量のデータで学習されており、データ不要ではない
C 生成AIは事実と異なる出力(ハルシネーション)をすることがあり、正確性の保証はない
D できないわけではない。違いの本質は生成能力の有無にある
生成AI
Q25. 大規模言語モデル(LLM)の説明として最も適切なものはどれですか?
- A. あらかじめ登録された定型文を返す検索プログラム
- B. 表計算ソフト向けの集計専用エンジン
- C. 膨大なテキストで学習し自然な文章を生成できるモデル
- D. ネットワーク機器の動作を制御する組み込みファームウェア
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正解:C
A 定型応答ではなく、文脈に応じてテキストを生成する点がLLMの特徴
B 表計算とは無関係
C(正解) 正解。膨大なテキストからの学習により、文脈に応じた要約・翻訳・質問応答・文章作成など幅広い言語タスクを1つのモデルでこなせる
D 機器制御ソフトウェアでありAIモデルではない
生成AI
Q26. 社員が生成AIから期待する回答を得られず困っています。「プロンプト」の工夫として最も適切な助言はどれですか?
- A. できるだけ短く曖昧に書くほど良い回答になる
- B. 目的・背景・出力形式などの文脈を具体的に伝える
- C. 同じ質問を大文字で繰り返せば精度が上がる
- D. プロンプトは出力に影響しないので工夫は不要
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正解:B
A 曖昧な指示は意図しない回答を招く。明確さが重要
B(正解) 正解。役割や制約、期待する形式を明示するほどモデルは意図に沿った出力を返しやすくなる
C 表記の強調に精度改善の効果はない
D プロンプトは出力品質を左右する最重要の入力であり、影響しないという前提が誤り
生成AI
Q27. 生成AIが事実と異なる内容をもっともらしく出力する現象と、その業務利用における基本的な緩和策の組み合わせとして最も適切なものはどれですか?
- A. オーバーフロー。サーバーの台数を増やす
- B. デッドロック。処理を強制的に再起動する
- C. ハルシネーション。出力を検証せずそのまま顧客へ自動送信して効率化する
- D. ハルシネーション。グラウンディングと人の確認を併用する
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正解:D
A 計算資源の問題ではなく、増強しても事実性は改善しない
B 並行処理の用語であり、生成内容の正確性の問題とは無関係
C 現象名は正しいが、無検証の自動送信はリスクを増幅させる逆の対応
D(正解) 正解。信頼できる情報源への接地と人によるレビューを挟むことが、業務利用の基本的なリスク緩和策になる
インフラとアプリのモダナイゼーション
APIとエコシステム
Q28. 長年運用してきた基幹システムのデータを、新しいモバイルアプリからも利用できるようにしたいと考えています。システムを作り直さずに実現する手段として最も適切なものはどれですか?
- A. 基幹システムの機能をAPIとして公開し、アプリから呼び出す
- B. 基幹システムをゼロから作り直す
- C. データベースの認証情報をアプリに直接埋め込んで接続する
- D. 毎晩CSVファイルを手作業でアプリのサーバーへコピーする
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正解:A
A(正解) 正解。APIは既存資産に手を入れずに機能やデータを外部から利用可能にする標準的な連携手段
B 目的は達成できるが期間もコストも大きく、作り直さずにという要件に反する
C セキュリティ上の重大なリスクであり、変更にも極めて弱い構成になる
D リアルタイム性がなく、手作業は継続的な運用に耐えない
APIとエコシステム
Q29. ある物流企業が、自社の配送追跡機能をAPIとして外部のEC事業者に有償提供することを検討しています。この取り組みが生み出すビジネス価値として最も適切なものはどれですか?
- A. 自社システムの運用コストがゼロになる
- B. 外部事業者に社内システムの全操作権限を渡して開発を委ねられる
- C. 外部が機能を組み込めるようになり収益源が広がる
- D. 競合他社が同種のサービスを提供できなくなる
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正解:C
A API公開でコストが消えるわけではない。むしろ提供基盤の運用が加わる
B APIは必要な機能だけを制御された形で公開する仕組みであり、全権限の開放ではない
C(正解) 正解。APIエコノミーの典型例で、既存資産を外部に再利用してもらうことで新たな収益源と事業の裾野が広がる
D API公開に競合排除の効果はない
コンピューティング
Q30. オンプレミスの仮想マシンで動く業務システムを、構成をほとんど変えずにGoogle Cloudへ移したいと考えています。移行先として最も適したサービスはどれですか?
- A. Cloud Run
- B. Compute Engine
- C. BigQueryのデータウェアハウス
- D. Apigee API Management
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正解:B
A コンテナ化が前提のサーバーレス実行環境であり、VMをそのまま動かす用途ではない
B(正解) 正解。クラウド上の仮想マシンサービスで、OSやミドルウェアの構成を維持したままのリフト&シフトに適する
C 分析用のデータウェアハウスであり、仮想マシンの実行環境ではない
D APIの公開と管理のプラットフォームであり、仮想マシンの移行先ではない
コンピューティング
Q31. 仮想マシンの上でOSやミドルウェアまで自前で運用してきた企業が、マネージドサービスを活用するモダンなアプリケーション開発へ移行しようとしています。経営層に伝える価値として最も適切なものはどれですか?
- A. インフラの運用が不要になるため可用性やアクセス制御も考えなくてよくなる
- B. 大きな変更をまとめて年に1度だけリリースする体制へ戻せる
- C. アプリケーションを一切変更しないまま運用費用だけが自動的に下がっていく
- D. 基盤の運用を任せる分、開発者の時間を差別化につながる機能へ振り向けられる
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正解:D
A 運用の負担は軽くなるが、必要な可用性の水準やアクセス制御の設計は引き続き利用者側の責任として残る
B モダンな開発は小さく頻繁に出して変更のリスクを下げる方向であり、逆行している
C そのまま移すだけで費用が下がるとは限らない。効果を得るには構成やサービス選定の見直しが伴う
D(正解) 正解。マネージドサービスの活用は稼働までの期間を縮め、運用の負担を下げる。空いた工数を事業価値の高い開発に充てられる点が経営上の利点になる
コンテナとサーバーレス
Q32. 「開発環境では動いたのに本番環境では動かない」という問題が頻発しています。コンテナ技術がこの問題を解決できる理由として最も適切なものはどれですか?
- A. 依存関係ごとまとめ、どの環境でも同じように動くから
- B. コンテナを使うとテストが不要になるから
- C. コンテナ技術が本番環境で起こる障害をすべて自動的に防ぐから
- D. コンテナはネットワークを使用しないから
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正解:A
A(正解) 正解。実行に必要なものごとパッケージ化するため、環境差異による不具合を根本から減らせる
B テストの必要性はなくならない。環境差異という変数が減るだけ
C 障害全般を防ぐ技術ではなく、可搬性と一貫性を提供する技術
D コンテナも当然ネットワークを使う。事実として誤り
コンテナとサーバーレス
Q33. 仮想マシン(VM)と比較したコンテナの特徴として最も適切なものはどれですか?
- A. コンテナはVMより起動が遅く、リソース消費も大きい
- B. コンテナはそれぞれ専用の物理サーバーを必要とする
- C. コンテナはOSのカーネルも含めて完全に複製する
- D. ホストOSのカーネルを共有するため軽量で、起動が速く高密度に配置できる
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正解:D
A 逆の説明。ゲストOSを丸ごと起動するVMの方が重い
B 1台のホスト上に多数のコンテナを高密度に載せられるのが利点であり、専用機は不要
C カーネルまで持つのはVM。コンテナはホストOSのカーネルを共有する
D(正解) 正解。ゲストOSを持たない分オーバーヘッドが小さく、迅速なスケールと効率的なリソース利用ができる
コンテナとサーバーレス
Q34. 数百個のコンテナのデプロイ・スケーリング・自己修復を自動管理したい場合に使う、Kubernetesのマネージドサービスはどれですか?
- A. Artifact Registryのコンテナイメージ管理
- B. Google Kubernetes Engine(GKE)
- C. Cloud Run
- D. Cloud Deployのリリースパイプライン
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正解:B
A コンテナイメージを保存・管理するサービスであり、実行中のコンテナを配置したりスケールしたりする役割は持たない
B(正解) 正解。Kubernetesクラスタの構築・運用をGoogleが支援するマネージドサービスで、大規模なコンテナ運用を自動化できる
C コンテナを動かすサーバーレス実行環境だが、Kubernetesクラスタそのものを提供するサービスではない
D アプリのリリース手順を自動化する仕組みであり、稼働中のコンテナ群を管理する基盤ではない
コンテナとサーバーレス
Q35. コンテナ化済みのWebアプリを、クラスタ管理をせずに実行し、アクセスがないときはインスタンスをゼロまで縮退させてコストを抑えたいと考えています。最も適したサービスはどれですか?
- A. Cloud Run
- B. Compute Engine
- C. Bigtable
- D. Cloud AppDock
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正解:A
A(正解) 正解。コンテナをサーバーレスで実行するサービスで、リクエストに応じて自動でスケールし、ゼロまで縮退できる
B VMの管理が必要で、停止しない限り課金が続く。ゼロスケールの要件に合わない
C NoSQLデータベースでありアプリの実行環境ではない
D架空 このような名前のGoogle Cloudサービスは存在しない
コンテナとサーバーレス
Q36. 「Cloud Storageにファイルがアップロードされたら自動でサムネイルを生成する」といったイベント駆動の小さな処理を実装するのに最も適したサービスはどれですか?
- A. Compute Engine
- B. Transfer Appliance
- C. Cloud Run functions
- D. Cloud Interconnect
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正解:C
A 常時稼働のVMでイベントを待ち受けるのは、たまにしか動かない小処理には過剰で非効率
B 物理データ移送の手段であり、イベント処理とは無関係
C(正解) 正解。イベントをトリガーに関数単位のコードを実行するサーバーレスサービスで、実行された分だけの課金で済む
D オンプレミスとの専用線接続サービスであり、コード実行環境ではない
Google Cloudの信頼とセキュリティ
共有責任モデル
Q37. Compute Engine(IaaS)で仮想マシンを運用している場合、ゲストOSへのセキュリティパッチ適用の責任は誰にありますか?
- A. Googleがすべて自動で適用する
- B. 利用者が責任を持って適用する
- C. OSベンダーが利用者に代わって適用する
- D. 誰にも責任はない
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正解:B
A IaaSではゲストOSより上の層は利用者の責任範囲。自動化するかどうかの判断も利用者側にある
B(正解) 正解。共有責任モデルでは、Googleが物理インフラと仮想化基盤を、利用者がゲストOS以上を担う
C ベンダーはパッチを提供するだけで、適用の実施と責任は利用者にある
D 共有責任モデルでは必ずどちらかの責任範囲に属する。空白は存在しない
AIのセキュリティ
Q38. Google CloudはAIの活用を支援するにあたり、「AIスタックのあらゆる層を守る」という考え方を掲げています。この考え方の説明として最も適切なものはどれですか?
- A. モデルさえ堅牢であれば、周辺のデータや基盤の対策は省略してよいという考え方
- B. インフラ・データ・モデル・プラットフォーム・エージェントの各層で防御を重ねる
- C. AIを扱う部門を1つに限定し、他部門による利用を禁止することで安全を保つ
- D. 学習データを社外に出さない運用にすれば、他の対策は不要になるという考え方
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正解:B
A 単一の層の強度に依存する発想であり、どこか一箇所が破られた時点で全体が危うくなる
B(正解) 正解。AIの利用はこれらの層の組み合わせで成り立つため、どの層が突破されても被害が広がらないように層ごとに対策を用意する
C 利用範囲を狭める組織的な制限であり、技術的な防御を各層に配置するという考え方ではない
D 学習データの管理は重要だが、推論時の入力の悪用や運用時の権限設定など残るリスクは多い
暗号化とデータ保護
Q39. Google Cloudに保存されるデータ(保存時データ)の暗号化について、正しい説明はどれですか?
- A. 利用者が特別な設定をしなくても、デフォルトで暗号化される
- B. 暗号化はすべて有償オプションで、申し込みが必要
- C. 暗号化するとデータの読み出しが一切できなくなる
- D. クラウドではデータを暗号化できない
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正解:A
A(正解) 正解。Google Cloudでは保存データは既定で暗号化される。より強い統制が必要なら顧客管理の鍵も選択できる
B デフォルト暗号化は追加費用や申し込みなしで適用される
C 権限のある利用者には透過的に復号され、通常の利用に支障はない
D 事実として誤り。むしろ既定で暗号化されるのがクラウドの強み
暗号化とデータ保護
Q40. 利用者のブラウザとクラウド上のサービスの間でやり取りされるデータを盗聴から守る基本的な対策はどれですか?
- A. データを圧縮して送る
- B. 通信回数をできるだけ減らす
- C. IPアドレスを非公開にする
- D. TLSによる転送中の暗号化を適用する
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正解:D
A 圧縮は容量削減の技術であり、盗聴対策にはならない
B 回数を減らしても個々の通信が保護されなければ意味がない
C 経路上の盗聴には効果がない
D(正解) 正解。転送中データの暗号化により、経路上で傍受されても内容を読み取られないようにする
暗号化とデータ保護
Q41. 金融規制への対応のため、「データを暗号化する鍵は自社の管理下に置き、ローテーションも自社ポリシーで統制したい」という要件があります。この要件に対応するGoogle Cloudの機能はどれですか?
- A. Googleのデフォルト暗号化のみを使う
- B. Cloud KMSで顧客管理の暗号鍵(CMEK)を使用する
- C. 暗号化を無効にして平文で保存する
- D. Cloud CDNで鍵を管理する
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正解:B
A 暗号化はされるが鍵の管理はGoogle側にあり、自社統制という要件を満たさない
B(正解) 正解。鍵の生成・ローテーション・無効化を自社の統制下に置きながらサービスのデータを暗号化できる
C 要件と正反対で、規制違反に直結する
D CDNは配信サービスであり鍵管理機能はない
IDとアクセス管理
Q42. アクセス権限の付与における「最小権限の原則」の説明として最も適切なものはどれですか?
- A. 業務の遂行に必要な最小限の権限だけを付与する
- B. 最も職位の低い社員には権限を与えない
- C. 全員に同じ権限を与えて公平性を保つ
- D. 権限は一度付与したら変更しない
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正解:A
A(正解) 正解。権限の過剰付与は事故と不正の影響範囲を広げる。必要十分な範囲に絞るのがセキュリティの基本原則
B 職位ではなく職務の必要性で決める。役割に必要なら付与する
C 一律付与は必要のない権限を大量にばらまくことになり、原則と正反対
D 職務の変化に応じた見直し・剥奪こそが原則の運用に不可欠
IDとアクセス管理
Q43. Google CloudのIAM(Identity and Access Management)が制御する内容として最も適切なものはどれですか?
- A. データセンターへの物理的な入退室の記録と管理
- B. ネットワークの通信速度
- C. 誰がどのリソースに何をできるかの制御
- D. 仮想マシンのOSの種類
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正解:C
A 物理セキュリティはGoogleの責任範囲であり、IAMの機能ではない
B 性能管理はIAMの守備範囲外
C(正解) 正解。プリンシパル・ロール・リソースの組み合わせでアクセス権を定義するのがIAMの役割
D OS選定は構成管理の話でありアクセス制御ではない
IDとアクセス管理
Q44. 社員の入退社や異動が多い企業で、個人ごとに権限を直接付与していたところ、権限の消し忘れが頻発しました。運用改善として最も適切なものはどれですか?
- A. 権限の変更作業を年1回にまとめる
- B. グループへ権限を付与して所属で管理する
- C. 全員に管理者権限を一括付与して個別の権限管理自体をなくす
- D. 退職者のアカウントをそのまま残す
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正解:B
A 消し忘れの放置期間が延び、リスクがむしろ増大する
B(正解) 正解。役割ベースのグループに権限をまとめれば、異動時はグループのメンバーを入れ替えるだけで関連権限が一括で整理される
C 消し忘れはなくなるが、最小権限の原則を根本から破壊する
D 不正アクセスの温床になる典型的なアンチパターン
IDとアクセス管理
Q45. 人間の利用者ではなく、アプリケーションやVMがGoogle CloudのAPIへアクセスする際に使う専用のIDは何と呼ばれますか?
- A. ゲストアカウント
- B. スーパーユーザー
- C. サービスアカウント
- D. 共有メールアドレス
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正解:C
A Google Cloudのアクセス制御における正式な仕組みの名称ではない
B OSの管理者概念であり、クラウドAPIアクセスのID種別ではない
C(正解) 正解。プログラムやワークロードに割り当てるIDで、人のパスワードを埋め込まずに最小権限でAPIアクセスを許可できる
D 人間用の連絡手段であり、ワークロードの認証主体として使うべきではない
Google Cloudオペレーションによるスケーリング
コストモデル(CapEx/OpEx)
Q46. 新規事業を立ち上げるスタートアップが、データセンター設備への大きな初期投資を避けたいと考えています。クラウド利用がこの要望に合う理由として最も適切なものはどれですか?
- A. 設備投資(CapEx)を運用費(OpEx)に置き換えられるため
- B. クラウドの利用料金は常に無料であるため
- C. 減価償却の期間を自由に設定できるため
- D. ハードウェアを資産として計上できるため
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正解:A
A(正解) 正解。サーバー購入などの先行投資が不要になり、使った分だけ費用計上する運用費モデルで事業を始められる
B クラウドにも利用量に応じた費用は発生する。無料なのは一部の試用枠に限られる
C 会計処理の柔軟性の話ではない。そもそも資産を保有しないことがポイントになる
D 逆の説明。クラウドでは資産計上が不要になることが利点であり、資産化はオンプレミスの特徴
コストモデル(CapEx/OpEx)
Q47. オンプレミスとクラウドの総所有コスト(TCO)を比較する際、オンプレミス側で見落とされがちなコストとして最も適切なものはどれですか?
- A. クラウドサービスの月額の利用料金
- B. サーバー機器の購入価格
- C. 電力・空調・運用保守の人件費
- D. ソフトウェアの初期ライセンス費用
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正解:C
A クラウド側の直接費用であり、比較で見落とされることはまずない
B 最も目立つ費用であり見落とされにくい。TCOの落とし穴はむしろその周辺にある
C(正解) 正解。ハードウェア価格以外の電力・空調・設置スペース・運用保守といったコストは見積りから漏れやすく、TCO比較を歪める典型要因になる
D 導入時に必ず精査される費用であり、見落としの典型例ではない
リソース階層
Q48. 部門が増えるにつれてプロジェクト数が膨らみ、権限設定の重複や設定漏れが目立つようになりました。Google Cloudのリソース階層を活かした改善策として最も適切なものはどれですか?
- A. リソースごとに個別に権限を設定し、階層による整理は行わない
- B. 部門ごとにフォルダを設け、フォルダ単位で権限を付与して配下へ継承させる
- C. 全社のリソースを1つのプロジェクトへ集約し、階層を平らにする
- D. 上位のポリシーは配下に伝わらないため、プロジェクトごとに同じ設定を繰り返す
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正解:B
A 設定する箇所が増えるほど漏れも増える。階層は同じ設定の繰り返しを減らすための仕組み
B(正解) 正解。組織ノード、フォルダ、プロジェクト、リソースという階層に沿って、上位で付与した権限や組織のポリシーは下位へ継承・伝播する。部門単位の統制と監査がしやすくなる
C 権限やコストを分けられなくなり、設定ミス1件の影響範囲も全社へ広がる
D 事実に反する。組織ノードやフォルダで設定した内容は配下のプロジェクトやリソースへ引き継がれる
コスト管理とFinOps
Q49. クラウド利用の拡大に伴い、部門ごとの利用額が把握できず請求額が予想外に膨らむようになりました。クラウドの財務ガバナンス(クラウドFinOps)の目的として最も適切なものはどれですか?
- A. クラウドの利用そのものを全面的に停止して支出の発生をなくす
- B. コストを可視化し、関係部門が協働して統制する
- C. 請求書の確認を経理部門だけの仕事にする
- D. コストは成長の証なので管理しない
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正解:B
A 支出削減のための利用停止は事業価値も失う。統制と活用の両立が目的
B(正解) 正解。従量課金では利用と支出の意思決定が現場に分散するため、可視化と関係部門が協働して支出に説明責任を持つ仕組みが不可欠になる
C リソースを使う技術・事業部門が関与しなければ、支出のコントロールは効かない
D 無管理の支出は無駄を蓄積し、投資対効果の判断もできなくなる
コスト管理とFinOps
Q50. 「月の途中で予算超過に気づかず、月末の請求で驚く」事態を防ぐために、Google Cloudで最初に設定すべきものはどれですか?
- A. 支払いカードの利用限度額の引き下げ
- B. リソースの命名規則の統一
- C. Cloud Billingの予算とアラート
- D. VMのOSバージョンの変更
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正解:C
A 決済拒否によるサービス停止リスクを生むだけで、利用状況の把握にはならない
B 命名を揃えると整理には役立つが、超過そのものの検知はできない
C(正解) 正解。予算を設定し、実績や予測が閾値に達した時点で通知を受けることで、月中の早期対処が可能になる
D コスト監視とは無関係
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