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AWS CLF サンプル問題

AWS Certified Cloud Practitioner(AWS CLF)対策のオリジナル問題50問を無料公開。アプリの無料枠と同じ問題で、全220問収録のAWS CLF問題集から抜粋しています。「答えと解説を見る」を開くと、正解だけでなく全選択肢の解説を読めます。

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クラウドの概念

クラウドの利点

Q1. 季節ごとに需要が大きく変動する小売サイトを、これまではピーク時に合わせた台数のサーバーを常時保有して運用していました。AWSへ移行することで最も直接的に得られる利点はどれですか?

  1. A. ハードウェア障害を含むすべての運用責任をAWSが負うため、運用チームが不要になる
  2. B. 需要に応じてキャパシティを増減でき、ピークに合わせた過剰な事前投資が不要になる
  3. C. アプリケーションのソースコードがAWSによって自動的に最適化される
  4. D. 世界中のどのリージョンでも料金が完全に同一になる
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正解:B

A 責任共有モデルにより、OSやアプリケーション、データの管理は移行後も顧客の責任。「クラウドに移せば全部任せられる」は典型的な誤解

B(正解) 正解。伸縮性(Elasticity)により実際の需要に追従でき、使った分だけ支払う従量課金と組み合わせて無駄をなくせる

C そのような自動最適化の仕組みは存在しない。移行後の性能はあくまで顧客の設計次第

D 料金はリージョンごとに異なる。むしろリージョン選択はコストを左右する要因の一つ

クラウドの利点

Q2. AWSが多数の顧客の使用量を集約することで調達コストを下げ、その分を継続的な値下げとして利用者に還元しています。この考え方を表す言葉はどれですか?

  1. A. アジリティ(俊敏性)
  2. B. 伸縮性(Elasticity)
  3. C. 規模の経済によるメリット
  4. D. グローバルなリーチ
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正解:C

A リソースを迅速に調達・破棄できる速さを指す語。単価が下がる理由の説明ではない

B 需要に応じて容量を増減できる性質。無駄は減るが、AWS側の単価が下がる仕組みそのものではない

C(正解) 正解。膨大な数の顧客の利用が集約されることでAWSの調達単価が下がり、それが値下げとして還元される

D 世界中に短時間で展開できることを指す利点で、価格構造の話ではない

クラウドの利点

Q3. 開発チームが新機能のアイデアを検証するために、数分で検証環境を立ち上げ、不要になれば即座に破棄できるようになりました。この特性を最もよく表すクラウドの利点はどれですか?

  1. A. 俊敏性が高まり、試行のコストと市場投入までの時間が短縮される
  2. B. 設備投資が変動費に置き換わる
  3. C. 耐障害性が自動的に確保される
  4. D. 自社システムのコンプライアンス認証が自動的に取得できる
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正解:A

A(正解) 正解。調達待ちがなくなることで実験の回数を増やせ、失敗しても捨てられるためイノベーションの速度が上がる

B 確かにクラウドの利点だが、これはコスト構造の変化の説明。ここで問われている「速さ」ではない

C 可用性は複数AZへの分散などを設計して初めて得られるもので、環境を素早く作れることとは別の話

D AWSが取得している認証は基盤部分に対するもので、その上に構築した顧客システムが自動で認証されるわけではない

クラウドの利点

Q4. 1つのデータセンターが停電しても業務を継続できる構成にしたいです。AWSにおける最も基本的な設計はどれですか?

  1. A. 1つのアベイラビリティーゾーン内で複数のEC2インスタンスを起動する
  2. B. 同一リージョン内の複数のアベイラビリティーゾーンにリソースを分散する
  3. C. エッジロケーションにインスタンスを配置する
  4. D. EBSスナップショットを毎時取得しておく
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正解:B

A 同じAZ内に台数を並べても、そのAZ全体に影響する障害では同時に停止する

B(正解) 正解。AZは電源や空調が独立した物理的に分離されたデータセンター群で、低レイテンシー接続で結ばれている。AZ障害の影響を切り離す基本策

C エッジロケーションはCloudFrontなどがコンテンツをキャッシュする拠点であり、EC2などを起動する場所ではない。AZとの取り違えが頻出

D 復旧手段としては有効だが、障害発生中もサービスを止めずに継続する仕組みにはならない

クラウドの利点

Q5. 国内利用者向けのサービスで、法令によりデータを国内に保管する必要があります。AWSでこの要件に対応するために最初に決めるべきことはどれですか?

  1. A. 使用するEC2インスタンスタイプ
  2. B. 契約するサポートプランのグレード
  3. C. リソースを配置するリージョン
  4. D. IAMユーザーを作成する順序
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正解:C

A 性能とコストの選択であり、データが物理的にどこへ保存されるかは決まらない

B サポートの応答時間や範囲が変わるだけで、データの保管地には影響しない

C(正解) 正解。リージョンは地理的に独立しており、保存したデータは顧客が明示的に移動しない限りそのリージョンから出ない。データ主権の要件はリージョン選択で対応する

D IAMはグローバルサービスであり、データの物理的な保管場所とは無関係

Well-Architected/CAF

Q6. AWS Well-Architectedフレームワークにおいて、単一障害点の排除と障害からの自動復旧を主に扱う柱はどれですか?

  1. A. 運用上の優秀性
  2. B. パフォーマンス効率
  3. C. セキュリティ
  4. D. 信頼性
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正解:D

A 開発・変更管理の手順やモニタリングによる継続的改善を扱う柱。障害設計そのものではない

B 適切なリソースタイプの選択や新技術への追従を扱う柱

C データ保護、権限管理、脅威の検出と対応を扱う柱

D(正解) 正解。ワークロードが意図した機能を正しく実行し続ける能力を扱い、障害からの自動復旧、水平スケール、キャパシティの動的確保を含む

Well-Architected/CAF

Q7. 使われていない開発環境のEC2インスタンスを夜間に停止し、実測値に合わせてインスタンスサイズを見直す取り組みは、Well-Architectedフレームワークのどの柱に最も強く該当しますか?

  1. A. コスト最適化
  2. B. パフォーマンス効率
  3. C. 持続可能性
  4. D. 運用上の優秀性
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正解:A

A(正解) 正解。不要な支出の回避、需要と供給の一致、適切なリソースタイプとサイズの選択はこの柱の代表的な実践

B サイズ見直しは性能とも関わるが、目的が支出の削減である場合はコスト最適化の柱。「不要な支出の回避」がキーワード

C 環境への影響を最小化する柱。結果として重なることはあるが、この設問の主眼は費用

D 運用手順やプロセスの改善を扱う柱で、支出管理そのものではない

Well-Architected/CAF

Q8. 「キャパシティのニーズを推測しない」というWell-Architectedの設計原則を実践する方法として最も適切なものはどれですか?

  1. A. 将来3年分の想定ピークに合わせたインスタンスを最初にまとめて確保する
  2. B. 本番環境の変更は避け、年に1回まとめてリリースする
  3. C. 実際の使用状況を監視し、Auto Scalingで需要に合わせて自動的に増減させる
  4. D. オンプレミスと同じ台数構成をそのままEC2で再現する
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正解:C

A 推測に基づく過剰プロビジョニングそのもので、この原則に真っ向から反する

B 「小さな変更を頻繁に行い、必要なら元に戻せるようにする」という別の設計原則に反する

C(正解) 正解。推測ではなく実測に基づいて自動調整することで、過剰にも過少にもならない状態を保てる

D リホストは移行手法としては有効だが、旧環境の推測値を持ち込むことになりこの原則の実践にはならない

Well-Architected/CAF

Q9. AWSクラウド導入フレームワーク(AWS CAF)において、従業員のスキルギャップの解消や役割・組織文化の変革を扱う観点(パースペクティブ)はどれですか?

  1. A. ガバナンス
  2. B. 人員(People)
  3. C. プラットフォーム
  4. D. オペレーション
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正解:B

A リスク管理、ポートフォリオ管理、プログラム管理など導入活動の統制を扱う観点

B(正解) 正解。スキル開発、役割定義、変革管理、組織文化といった人と組織の側面を扱う

C インフラやアプリケーションのアーキテクチャ構築・近代化を扱う技術寄りの観点

D 可観測性やインシデント対応など、日々の運用の実行を扱う観点

Well-Architected/CAF

Q10. 自社ワークロードがAWSのベストプラクティスに沿っているかを、柱ごとの質問に回答する形式で自己評価し、リスクと改善提案のレポートを得られるサービスはどれですか?

  1. A. AWS Config
  2. B. AWS Well-Architected Tool
  3. C. AWS Architecture Reviewer
  4. D. AWS Trusted Advisor
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正解:B

A リソース設定の変更履歴を記録し、ルールへの準拠を継続的に評価するサービス。設問形式の設計レビューは行わない

B(正解) 正解。マネジメントコンソール上でワークロードを定義し、柱ごとの質問に回答することで、リスク一覧と改善提案を含むレポートを生成できる

C架空 実在しないサービス名。それらしい名前の選択肢に引きずられないこと

D アカウント内のリソースを自動チェックして推奨事項を示すサービス。質問への回答による設計レビューではなく、Well-Architected Toolとの取り違えが頻出

クラウド経済性/移行2つ選択

Q11. 数百台規模のオンプレミスサーバーのAWS移行を計画しています。既存サーバーの構成や相互の依存関係を可視化し、さらに移行対象ごとの進捗を1か所で追跡したいです。適したサービスはどれですか?(2つ選択)

  1. A. AWS Application Discovery Service
  2. B. AWS Database Migration Service
  3. C. AWS Migration Hub
  4. D. AWS Config
  5. E. AWS Compute Optimizer
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正解:A・C

A(正解) 正解。オンプレミスのサーバー構成、性能データ、サーバー間の通信を収集し、移行計画の土台となる情報を集められる

B 誤り。データベースを稼働させたまま移行するためのサービスであり、サーバー構成の棚卸しや移行全体の進捗管理を行うものではない

C(正解) 正解。収集した情報や各種移行ツールの状況を集約し、移行対象ごとの進捗を一元的に追跡できる

D 誤り。AWS上のリソースの設定を記録して評価するサービスであり、移行前のオンプレミス資産の棚卸しには使えない

E 誤り。すでにAWSで稼働しているリソースの使用実績から最適なタイプを推奨するサービスで、移行計画の作成が目的ではない

クラウドの利点2つ選択

Q12. オンプレミスから移行したシステムで、アクセス増加に対して水平スケーリング(スケールアウト)を行うことになりました。この対応に該当するものはどれですか?(2つ選択)

  1. A. Auto Scalingグループの希望する台数を2から6へ増やす
  2. B. EC2インスタンスのタイプをm6i.largeからm6i.4xlargeへ変更する
  3. C. ロードバランサーの配下に同一構成のWebサーバーを追加する
  4. D. EBSボリュームのサイズを100GiBから500GiBへ拡張する
  5. E. RDS DBインスタンスのインスタンスクラスをより大きなものへ変更する
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正解:A・C

A(正解) 正解。同じ役割のインスタンスを台数で増やす対応であり、水平スケーリングの典型例にあたる

B 誤り。1台あたりのCPUやメモリを増やす対応なので垂直スケーリング(スケールアップ)。インスタンスの停止を伴ううえ、最大サイズに達するとそれ以上伸ばせない

C(正解) 正解。処理を担うノードを増やして負荷を分散するため、水平スケーリングにあたる

D 誤り。ストレージ容量を増やしているだけで、処理を担うノードの数は変わっていない

E 誤り。1台の性能を上げる垂直スケーリング。データベースを水平方向に広げるならリードレプリカの追加が該当する

セキュリティとコンプライアンス

責任共有モデル

Q13. Amazon EC2でLinuxインスタンスを運用しています。責任共有モデルにおいて、ゲストOSのセキュリティパッチ適用は誰の責任ですか?

  1. A. AWSの責任。EC2はマネージドサービスなので自動的に適用される
  2. B. AWSと顧客が交互に実施する共同作業
  3. C. 顧客の責任
  4. D. 使用するリージョンによって責任の所在が変わる
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正解:C

A EC2はIaaSであり、インスタンス内のOSは顧客が管理する。RDSなどのマネージドサービスとの取り違えが最頻出

B 責任共有モデルは作業を分担して交互に行う仕組みではなく、レイヤーの境界で責任が明確に分かれる

C(正解) 正解。AWSはハイパーバイザーまでを担い、ゲストOS、ミドルウェア、アプリケーション、データ、権限設定は顧客の責任(「クラウド内のセキュリティ」)

D 責任分界はリージョンによって変化しない

責任共有モデル

Q14. AWSデータセンターへの入退室管理や、廃棄するストレージ媒体の破壊処理は、責任共有モデルにおいて誰の責任ですか?

  1. A. AWSの責任
  2. B. 顧客の責任
  3. C. Enterpriseサポートを契約している顧客のみAWSの責任
  4. D. 顧客が監査担当者をデータセンターへ派遣して確認する責任
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正解:A

A(正解) 正解。物理施設、ハードウェア、媒体の廃棄は「クラウドのセキュリティ」としてAWSが一貫して担う

B 顧客は物理層に一切関与できない。ここを顧客責任と考える誤りは責任共有モデルの理解不足の典型

C サポートプランのグレードは責任分界に影響しない

D 顧客がAWSのデータセンターへ立ち入ることはできない。第三者監査の結果はAWS Artifactでレポートとして入手する

責任共有モデル

Q15. 責任共有モデルにおける「クラウドのセキュリティ」と「クラウド内のセキュリティ」の説明として正しいものはどれですか?

  1. A. 「クラウドのセキュリティ」は顧客によるデータ暗号化を指し、「クラウド内のセキュリティ」はAWSによる施設管理を指す
  2. B. 「クラウドのセキュリティ」はAWSが担う基盤インフラの保護、「クラウド内のセキュリティ」は顧客が担うデータや設定の保護
  3. C. どちらもAWSが担うため、顧客は設定を意識する必要がない
  4. D. どちらも顧客が担い、AWSは場所を貸すだけである
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正解:B

A 説明が入れ替わっている。用語のペアを逆に覚えていると引っかかる

B(正解) 正解。AWSはハードウェア、ネットワーク、仮想化基盤、施設を守り、顧客はその上で扱うデータ、アクセス権限、OSやアプリの設定を守る

C 顧客側の設定ミスによる情報漏洩は起こり得る。顧客の責任は必ず残る

D それではコロケーション(ハウジング)と変わらない。AWSは基盤の保護を明確に担っている

責任共有モデル

Q16. Amazon S3バケットに保存したファイルが、意図せずインターネット全体から読み取れる状態になっていました。責任共有モデルの観点で、この設定を管理すべきだったのは誰ですか?

  1. A. AWS。S3はマネージドサービスなのでアクセス制御もAWSが行う
  2. B. AWS。バケットの初期設定はAWSが決めているため
  3. C. 顧客。バケットポリシーやパブリックアクセスブロックの設定は顧客の責任
  4. D. リージョンを運営するAWSパートナー企業
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正解:C

A マネージドサービスであっても「誰にアクセスを許すか」は常に顧客の判断であり、AWSが代わりに決めることはない

B 既定ではパブリックアクセスがブロックされる。それを解除したのであれば顧客の操作による結果

C(正解) 正解。データの分類とアクセス制御は一貫して顧客側。Block Public Accessのような機能はAWSが提供するが、有効にするかを決めるのは顧客

D リージョンはAWS自身が運営しており、そのような第三者に責任が移ることはない

責任共有モデル

Q17. AWS Lambdaで関数を実行する場合、顧客の責任範囲に含まれるものはどれですか?

  1. A. 関数を実行する基盤のOSへのパッチ適用
  2. B. 同時実行数に応じた実行環境のスケーリング
  3. C. コンピューティング基盤の物理的な冗長化
  4. D. 関数のコードと、関数に付与する実行ロールの権限設計
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正解:D

A 実行環境の維持管理はAWSの責任。サーバーレスでは顧客が触れる範囲がさらに狭くなる

B リクエストに応じた自動スケールはLambdaが提供する機能で、AWS側が担う

C データセンターやハードウェアの冗長化はAWSの責任

D(正解) 正解。サーバーレスであっても、コードの脆弱性と与える権限の適切さは常に顧客の責任として残る

責任共有モデル

Q18. 利用するサービスがEC2、S3、RDSのいずれであっても、責任共有モデルにおいて常に顧客の責任であり続けるものはどれですか?

  1. A. ハイパーバイザーの脆弱性への対応
  2. B. 自社データの分類と、誰にアクセスを許可するかの管理
  3. C. ネットワーク機器のファームウェア更新
  4. D. リージョン間を結ぶバックボーン回線の維持
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正解:B

A 仮想化基盤はAWSが管理し、顧客が操作することはできない

B(正解) 正解。サービスの抽象度が上がっても、データの取り扱いとアクセス権限の決定だけは顧客から離れない

C AWSのグローバルインフラストラクチャの一部であり、AWSの責任

D AWSが所有・運用するネットワークであり、顧客の関与範囲外

IAM/アクセス管理

Q19. 新しいAWSアカウントを作成した直後に、ルートユーザーに対して行うべき対応として最も適切なものはどれですか?

  1. A. ルートユーザーのアクセスキーを発行し、日常の自動化スクリプトから使用する
  2. B. ルートユーザーの認証情報をチーム全員で共有し、利用時に台帳へ記録する
  3. C. MFAを有効化し、日常業務には権限を絞った別のID(IAMユーザーやIAM Identity Centerのユーザー)を使う
  4. D. ルートユーザーを削除する
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正解:C

A 最も避けるべき運用。ルートユーザーのアクセスキーは作らないことが推奨され、漏洩時の影響がアカウント全体に及ぶ

B 台帳をつけても実際の操作者を技術的に特定できず、追跡可能性の原則に反する

C(正解) 正解。ルートユーザーは請求情報の変更など一部の操作でのみ使い、普段は使わないよう保護するのがベストプラクティス

D ルートユーザーはアカウントに固有で削除できない。削除ではなくMFAで保護して使わないことが正しい対処

IAM/アクセス管理

Q20. 経理部の10名に対して同一の権限を付与し、今後の異動にも対応しやすくしたいです。最も適切な方法はどれですか?

  1. A. IAMグループを作成してポリシーをアタッチし、10名のユーザーをそのグループに所属させる
  2. B. 10名それぞれのIAMユーザーに同じポリシーを個別にアタッチする
  3. C. 10名で1つのIAMユーザーを共有する
  4. D. ルートユーザーの認証情報を10名に配布する
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正解:A

A(正解) 正解。権限の変更はグループ側の1か所で済み、異動時はグループの所属を変えるだけで反映される

B 動作はするが、権限変更のたびに10か所を修正する必要があり、変更漏れの温床になる

C 誰が操作したかを追跡できなくなり、監査と最小権限の原則に反する

D 最も危険な運用。ルートユーザーはアカウント上のあらゆる操作が可能で、共有は論外

IAM/アクセス管理

Q21. EC2インスタンス上で動くアプリケーションからAmazon S3のオブジェクトを読み取る必要があります。認証情報の扱いとして推奨される方法はどれですか?

  1. A. IAMユーザーのアクセスキーをアプリケーションの設定ファイルに記述する
  2. B. 必要な権限を持つIAMロールを作成し、EC2インスタンスにアタッチする
  3. C. S3バケットをパブリック読み取り可能に設定する
  4. D. ルートユーザーのアクセスキーを環境変数に設定する
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正解:B

A 長期の認証情報がディスクやリポジトリに残り、漏洩リスクとローテーションの手間が生じる。最も避けたい方法

B(正解) 正解。インスタンスプロファイル経由で一時的な認証情報が自動的に発行・更新され、キーをどこにも保存せずに済む

C アプリ以外の第三者にも読める状態になり、最小権限の原則に反する

D ルートユーザーのアクセスキーは作成すべきではなく、権限も過大

IAM/アクセス管理

Q22. 監視ダッシュボードを閲覧するだけの新入社員にアクセス権を付与します。最小権限の原則に沿った対応はどれですか?

  1. A. AdministratorAccessを付与し、余計な操作をしないよう口頭で伝える
  2. B. PowerUserAccessを付与し、問題が起きてから見直す
  3. C. 閲覧に必要な読み取り権限だけを含むポリシーを付与する
  4. D. 権限は付与せず、必要なときに管理者の認証情報を借りて操作させる
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正解:C

A 運用ルールで縛っても技術的には全操作が可能で、誤操作や認証情報漏洩の被害が最大になる

B IAM操作以外のほぼすべてが可能な広い権限。「まず広く与えて後で絞る」は最小権限の考え方と逆

C(正解) 正解。業務に必要な最小限の権限から始め、必要が生じたときに追加していくのが最小権限の原則

D 認証情報の共有という別の問題を生み、操作の追跡もできなくなる

IAM/アクセス管理

Q23. 全社で30個のAWSアカウントを運用しており、社員が既存の社内IDを使ってどのアカウントにもシングルサインオンできるようにしたいです。適したサービスはどれですか?

  1. A. 各アカウントにIAMユーザーを個別に作成して配布する
  2. B. Amazon Cognito
  3. C. AWS IAM Identity Center
  4. D. AWS Federated Login Manager
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正解:C

A 30アカウント分のID管理と退職時の削除漏れが発生する。まさに避けたい状況そのもの

B 自社が開発するアプリケーションのエンドユーザー向け認証(サインアップ/サインイン)を担うサービス。社員による管理コンソールへのアクセス管理とは用途が異なる

C(正解) 正解。複数アカウントへのアクセス権限を一元管理し、外部IDプロバイダーと連携して1つのIDでのシングルサインオンを実現する

D架空 実在しないサービス名。フェデレーションという用語に寄せた偽の選択肢

IAM/アクセス管理

Q24. あるIAMユーザーに対して、同じアクションを許可するポリシーと明示的に拒否するポリシーの両方が適用されています。このアクションの実行可否はどうなりますか?

  1. A. 拒否される。明示的な拒否は常に許可より優先される
  2. B. 許可される。明示的な許可が拒否より優先される
  3. C. 後からアタッチされたポリシーが優先される
  4. D. どちらが適用されるかは実行のたびに変わる
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正解:A

A(正解) 正解。IAMの評価では、どこかに明示的なDenyがあれば他のポリシーで許可されていても最終結果は拒否になる

B 優先順位が逆。ガードレールとして拒否を効かせられることがIAM設計の基礎になっている

C アタッチした順序や時刻は評価に一切影響しない

D 評価は決定的であり、同じ条件なら常に同じ結果になる

セキュリティサービス

Q25. インターネットに公開しているWebアプリケーションを、大規模な分散型サービス妨害(DDoS)攻撃から保護するAWSのサービスはどれですか?

  1. A. AWS WAF
  2. B. AWS Shield
  3. C. Amazon GuardDuty
  4. D. Amazon Inspector
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正解:B

A SQLインジェクションなどHTTPリクエストの内容に基づく防御を行う。ネットワーク層・トランスポート層の大量攻撃への対処はShieldの領分で、両者の取り違えが頻出

B(正解) 正解。Standardはすべての顧客に追加費用なしで自動適用され、Advancedは有料で高度な緩和、DDoS対応チームの支援、料金保護を提供する

C 脅威を検出して通知するサービスで、攻撃トラフィックを遮断する機能は持たない

D EC2やコンテナイメージの脆弱性をスキャンするサービスで、攻撃の緩和は行わない

セキュリティサービス

Q26. ECサイトの入力フォームを狙ったSQLインジェクションや、特定IPアドレスからの不審なリクエストを、アプリケーションに届く前にブロックしたいです。適したサービスはどれですか?

  1. A. Amazon Macie
  2. B. AWS Shield Standard
  3. C. AWS WAF
  4. D. AWS Config
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正解:C

A S3内の個人情報など機密データを検出・分類するサービス。リクエストの遮断はできない

B ネットワーク層の一般的なDDoS緩和を自動で行うが、リクエスト内容に基づくルールでの遮断はできない

C(正解) 正解。CloudFront、Application Load Balancer、API Gatewayなどの前段でWebリクエストを検査し、インジェクション、IP制限、レート超過などのルールで許可/ブロックできる

D リソース設定の記録と準拠評価が役割で、通信の制御はしない

セキュリティサービス

Q27. 保存データの暗号化に使用する鍵を作成し、ローテーションや使用権限を一元的に管理できるサービスはどれですか?

  1. A. AWS Secrets Manager
  2. B. AWS Key Management Service (AWS KMS)
  3. C. AWS Certificate Manager
  4. D. Amazon Detective
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正解:B

A データベースのパスワードやAPIキーといった認証情報を保管し自動ローテーションするサービス。暗号鍵そのものの管理はKMSの役割で、混同しやすい

B(正解) 正解。S3、EBS、RDSなど多くのサービスと統合され、鍵の作成・無効化・使用権限の制御ができ、使用履歴はCloudTrailに記録される

C SSL/TLSサーバー証明書の発行と自動更新を担う。通信の暗号化用であり、保存データの鍵管理ではない

D セキュリティの検出結果について、ログを関連付けて原因を掘り下げる調査支援サービス

クラウドテクノロジーとサービス

コンピューティング

Q28. 画像がS3にアップロードされたときだけサムネイルを生成する処理を、サーバーを管理せずに実装し、実行した分だけの課金にしたいです。適したサービスはどれですか?

  1. A. Amazon EC2
  2. B. Amazon Lightsail
  3. C. AWS Lambda
  4. D. AWS Batch
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正解:C

A 常時起動のサーバーが必要になり、処理が発生しない待機時間にも課金される

B 定額料金の簡易な仮想サーバーで、小規模サイトなどに向く。イベント駆動の断続的な処理には合わない

C(正解) 正解。S3のイベントをトリガーにコードを実行でき、リクエスト数と実行時間に対してのみ課金される。サーバーのプロビジョニングや管理は不要

D 大量の計算ジョブをキュー管理して実行するサービス。単発の軽量なイベント処理には過剰

コンピューティング

Q29. アクセスの増加時にEC2インスタンスの台数を自動的に増やし、減少時には減らす仕組みを提供するのはどれですか?

  1. A. Elastic Load Balancing
  2. B. Amazon EC2 Auto Scaling
  3. C. Amazon CloudFront
  4. D. AWS Global Accelerator
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正解:B

A 受信トラフィックを複数のターゲットへ分散する役割。台数そのものを増減させるのはAuto Scalingで、両者は組み合わせて使うが役割が異なる

B(正解) 正解。設定した最小/最大/希望台数とスケーリングポリシーに基づいてインスタンス数を自動調整し、異常なインスタンスの置き換えも行う

C エッジでコンテンツをキャッシュして配信するCDN。オリジンの負荷は下がるがインスタンス数は変えない

D AWSのグローバルネットワーク経由でトラフィックを最適な経路に導くサービスで、スケーリング機能ではない

コンピューティング

Q30. コンテナ化したアプリケーションを実行したいものの、コンテナを動かすEC2インスタンスの管理は行いたくありません。適した選択肢はどれですか?

  1. A. Amazon ECSをEC2起動タイプで使う
  2. B. EC2インスタンスにコンテナランタイムを自分でインストールする
  3. C. Auto Scalingグループでコンテナホスト群を構築する
  4. D. AWS Fargate
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正解:D

A コンテナのオーケストレーションはECSが担うが、基盤となるEC2インスタンスのOSやスケールは顧客が管理する

B 管理対象が最も多く、要件と正反対

C 台数の自動調整はできるが、ホストのOS管理やパッチ適用の責任は残る

D(正解) 正解。ECSやEKSのサーバーレスなコンピューティングエンジンで、コンテナに割り当てたCPUとメモリに対して課金され、インスタンスのプロビジョニングも管理も不要

コンピューティング

Q31. 開発者がアプリケーションのコードをアップロードするだけで、必要なEC2、ロードバランサー、Auto Scalingの構成を自動的に用意してくれるサービスはどれですか?

  1. A. AWS Elastic Beanstalk
  2. B. AWS CloudFormation
  3. C. AWS CodeDeploy
  4. D. Amazon Lightsail
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正解:A

A(正解) 正解。対応言語のコードをアップロードすると環境一式をプロビジョニングし、必要なら基盤リソースを直接操作することもできる。追加料金は不要で、使ったリソース分だけ課金される

B テンプレートでインフラをコードとして定義・作成するサービス。何を作るかは自分で記述する必要があり、アプリのデプロイに特化した自動構成は行わない

C 既存の環境へアプリケーションを配布するデプロイサービスで、環境そのものの作成はしない

D あらかじめ構成された仮想サーバーを定額で提供する。コードから環境を組み立てるサービスではない

コンピューティング

Q32. Windows Server上でしか動作しない既製の業務パッケージを、OSレベルの細かい設定を維持したままAWSで動かす必要があります。最も適したサービスはどれですか?

  1. A. AWS Lambda
  2. B. Amazon EC2
  3. C. Amazon S3
  4. D. Amazon RDS
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正解:B

A 対応ランタイムと実行時間の制約があり、任意のOS設定を必要とする既製パッケージの実行には使えない

B(正解) 正解。OSを含む仮想サーバーを顧客が完全に制御でき、Windows Serverを含む多様なAMIから選択できる

C オブジェクトストレージであり、アプリケーションを実行する場所ではない

D マネージドなリレーショナルデータベースで、任意のアプリケーションを動かすことはできない

ストレージ

Q33. HTML、CSS、画像だけで構成された静的なWebサイトを、サーバーを1台も立てずに公開したいです。最も適した方法はどれですか?

  1. A. EC2インスタンスにWebサーバーをインストールして公開する
  2. B. Amazon EBSボリュームにファイルを置いて公開する
  3. C. Amazon S3の静的ウェブサイトホスティングを使う
  4. D. Amazon EFSをインターネットに公開する
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正解:C

A 実現はできるが、OSとWebサーバーの運用が発生し「サーバーを立てない」という要件に反する

B EBSはEC2にアタッチして使うブロックストレージで、単体でインターネットに公開する機能を持たない

C(正解) 正解。オブジェクトを置くだけで公開でき、サーバー管理が不要。CloudFrontを前段に置けば配信の高速化とHTTPS化もできる

D EFSはVPC内のEC2などからマウントして使う共有ファイルシステムで、直接Web公開する用途ではない

ストレージ

Q34. 複数のEC2インスタンスから同時に同じファイル群を読み書きできる共有ストレージが必要です。適したサービスはどれですか?

  1. A. Amazon EFS
  2. B. Amazon EBS
  3. C. Amazon S3 Glacier Flexible Retrieval
  4. D. AWS Storage Gateway
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正解:A

A(正解) 正解。フルマネージドなNFS互換の共有ファイルシステムで、複数AZの多数のインスタンスから同時にマウントでき、容量は自動的に増減する

B 原則として1つのインスタンスにアタッチして使うブロックストレージ。共有ファイルシステム用途としてはEFSとの取り違えが頻出

C 低コストなアーカイブ用ストレージクラスで、取り出しに時間がかかりファイル共有には使えない

D オンプレミス環境からAWSのストレージへ接続するハイブリッド用サービスで、この要件には過剰かつ用途が異なる

ストレージ

Q35. 法令により7年間の保管が義務付けられているが、ほとんど参照されないログデータがあります。取り出しに数時間かかっても問題ない場合、保存単価が最も低い選択肢はどれですか?

  1. A. Amazon S3標準
  2. B. Amazon EBS(汎用SSD)
  3. C. Amazon S3標準 -低頻度アクセス
  4. D. Amazon S3 Glacier Deep Archive
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正解:D

A 頻繁にアクセスされるデータ向けで、保存単価は最も高い部類。長期保管には割高

B インスタンスに紐づくブロックストレージで、長期アーカイブの単価としては非常に高い

C アクセス頻度が低いデータ向けで標準より安いが、ミリ秒での即時取り出しを前提とするためDeep Archiveより保存単価は高い

D(正解) 正解。年に1回程度しか参照しない長期保管向けで、S3の中で最も保存単価が低い。取り出しには時間を要する前提

ストレージ

Q36. アクセスパターンが予測できないデータについて、利用状況に応じて保存階層を自動で切り替えてコストを最適化したいです。適した選択肢はどれですか?

  1. A. すべてS3標準に固定して保存する
  2. B. S3 Intelligent-Tieringを使う
  3. C. EBSスナップショットを毎日取得する
  4. D. S3標準 -低頻度アクセスへ手動で移す
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正解:B

A アクセスされないデータにも高い単価を払い続けることになる

B(正解) 正解。アクセスパターンを監視して階層を自動的に移動させ、取り出し料金なしでコストを最適化する。パターンが読めないデータに最適

C バックアップの手段であり、保存階層の自動最適化とは無関係

D アクセス頻度が下がったデータの保存単価は下げられるが、移す判断も操作も人手に頼ることになる。パターンが読めないデータでは取り出しが増えて割高になることもある

ネットワーク/CDN

Q37. EC2インスタンス単位の仮想ファイアウォールとして機能し、ステートフルに動作する(許可した通信の戻りは自動的に許可される)のはどれですか?

  1. A. セキュリティグループ
  2. B. ネットワークACL
  3. C. ルートテーブル
  4. D. インターネットゲートウェイ
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正解:A

A(正解) 正解。インスタンス(ENI)に紐づき、許可ルールのみを記述する。ステートフルなので戻りの通信を明示的に許可する必要はない

B サブネット単位で動作し、許可と拒否の両方を書けるがステートレスなので戻りの通信も明示的に許可が必要。セキュリティグループとの違いは頻出論点

C 通信の経路を決めるもので、許可・拒否のフィルタリングは行わない

D VPCとインターネットを接続する出入口であり、フィルタリング機能は持たない

ネットワーク/CDN

Q38. 世界各地の利用者に画像と動画を配信していますが、遠隔地からのアクセスで表示が遅いという苦情が出ています。最も効果的な対策はどれですか?

  1. A. EC2インスタンスのサイズを大きくする
  2. B. リージョンを追加してすべてのデータを複製する
  3. C. Amazon CloudFrontでエッジロケーションからコンテンツを配信する
  4. D. Amazon Route 53のヘルスチェックを有効にする
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正解:C

A サーバー性能ではなく地理的距離による遅延が原因なので、効果は限定的

B 実現はできるが運用コストと複雑さが大きい。静的コンテンツの配信高速化にはCDNのほうが適切

C(正解) 正解。世界中のエッジロケーションにキャッシュし、利用者に最も近い拠点から低レイテンシーで配信する。オリジンへの負荷も下がる

D 障害時のフェイルオーバーには役立つが、平常時の配信速度は改善しない

ネットワーク/CDN

Q39. ドメイン名の登録と、そのドメインへのアクセスを複数のエンドポイントへポリシーに基づいて振り分ける機能を提供するサービスはどれですか?

  1. A. Amazon CloudFront
  2. B. Amazon Route 53
  3. C. AWS Direct Connect
  4. D. Amazon VPC
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正解:B

A コンテンツをエッジで配信するCDN。名前解決を担うサービスではない

B(正解) 正解。可用性の高いDNSサービスで、ドメイン登録に加え、レイテンシーベースや加重、フェイルオーバーなどのルーティングポリシーを提供する

C オンプレミスとAWSを結ぶ専用線サービスで、DNSとは無関係

D AWS上に論理的に分離されたネットワークを構築するサービス。ドメイン登録機能は持たない

ネットワーク/CDN

Q40. オンプレミスのデータセンターとAWSの間で、インターネットを経由しない専用の物理接続を確立し、安定した帯域と一貫したレイテンシーを確保したいです。適したサービスはどれですか?

  1. A. AWS Site-to-Site VPN
  2. B. VPCピアリング
  3. C. AWS Transit Gateway
  4. D. AWS Direct Connect
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正解:D

A インターネット経由で暗号化トンネルを張る方式。短期間かつ低コストで導入できるが、帯域と遅延はインターネット回線に左右される。Direct Connectとの比較が頻出

B VPC同士を接続する機能で、オンプレミスとの接続には使えない

C 多数のVPCやオンプレ接続を集約するハブ。物理回線そのものを提供するわけではない

D(正解) 正解。AWSとの専用線接続を提供し、インターネットを介さない安定した帯域と、大量データ転送時のコスト低減が見込める

データベース

Q41. 既存のMySQLデータベースをAWSへ移し、バックアップ、パッチ適用、マルチAZによる冗長化をマネージドに任せたいです。適したサービスはどれですか?

  1. A. Amazon RDS
  2. B. Amazon DynamoDB
  3. C. Amazon Redshift
  4. D. EC2にMySQLを自分でインストールする
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正解:A

A(正解) 正解。MySQLを含む主要エンジンに対応し、自動バックアップ、パッチ適用、マルチAZ配置によるフェイルオーバーをマネージドで提供する

B NoSQLのキーバリュー型データベースで、SQLを前提とした既存アプリをそのまま移すことはできない

C 分析用のデータウェアハウスで、業務システムのトランザクション処理には向かない

D 実現はできるが、バックアップもパッチも自前運用となり「マネージドに任せたい」という要件を満たさない

データベース

Q42. 項目ごとに保持する属性が異なり、規模が拡大しても一桁ミリ秒の応答が求められるキーバリュー型のデータストアが必要です。適したサービスはどれですか?

  1. A. Amazon Aurora
  2. B. Amazon Redshift
  3. C. Amazon DynamoDB
  4. D. Amazon ElastiCache
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正解:C

A MySQL/PostgreSQL互換の高性能なリレーショナルデータベース。固定スキーマが前提であり、この要件には合わない

B 大規模な集計分析向けのデータウェアハウスで、高頻度の単一項目アクセスには適さない

C(正解) 正解。フルマネージドなNoSQLデータベースで、サーバー管理なしに自動でスケールし、規模によらず一桁ミリ秒の応答を提供する

D 既存データベースの前段に置くインメモリキャッシュであり、永続的な主データストアとして設計されたものではない

データベース

Q43. 数年分の販売データを集約し、BIツールから大規模な集計クエリを実行して傾向を分析したいです。適したサービスはどれですか?

  1. A. Amazon RDS for PostgreSQL
  2. B. Amazon Redshift
  3. C. Amazon DynamoDB
  4. D. Amazon ElastiCache
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正解:B

A トランザクション処理向けの構成であり、大規模データに対する集計分析ではデータウェアハウスに性能面で劣る

B(正解) 正解。列指向ストレージと並列処理を採用したデータウェアハウスで、大量データの集計・分析クエリとBIツール連携に最適化されている

C キー指定の高速な読み書きは得意だが、大規模な結合や横断的な集計分析には向かない

D 低レイテンシーのキャッシュ用途であり、履歴データの分析基盤ではない

データベース

Q44. 同じ内容の参照クエリが集中してデータベースの負荷が高まっています。応答を高速化しつつDBの負荷を下げる方法として適切なものはどれですか?

  1. A. クエリ結果をAmazon S3に保存して読み出す
  2. B. Amazon Redshiftへ移行する
  3. C. EBSボリュームのサイズを大きくする
  4. D. Amazon ElastiCacheでインメモリキャッシュを前段に置く
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正解:D

A 保存はできるが、ミリ秒未満の応答が求められるキャッシュ用途としては最適ではない

B 分析基盤への移行であり、業務クエリの参照集中を緩和する手段としては筋が違う

C 容量が増えるだけで、同一クエリの繰り返しによる負荷は解消しない

D(正解) 正解。RedisやMemcached互換のマネージドなインメモリキャッシュで、頻繁に読まれるデータをメモリから返しDBへの問い合わせ回数を減らせる

請求・料金・サポート

請求/コスト管理

Q45. 過去12か月のAWS利用料金をサービス別・タグ別に可視化し、今後の傾向を予測したいです。適したツールはどれですか?

  1. A. AWS Pricing Calculator
  2. B. AWS Cost Explorer
  3. C. AWS Budgets
  4. D. AWS Billingコンソールの請求書ページ
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正解:B

A これから構築する構成の料金を事前に見積もるツールで、実際に発生した費用の分析はできない。用途の取り違えが頻出

B(正解) 正解。過去の費用と使用量をグラフで可視化し、サービス別・アカウント別・タグ別に掘り下げたうえで将来の費用予測も表示できる

C 予算を設定してしきい値超過を通知するツール。詳細な内訳の分析はCost Explorerの役割で、この2つの使い分けが頻出

D 確定した月ごとの請求金額と内訳を確認する画面。期間をまたいでタグ別に掘り下げたり、今後の傾向を予測したりする分析はできない

請求/コスト管理

Q46. 月間のAWS利用料金が設定した金額を超えそうになった時点で、担当者へメールで警告を出したいです。適したサービスはどれですか?

  1. A. AWS Cost Explorer
  2. B. AWS Trusted Advisor
  3. C. AWS Budgets
  4. D. AWS Cost and Usage Report
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正解:C

A 費用の可視化と分析が主目的であり、任意のしきい値でアラートを送る仕組みではない

B コスト最適化の推奨事項は示すが、金額のしきい値を指定した通知は設定できない

C(正解) 正解。コスト、使用量、Savings Plansなどに予算を設定し、実績または予測がしきい値を超えたときにアラートを送信できる

D 最も詳細な請求データをS3へ出力する仕組み。分析の材料にはなるが、それ自体が通知を行うわけではない

請求/コスト管理

Q47. 複数の部門がそれぞれAWSアカウントを保有しています。AWS Organizationsの一括請求(Consolidated Billing)を利用する利点として最も適切なものはどれですか?

  1. A. 全アカウントの使用量が合算され、ボリューム割引や購入済み割引の共有を受けやすくなる
  2. B. 各アカウントのIAMユーザーが自動的に統合される
  3. C. アカウントごとの費用の内訳が確認できなくなる
  4. D. すべてのメンバーアカウントでサポートプランが無料で提供される
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正解:A

A(正解) 正解。請求が1つにまとまるうえ、S3などの階層別料金やリザーブドインスタンス、Savings Plansの割引を組織全体で共有できる

B IDの統合は行われない。複数アカウントへのシングルサインオンが必要ならIAM Identity Centerを使う

C 逆で、まとめて支払いつつアカウント別の内訳も確認できるのが利点

D サポートプランは別途の契約であり、一括請求によって無料になることはない

請求/コスト管理

Q48. 利用率の低いEC2インスタンス、過剰に開放されたセキュリティグループ、逼迫しているサービスクォータなどを横断的にチェックし、改善を推奨するサービスはどれですか?

  1. A. AWS Config
  2. B. Amazon Inspector
  3. C. AWS Compute Optimizer
  4. D. AWS Trusted Advisor
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正解:D

A 設定の記録と定義したルールへの準拠評価を行う。コストやサービスクォータを含む横断的な推奨は行わない

B ソフトウェアの脆弱性評価に特化しており、コスト面の推奨は扱わない

C 実在するサービスで、リソースの適正サイズを推奨する。ただしセキュリティやサービスクォータまで横断的に見るのはTrusted Advisor

D(正解) 正解。コスト最適化、パフォーマンス、セキュリティ、耐障害性、サービスクォータの5つの観点で自動チェックする。全項目の利用にはBusiness以上のサポートプランが必要

サポート/料金モデル

Q49. 本番システムが停止した際に24時間365日、1時間以内の応答目標で支援を受けられ、かつ費用が最も低いAWSサポートプランはどれですか?

  1. A. Basic
  2. B. Developer
  3. C. Business
  4. D. Enterprise
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正解:C

A ドキュメント、ホワイトペーパー、フォーラムと一部のTrusted Advisorチェックのみで、技術サポートのケースは起票できない

B 営業時間内のクラウドサポートアソシエイトによる対応で、本番停止に対する24時間365日1時間以内の応答は含まれない

C(正解) 正解。24時間365日の電話・チャット・メール対応が可能で、本番システム停止は1時間以内の応答目標。全Trusted Advisorチェックも利用できる

D 専任のテクニカルアカウントマネージャー(TAM)が付き、ビジネスクリティカルなシステム停止には15分以内の応答目標。要件は満たすが最安ではない

サポート/料金モデル

Q50. 夜間に実行するバッチ処理で、途中で中断されても再実行すれば問題ありません。EC2の費用を最も抑えられる購入オプションはどれですか?

  1. A. オンデマンドインスタンス
  2. B. スポットインスタンス
  3. C. リザーブドインスタンス
  4. D. Dedicated Host
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正解:B

A 事前の契約なしにいつでも起動できる柔軟さがあるが単価は高い。中断を許容できるなら他により安い選択肢がある

B(正解) 正解。AWSの余剰キャパシティを大幅な割引で利用でき、キャパシティが必要になると中断される。中断耐性のあるバッチや検証環境に最適

C 1年または3年の使用を約束して割引を受ける方式。常時稼働するワークロード向けで、夜間だけの処理では割引を活かしきれない

D 物理サーバーを専有する購入方法で、ライセンス要件やコンプライアンス対応が目的。コスト削減の手段ではない

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