トキヌク。
GCP ACE サンプル問題
Google Cloud Associate Cloud Engineer(GCP ACE)対策のオリジナル問題50問を無料公開。アプリの無料枠と同じ問題で、全200問収録のGCP ACE問題集から抜粋しています。「答えと解説を見る」を開くと、正解だけでなく全選択肢の解説を読めます。
50問無料公開
全200問収録
全選択肢解説付き
アプリで解く(無料・登録不要)→
クラウドソリューション環境の設定
リソース階層/組織ポリシー
Q1. 新会社でGoogle Cloudの利用を開始します。組織・フォルダ・プロジェクトからなるリソース階層の正しい親子関係はどれですか?
- A. プロジェクトの下にフォルダを作成し、その下に組織を配置する
- B. 組織とプロジェクトは対等で、フォルダは課金のためだけに使う
- C. 組織を頂点とし、その下にフォルダ、さらにその下にプロジェクトを配置する
- D. フォルダを頂点とし、組織は複数フォルダをまとめるグループとして機能する
答えと解説を見る
正解:C
A 階層が逆。プロジェクトは階層の最下位で、その配下に置けるのはVMやバケットなどのリソースのみ
B フォルダは課金専用の概念ではなく、部門やチームごとの階層化とポリシー継承の単位。課金は請求先アカウントが担う
C(正解) 正解。組織ノードが最上位で、フォルダで部門などを階層化し、プロジェクトが実リソースを収容する。IAMや組織ポリシーはこの階層を通じて継承される
D 最上位は常に組織リソース。フォルダは組織の配下にのみ作成できる
リソース階層/組織ポリシー
Q2. 開発部門のフォルダ配下に20個のプロジェクトがあります。部門の全メンバーに全プロジェクトの閲覧権限を最小の管理コストで付与したいと考えています。どうすべきですか?
- A. フォルダに対して部門のGoogleグループへroles/viewerを付与する
- B. 20個の各プロジェクトで全メンバーに個別にroles/viewerを付与する
- C. 組織レベルで全社員にroles/viewerを付与する
- D. 各プロジェクトのオーナー権限を部門長に付与して個別対応させる
答えと解説を見る
正解:A
A(正解) 正解。フォルダレベルで付与したIAMロールは配下の全プロジェクトに継承されるため、1回の設定で済み、プロジェクト追加時も自動で適用される
B 動作はするが管理コストが最大になる。メンバーやプロジェクトが増えるたびに設定作業が必要で、付与漏れや剥奪漏れの温床になる
C 組織レベルの付与は他部門のプロジェクトまで見えてしまい、最小権限の原則に反する
D オーナーは過剰権限であり、閲覧権限の一括付与という要件も満たさない
リソース階層/組織ポリシー
Q3. セキュリティ方針として、社内のどのプロジェクトでもVMインスタンスに外部IPアドレスを付与できないよう強制したいと考えています。最も適切な方法はどれですか?
- A. 全ユーザーからroles/compute.adminを剥奪する
- B. 組織レベルで組織ポリシーの制約compute.vmExternalIpAccessを構成する
- C. 各プロジェクトのファイアウォールで上り(ingress)を全拒否する
- D. 予算アラートを設定して外部IPの利用を検知する
答えと解説を見る
正解:B
A IAMは誰が操作できるかの制御であり、許可された管理者が外部IP付きVMを作ることは防げない。構成そのものの制約には組織ポリシーを使う
B(正解) 正解。組織ポリシーはリソース構成に対するガードレールで、この制約により配下の全プロジェクトで外部IPの付与を一括して禁止できる
C ファイアウォールは通信の制御であり、外部IPの付与自体は防げない。全拒否は正当な通信まで止めてしまう
D 予算アラートはコスト通知の仕組みで、構成の強制やIP付与の検知はできない
リソース階層/組織ポリシー
Q4. データ主権の要件により、全リソースを日本国内のリージョンにのみ作成できるよう技術的に強制する必要があります。どの機能を使いますか?
- A. 課金レポートでリージョン別コストを毎週確認する
- B. gcloudのデフォルトリージョンをasia-northeast1に設定する
- C. Cloud Monitoringでリージョン外リソースのアラートを作る
- D. 組織ポリシーで許可ロケーションを制限する
答えと解説を見る
正解:D
A 事後的な確認であり強制力がない。国外リージョンへの作成そのものは防げない
B CLIの既定値を変えるだけで、ユーザーが明示的に他リージョンを指定すれば作成できてしまう
C 検知はできても作成自体を防げない。予防的な強制には組織ポリシーが必要
D(正解) 正解。組織ポリシーのgcp.resourceLocations制約により、指定したリージョン以外へのリソース作成をAPIレベルで拒否できる
リソース階層/組織ポリシー
Q5. 組織ポリシーとIAMポリシーの違いについて、正しい説明はどれですか?
- A. 組織ポリシーは「何ができるか(構成の制約)」を、IAMは「誰が何をできるか(権限)」を制御する
- B. 組織ポリシーはIAMポリシーの上位互換であり、IAMを置き換えられる
- C. IAMポリシーは組織レベルでのみ、組織ポリシーはプロジェクトレベルでのみ設定できる
- D. 組織ポリシーは課金の上限額を設定するための機能である
答えと解説を見る
正解:A
A(正解) 正解。組織ポリシーはリソース構成に対する制約(外部IP禁止など)を課し、IAMはプリンシパルへのロール付与でアクセスを制御する。両者は補完関係にある
B 役割が異なるため置き換え関係にはない。組織ポリシーで個々のユーザーに権限を与えることはできない
C どちらも組織・フォルダ・プロジェクトの各レベルで設定でき、階層を通じて継承される
D 課金上限の機能ではない。コスト管理は予算とアラートで行う(それでも強制停止はされない)
プロジェクト/API管理
Q6. 作成済みプロジェクトの識別子について社内で議論になりました。正しい説明はどれですか?
- A. プロジェクトIDは作成後でも自由に変更できる
- B. プロジェクト名はグローバルで一意である必要がある
- C. プロジェクトIDは変更不可だが、プロジェクト名は後から変更できる
- D. プロジェクト番号は利用者が任意の値を指定できる
答えと解説を見る
正解:C
A プロジェクトIDは作成時に確定し、以後変更できない。変更できるのはプロジェクト名のほう
B 一意性が求められるのはプロジェクトIDで、プロジェクト名は重複してもよい表示用の文字列
C(正解) 正解。プロジェクトIDはグローバル一意で作成後は変更不可。表示用のプロジェクト名はいつでも変更できる
D プロジェクト番号はGoogleが自動採番する識別子で、利用者は指定も変更もできない
プロジェクト/API管理
Q7. 新しいプロジェクトでgcloudからCompute Engineインスタンスを作成しようとしたところ、APIが有効になっていない旨のエラーが返りました。最初に行うべき操作はどれですか?
- A. プロジェクトを作り直す
- B. Compute Engine APIを有効化する
- C. roles/ownerを自分に付与する
- D. 組織ポリシーをすべて無効化する
答えと解説を見る
正解:B
A 作り直しても新規プロジェクトでは多くのAPIが既定で無効のため、同じエラーになる
B(正解) 正解。gcloud services enable compute.googleapis.comまたはコンソールのAPIライブラリから有効化すれば利用できるようになる
C 権限不足ではなくAPI未有効が原因。オーナーであってもAPIが無効なら同じエラーになる
D 組織ポリシーとAPIの有効化は別の仕組み。全ポリシーの無効化はガードレールを失わせる危険な操作
プロジェクト/API管理
Q8. 誤って本番プロジェクトを削除してしまいました。削除から3日が経過していますが、リカバリは可能ですか?
- A. 削除は即時に完了するため復元は不可能である
- B. Googleサポートに申請しない限り、いかなる場合も復元できない
- C. 課金データのみ復元でき、リソースは復元できない
- D. 削除後30日間の猶予期間内なので復元できる可能性が高い
答えと解説を見る
正解:D
A プロジェクト削除には猶予期間があり、即時に完全消去されるわけではない
B 猶予期間内であれば利用者自身がコンソールやgcloudで復元操作を実行できる
C 猶予期間内の復元はプロジェクト全体が対象。ただし一部リソースは削除処理が先行して失われる場合がある
D(正解) 正解。プロジェクトは削除後30日間は保留状態にあり、この間はgcloud projects undeleteなどで復元できる
リソース階層/組織ポリシー2つ選択
Q9. 組織ポリシー(Organization Policy)で実現できる統制を2つ選んでください。(2つ選択)
- A. 配下のプロジェクトでのVMへの外部IP付与を禁止する
- B. 特定ユーザーへVM作成権限を付与する
- C. リソースを作成できるリージョンを制限する
- D. プロジェクトの月額費用に上限を設けて超過分を課金停止する
- E. VMのOSに自動でパッチを適用する
答えと解説を見る
正解:A・C
A(正解) 正解。compute.vmExternalIpAccess制約により外部IP付きVMの作成を一括で禁止できる
B 個人への権限付与はIAMの役割。組織ポリシーは構成の制約であり権限は与えられない
C(正解) 正解。gcp.resourceLocations制約で許可ロケーションを限定できる
D 課金を強制停止する機能は組織ポリシーにも予算にも存在しない
E パッチ適用はVM Managerの機能であり、組織ポリシーの守備範囲ではない
課金/予算/エクスポート2つ選択
Q10. 月次コストの急増にすばやく気づける仕組みをCloud Billingの機能で用意したいと考えています。有効な設定を2つ選んでください。(2つ選択)
- A. 予算超過時にリソースを自動停止するオプションを有効化する
- B. 予算を作成し、50%・90%・100%などのしきい値でアラート通知を設定する
- C. 支払い方法を請求書払いへ変更する
- D. 予算のプログラム通知でPub/Subトピックへ課金状況を配信させる
- E. 全プロジェクトのAPIを無効化しておく
答えと解説を見る
正解:B・D
A 予算に自動停止のオプションは存在しない。停止したい場合はPub/Sub通知を受けて自前で実装する必要がある
B(正解) 正解。予算アラートは実績(または予測)がしきい値へ達した時点で通知を送る基本の仕組み
C 支払い手段の変更であり、コスト急増の検知には寄与しない
D(正解) 正解。Pub/Sub連携により課金状況をプログラムで受信でき、チャットへの通知や自動対応に発展させられる
E コストは抑えられてもサービスが動かなくなり、検知の仕組みでもない
クラウドソリューションの計画と構成
コンピューティング選定
Q11. コンテナ化済みのステートレスなWeb APIを運用します。リクエストがない時間帯はゼロまでスケールインしてコストを抑え、インフラ管理は極力なくしたいと考えています。最適なサービスはどれですか?
- A. Compute Engine
- B. Cloud Run
- C. GKE Standard
- D. Cloud Storage
答えと解説を見る
正解:B
A VMの管理(OSパッチ、スケール設定)が必要で、ゼロスケールもできない
B(正解) 正解。コンテナをフルマネージドで実行し、リクエスト量に応じてゼロからの自動スケールが可能。インフラ管理が不要
C ノードの運用管理が残る。K8sの機能を直接使う要件がなければ過剰
D オブジェクトストレージであり、コンテナのAPIサーバーを実行する基盤ではない
コンピューティング選定
Q12. 既存のKubernetesマニフェストやHelmチャートの資産をそのまま活かし、K8s標準APIでマイクロサービス群を運用したいと考えています。最適なサービスはどれですか?
- A. Cloud Run functions
- B. App Engineスタンダード環境
- C. Google Kubernetes Engine
- D. Cloud SQL
答えと解説を見る
正解:C
A 単機能のイベント駆動コードを動かすサービスで、K8sマニフェスト資産は利用できない
B 独自のアプリ実行基盤でありKubernetes APIは提供しない
C(正解) 正解。マネージドKubernetesとして標準APIを提供し、既存のマニフェストやHelmチャートをそのまま適用できる
D マネージドのリレーショナルデータベースであり、コンテナ実行基盤ではない
コンピューティング選定
Q13. 特殊なカーネルモジュールと独自のOSチューニングを必要とする商用ソフトウェアを移行します。OSレベルの完全な制御が必要な場合、最適な実行基盤はどれですか?
- A. Compute Engine
- B. Cloud Run
- C. Cloud Run functions
- D. BigQuery
答えと解説を見る
正解:A
A(正解) 正解。VMを直接制御できるIaaSであり、OSの選択・カーネル設定・ミドルウェア構成まで自由に扱える
B コンテナのサンドボックス内で動作するためカーネルモジュールの導入やOSチューニングはできない
C コード実行環境が固定されておりOSへのアクセスはできない
D 分析用データウェアハウスでありソフトウェアの実行基盤ではない
コンピューティング選定
Q14. Cloud Storageに画像がアップロードされた時だけサムネイル生成の小さな処理を実行したいと考えています。常駐サーバーを持たない最適な選択はどれですか?
- A. 常時稼働のCompute Engine VMでバケットをポーリングする
- B. GKEクラスタにポーリング用のPodを常駐させる
- C. Cloud SQLのトリガーで処理する
- D. Cloud Storageイベントで起動するCloud Run functionsを使う
答えと解説を見る
正解:D
A イベントが少なくてもVM費用が発生し続け、ポーリング実装も必要で非効率
B クラスタとノードの常時コストがかかり、単機能処理には過剰
C Cloud SQLのトリガーはDB内のデータ変更に対するもので、Cloud Storageのイベントは扱えない
D(正解) 正解。オブジェクトの作成イベントで関数を起動でき、実行時間分だけの課金で済むイベント駆動処理の典型構成
コンピューティング選定
Q15. GKEの導入にあたり、ノードの管理・セキュリティパッチ・キャパシティ調整をGoogleに任せ、Pod単位のリソース課金にしたいと考えています。選ぶべきモードはどれですか?
- A. GKE Standardモード
- B. GKE Autopilotモード
- C. GKE Enterpriseのオンプレ構成
- D. Compute EngineにkubeadmでK8sを自前構築する
答えと解説を見る
正解:B
A ノードプールの設計・管理は利用者の責任で、課金もノード(VM)単位。細かな制御が必要な場合に選ぶ
B(正解) 正解。Autopilotはノード管理をGoogleが担い、Podのリソースリクエストに基づく課金になる。運用負荷を最小化したい場合の既定の選択肢
C ハイブリッド/マルチクラスタ管理向けの構成で、ノード管理を任せたいという要件の答えではない
D コントロールプレーンまで自己管理となり、要件と正反対
Spot VM/カスタムマシン
Q16. 夜間に実行する動画のトランスコード処理(中断されても再実行可能)のコストを大幅に下げたいと考えています。適切なVMの選択はどれですか?
- A. ソールテナントノード上のVM
- B. 確約利用割引を適用した常時稼働VM
- C. Spot VM
- D. メモリ最適化のM系マシンタイプ
答えと解説を見る
正解:C
A 物理サーバー専有はむしろ割高で、コスト削減の要件に逆行する
B 常時稼働が前提の割引であり、夜間バッチだけの利用では確約分が無駄になる
C(正解) 正解。Spot VMは大幅な割引価格で利用でき、プリエンプト(強制停止)を許容できる再実行可能なバッチ処理に最適
D 大容量メモリ向けの高価なファミリーであり、コスト削減にならない
Spot VM/カスタムマシン
Q17. Spot VMの特性として正しい説明はどれですか?
- A. Googleの容量都合でいつでも停止される可能性があり、可用性のSLAはない
- B. 通常VMと同じ可用性SLAが適用される
- C. 24時間の連続稼働が保証される代わりに割引率が低い
- D. 停止時にはライブマイグレーションで別ホストへ自動移動する
答えと解説を見る
正解:A
A(正解) 正解。Spot VMは余剰容量を安価に使う仕組みで、事前通知の後プリエンプトされ得る。SLA対象外のため中断耐性のある処理に限定して使う
B Spot VMはSLAの対象外。可用性保証が必要なワークロードには通常VMを使う
C 稼働時間の保証はなく、割引率はむしろ非常に大きい(この保証があったのは旧プリエンプティブルVMでもない)
D Spot VMはライブマイグレーションされず、プリエンプト時は停止される
Spot VM/カスタムマシン
Q18. インメモリ処理のためメモリだけを標準構成より大きくしたいVMがあります。vCPUは4のまま、メモリを標準比で増やす最も費用効率のよい方法はどれですか?
- A. メモリ要件を満たすまでvCPU数の大きい定義済みマシンタイプへ上げる
- B. カスタムマシンタイプでvCPU 4と必要なメモリ量を指定する(必要なら拡張メモリ)
- C. 同じVMを2台起動してメモリを合算する
- D. ローカルSSDを追加してスワップにする
答えと解説を見る
正解:B
A 不要なvCPUの分まで課金され、費用効率が悪い
B(正解) 正解。カスタムマシンタイプはvCPUとメモリを個別に指定でき、標準比率を超えるメモリは拡張メモリオプションで追加できる
C 別VMのメモリはプロセスから直接は使えない。アプリを分散対応させる大工事になる
D スワップはメモリより桁違いに遅く、インメモリ処理の要件を満たさない
コンピューティング選定
Q19. 数百GBのデータをメモリに載せて処理するSAP HANAのようなインメモリDB向けに最適なマシンファミリーはどれですか?
- A. E2(コスト最適化)
- B. C2/C3(コンピューティング最適化)
- C. T2D(スケールアウト最適化)
- D. M系(メモリ最適化)
答えと解説を見る
正解:D
A 日常的な汎用ワークロード向けでメモリ搭載量の上限が小さい
B 高クロックCPU性能向けのファミリーで、数百GB級のメモリ要件が主眼の場合は適さない
C スケールアウト型のコスト効率重視ファミリーで、大容量メモリの単一ノード要件には合わない
D(正解) 正解。M系はテラバイト級までの大容量メモリを提供するファミリーで、インメモリDBの推奨選択肢
クラウドソリューションのデプロイと実装
Compute Engineデプロイ
Q20. gcloudでCompute Engineインスタンスを作成する際、必ず決定される配置先の指定について正しい説明はどれですか?
- A. リージョンのみ指定すればよく、ゾーンは存在しない
- B. ゾーンリソースであり、--zoneか既定値で決まる
- C. VMはグローバルリソースであり配置先の概念がない
- D. ゾーンは作成後にいつでも無停止で変更できる
答えと解説を見る
正解:B
A VMはゾーンリソースであり、必ずいずれかのゾーンに配置される
B(正解) 正解。gcloud compute instances createでは--zone指定(または構成の既定ゾーン)により配置先ゾーンが決まる
C グローバルリソースなのはイメージやスナップショットなど。VM本体はゾーンに属する
D ゾーン間の移動は無停止ではできない(スナップショットやマシンイメージから移行先ゾーンで再作成する。なおgcloud compute instances moveコマンドは非推奨)
Compute Engineデプロイ
Q21. VMの初回起動時にWebサーバーの導入と設定を自動実行させたいと考えています。Compute Engine標準の仕組みはどれですか?
- A. 起動後に毎回手動でSSHしてインストールする
- B. cronで@rebootエントリを後から仕込む
- C. メタデータのstartup-scriptに指定する
- D. Cloud Schedulerで起動5分後にジョブを送る
答えと解説を見る
正解:C
A 自動化の要件を満たさず、オートスケール環境では現実的でない
B 仕込むためには一度手動設定が必要で、初回起動時の自動実行にならない
C(正解) 正解。--metadata startup-script=...や--metadata-from-fileで起動スクリプトを渡せば、起動時に自動実行される。テンプレートに含めればMIGでも機能する
D タイミング依存で不確実。VM自身の起動処理として実行する標準機構がstartup-script
Compute Engineデプロイ
Q22. 運用中のインスタンステンプレートのマシンタイプを変更したいと考えています。正しい対応はどれですか?
- A. テンプレートは変更不可のため、新しいテンプレートを作成してMIGに適用する
- B. gcloud compute instance-templates updateで直接編集する
- C. テンプレートから起動済みの各VMを手動変更すればテンプレートも追従する
- D. テンプレートを削除すれば稼働中のVMも自動的に新構成になる
答えと解説を見る
正解:A
A(正解) 正解。インスタンステンプレートはイミュータブルで編集できない。新テンプレートを作成し、MIGの更新(ローリング更新など)で切り替える
B テンプレートを編集するコマンドは存在しない。イミュータブルであることが仕様
C 既存VMを変えてもテンプレート定義は変わらず、新規VMは古い構成で起動してしまう
D 削除してもVMは変わらない。そもそも使用中テンプレートの扱いには注意が必要
インスタンスグループ(MIG)
Q23. 平常時2台、負荷に応じて最大10台まで自動増減するWebサーバー群を構築します。正しい手順はどれですか?
- A. VMを10台作成し、不要な時間帯は手動で停止する
- B. 1台のVMのマシンタイプを負荷に応じて自動で変更する設定を使う
- C. 非マネージドインスタンスグループにオートスケーラーを設定する
- D. テンプレートを基にオートスケーリング付きMIGを構成する
答えと解説を見る
正解:D
A 手動運用では負荷追従が遅れ、夜間の消し忘れなどコスト面の無駄も出る
B マシンタイプの自動変更(垂直スケール)機能はCompute Engine単体にはなく、スケールアウトの要件にも合わない
C 非マネージドインスタンスグループはオートスケーリング非対応。自動増減にはMIGが必要
D(正解) 正解。テンプレート→マネージドインスタンスグループ(MIG)→オートスケーリングポリシー(CPU使用率など、min 2/max 10)という標準構成
インスタンスグループ(MIG)
Q24. MIG内のVMでアプリのプロセスがハングした際、自動的にVMを再作成して復旧させたいと考えています。必要な設定はどれですか?
- A. オートスケーリングの最小台数を増やす
- B. ヘルスチェックによる自動修復を設定する
- C. プリエンプティブル設定を無効化する
- D. スナップショットスケジュールを設定する
答えと解説を見る
正解:B
A 台数が増えてもハングしたVMはそのまま残る。不健全なVMの置き換えには自動修復が必要
B(正解) 正解。ヘルスチェックに失敗したVMをMIGが自動で再作成する。OSは生きているがアプリが死んでいる状態を検出するにはアプリ層のチェックを使う
C プリエンプトの有無とプロセスハングの復旧は無関係
D ディスクのバックアップ機能であり、稼働状態の監視・復旧はしない
インスタンスグループ(MIG)
Q25. 単一ゾーンの障害が起きてもWebサービスの提供を続けられるよう、MIGの構成を見直します。適切な変更はどれですか?
- A. 同一ゾーン内のVM台数を2倍にする
- B. スナップショットの取得頻度を上げる
- C. リージョンMIGで複数ゾーンに分散する
- D. マシンタイプをメモリ最適化に変更する
答えと解説を見る
正解:C
A 同一ゾーンに何台あってもゾーン障害では全滅する
B 復旧素材は増えるが、サービス継続(可用性)そのものは実現しない
C(正解) 正解。リージョンMIGはリージョン内の複数ゾーンにVMを分散し、1ゾーンの障害でも残りのゾーンでサービスを継続できる
D 性能の変更であり、ゾーン障害への耐性は変わらない
Compute Engineデプロイ
Q26. VMへのSSHアクセスをIAMで一元管理し、Linuxアカウントの個別管理やSSH鍵の手動配布をなくしたいと考えています。有効化すべき機能はどれですか?
- A. OS Login(メタデータenable-oslogin=TRUE)
- B. メタデータに全員分の公開鍵を手動登録する
- C. rootパスワードをチームで共有する
- D. シリアルコンソールを常時有効化する
答えと解説を見る
正解:A
A(正解) 正解。OS LoginはSSHアクセスをIAMロールと連動させ、GoogleアカウントベースでLinuxアカウントと鍵を自動管理する。プロジェクト全体にもVM単位にも設定できる
B 鍵の配布・失効を手作業で管理し続けることになり、要件と逆行する
C 監査不能なパスワード共有はセキュリティ上の禁じ手
D シリアルコンソールは緊急時のデバッグ用アクセスであり、日常のSSH管理の仕組みではない
Compute Engineデプロイ
Q27. OS Loginを有効化した環境で、あるメンバーにはVMへのログインに加えてsudo(管理者権限)も許可したいと考えています。付与すべきIAMロールはどれですか?
- A. roles/compute.osLogin
- B. roles/compute.viewer
- C. roles/iam.serviceAccountUser
- D. roles/compute.osAdminLogin
答えと解説を見る
正解:D
A ログインは可能だが管理者権限(sudo)は付与されない
B リソース情報の閲覧のみで、VMへのログイン自体ができない
C サービスアカウントの利用に関するロールで、OS Loginのsudo可否とは別。VMにSAが付いている場合に併用が必要になることはある
D(正解) 正解。osAdminLoginは管理者権限(sudo)付きのログインを許可するロール。一般ユーザーにはosLoginを使い分ける
Compute Engineデプロイ
Q28. 多数のVMに対するOSパッチの適用状況の把握と、パッチの一括適用を仕組み化したいと考えています。利用すべき機能はどれですか?
- A. 各VMに手動SSHしてパッケージを更新する
- B. VM Manager(OS Config)のパッチ管理を利用する
- C. Cloud CDNを有効化する
- D. スナップショットを取ればパッチも適用される
答えと解説を見る
正解:B
A 台数が増えると破綻する。適用状況の把握もできない
B(正解) 正解。VM ManagerはOSインベントリの収集、パッチのコンプライアンス確認、パッチジョブのスケジュール実行をフリートに対して提供する
C コンテンツ配信のキャッシュ機能でありパッチ管理とは無関係
D スナップショットはバックアップでありOSの更新は行われない
Compute Engineデプロイ
Q29. Compute Engineのホストメンテナンス時に、VMを停止させず継続稼働させたいと考えています。可用性ポリシーの適切な設定はどれですか?
- A. onHostMaintenanceをTERMINATEに設定する
- B. 自動再起動(automaticRestart)を無効化する
- C. onHostMaintenanceをMIGRATEに設定する
- D. Spot VMに変更する
答えと解説を見る
正解:C
A メンテナンス時にVMが停止される設定で、要件と逆
B 障害停止後に自動起動しなくなるだけで、メンテナンス時の挙動は改善しない
C(正解) 正解。ライブマイグレーションは稼働中のVMを別ホストへ無停止で移動する既定の仕組み。GPUやSpot VMなど一部構成では利用できない点に注意
D Spot VMはむしろプリエンプトで停止され得る構成であり、継続稼働の要件に反する
Compute Engineデプロイ
Q30. 稼働中のLinux VMに500GBの永続ディスクを追加し、データ領域として使えるようにします。正しい手順はどれですか?
- A. アタッチ後、OS内でファイルシステム作成とマウントを行う
- B. ディスクをアタッチすれば自動でフォーマット・マウントされる
- C. 一度VMを削除してディスク2本構成で作り直す
- D. Cloud Storageバケットを作成すればブロックデバイスとして見える
答えと解説を見る
正解:A
A(正解) 正解。gcloud compute disks create→instances attach-diskの後、OS内でmkfs(初回のみ)とmountを行い、永続化するならfstabに追記する
B ブランクディスクのフォーマットとマウントはOS側での作業が必要。自動では使える状態にならない
C 永続ディスクは稼働中のVMにオンラインでアタッチできるため、削除は不要
D バケットはオブジェクトストレージであり、ブロックデバイスとしてはアタッチできない(gcsfuseはファイルシステム風の別物)
GKEデプロイ
Q31. 新しい端末からGKEクラスタをkubectlで操作するための準備として、クラスタの認証情報をkubeconfigへ設定するコマンドはどれですか?
- A. kubectl config set-clusterでkubeconfigを手書きする
- B. gcloud container clusters get-credentials CLUSTER_NAME
- C. gcloud auth login
- D. kubectl get nodes
答えと解説を見る
正解:B
A kubeconfigを手動で書くコマンドで、GKEの認証情報や証明書を自動設定してはくれない
B(正解) 正解。クラスタのエンドポイントと認証情報を取得してkubeconfigを構成し、以後kubectlで操作できるようになる
C gcloud自体の認証であり、kubeconfigへのクラスタ登録は行われない
D 接続確認のコマンドであり、先に認証情報の設定が済んでいなければ失敗する
GKEデプロイ
Q32. GKEクラスタのコントロールプレーンも含めた高可用性を確保し、単一ゾーン障害の影響を受けないようにしたいと考えています。作成時に選ぶべき構成はどれですか?
- A. ゾーンクラスタでノード数を増やす
- B. ゾーンクラスタを2つ作成して手動で切り替える
- C. リージョンクラスタとして作成する
- D. Autopilotではなく必ずStandardモードを選ぶ
答えと解説を見る
正解:C
A ノードを増やしてもコントロールプレーンは単一ゾーンのままで、そのゾーン障害時にはAPI操作ができなくなる
B アプリの二重デプロイや切り替え運用が必要になり、標準機能で済む要件に対して過剰な自作になる
C(正解) 正解。リージョンクラスタはコントロールプレーンとノードを複数ゾーンに複製し、単一ゾーン障害でも運用を継続できる
D モードの選択と可用性構成は別の軸。なおAutopilotクラスタはリージョンクラスタとして作成される
クラウドソリューションの運用管理
VM運用/スナップショット
Q33. 外部IPを持つLinux VMへ、SSH鍵の手動管理をせずに手早くターミナル接続したいと考えています。標準的な方法はどれですか?
- A. 自分でssh-keygenした鍵をVMの~/.ssh/authorized_keysへ直接書き込む
- B. gcloud compute ssh VM_NAMEまたはコンソールのブラウザSSHを使う
- C. telnetで23番ポートへ接続する
- D. シリアルコンソール接続を常用する
答えと解説を見る
正解:B
A 手動の鍵管理そのもので、そもそも書き込むためのアクセス手段が先に必要になる
B(正解) 正解。gcloud compute sshやブラウザ内SSHは鍵の生成・伝搬を自動で処理するため、手動の鍵管理なしで接続できる
C telnetは平文で危険な上、既定で開いてもいない
D シリアルコンソールはブートやネットワーク障害時の緊急手段であり日常の接続方法ではない
VM運用/スナップショット
Q34. セキュリティ方針で外部IPを持てないVMに対し、インターネット側の踏み台サーバーも置かずにSSH接続したいと考えています。適切な方法はどれですか?
- A. 一時的に外部IPを付与して接続後に外す
- B. VPCピアリングで自宅のネットワークと接続する
- C. IAPのTCP転送を使ってSSH接続する
- D. Cloud NATを設定する
答えと解説を見る
正解:C
A その瞬間に方針違反となり、付け外しの運用も事故のもと
B ピアリングはGoogle CloudのVPC同士の接続機能で、自宅や任意の端末との接続には使えない
C(正解) 正解。IAPトンネル経由なら外部IPなしのVMへIAMで認可されたユーザーだけがSSHでき、踏み台も不要。35.235.240.0/20からの上り許可が必要
D Cloud NATはVMからの外向き通信専用で、外からVMへの接続はできない
VM運用/スナップショット
Q35. 本番VMのディスクについて、毎日深夜に自動でバックアップを取得し、古い世代は自動削除したいと考えています。適切な機能はどれですか?
- A. スナップショットスケジュールを割り当てる
- B. cronでVM内からgcloudを毎晩実行する
- C. オブジェクトのライフサイクルルールを設定する
- D. リージョナル永続ディスクに変更する
答えと解説を見る
正解:A
A(正解) 正解。スナップショットスケジュールは取得の時刻・頻度と保持期間を定義でき、ディスクに割り当てるだけで自動運用になる
B 自前運用は可能だがVM障害時に動かず、標準機能があるのに自作するのは保守性が低い
C Cloud Storageの機能であり、永続ディスクのスナップショットには適用されない
D 同期レプリカによる冗長化であり、世代管理されたバックアップの代替にはならない
VM運用/スナップショット
Q36. 500GBのディスクに対して毎日スナップショットを取得しています。2回目以降の保存容量と課金について正しい説明はどれですか?
- A. 毎回500GBのフルコピーが保存される
- B. Cloud SnapshotVaultを契約しないと2世代目以降は保存できない
- C. スナップショットは7世代までしか保持できない
- D. 初回以降は差分ブロックのみ保存され課金も抑えられる
答えと解説を見る
正解:D
A 毎回フルで保存されるわけではない。スナップショットは増分方式
B架空 そのようなサービスは実在しない。スナップショットは追加契約なしで世代管理できる
C 世代数の上限はスケジュールの保持設定で決めるもので、7世代という固定制限はない
D(正解) 正解。スナップショットは増分バックアップで、変更ブロックだけを保存する。参照されなくなったブロックは世代削除時に整理される
VM運用/スナップショット
Q37. チーム標準のミドルウェア構成済みVMを大量展開するため「ゴールデンイメージ」を整備します。さらに、利用者が常に最新版を参照できるようにしたいと考えています。適切な方法はどれですか?
- A. 毎回新規VMに構成スクリプトを流し、イメージは作らない
- B. カスタムイメージ化し、ファミリーで最新版を指す
- C. スナップショットをそのまま全リージョンの利用者に配る
- D. マーケットプレイスに社内イメージを公開する
答えと解説を見る
正解:B
A 起動のたびに構成時間がかかり、バージョン固定・再現性の面でもイメージ方式に劣る
B(正解) 正解。カスタムイメージで標準構成を配布し、イメージファミリーを指定すれば利用者は常に最新の非推奨でないイメージを自動的に参照できる
C スナップショットは復元用途で、イメージのような最新版管理(ファミリー)の仕組みがない
D 社内配布にマーケットプレイス公開は不要で、イメージ共有はIAMで行える
VM運用/スナップショット
Q38. プロジェクト内で「稼働中(RUNNING)のVMだけ」を名前とゾーン付きで一覧したいと考えています。適切なコマンドはどれですか?
- A. gcloud compute instances describe --filter="status=RUNNING"
- B. gcloud compute zones list
- C. gcloud compute instances list --filter="status=RUNNING"
- D. gcloud compute instances list --zones=RUNNING
答えと解説を見る
正解:C
A describeは単一インスタンスの詳細表示コマンドで、一覧のフィルタ表示には使えない
B ゾーンの一覧でありインスタンスは表示されない
C(正解) 正解。instances listにフィルタ式を与えれば状態で絞り込める。表示列は--formatで調整できる
D --zonesはゾーン名を指定するフラグであり、状態での絞り込みには使えない
VM運用/スナップショット
Q39. 月末の請求を見ると、停止(TERMINATED)状態のVMに関する費用が計上されていました。原因として正しい説明はどれですか?
- A. 永続ディスクや静的外部IPの課金が続くため
- B. 停止中もvCPUとメモリの課金が満額続くため
- C. 請求システムの反映遅延であり実際には無料のため
- D. 停止操作には時間単位の手数料がかかるため
答えと解説を見る
正解:A
A(正解) 正解。vCPUとメモリの課金は停止で止まるが、ディスクの保存容量と未使用または停止中VMに予約された静的外部IPは課金が継続する
B 停止中のvCPU/メモリは課金されない。課金が残るのはディスクやIPなどの付随リソース
C 遅延ではなく、停止中も課金対象のリソースが実在する
D 停止操作自体への手数料は存在しない
VM運用/スナップショット
Q40. 稼働中のVMのマシンタイプをe2-mediumからe2-standard-4へ変更したいと考えています。正しい手順はどれですか?
- A. 稼働中のままgcloud compute instances set-machine-typeを実行する
- B. VMを停止してからマシンタイプを変更し、再起動する
- C. VMを削除して同名で作り直すしか方法はない
- D. ライブマイグレーションでマシンタイプが自動的に変わる
答えと解説を見る
正解:B
A マシンタイプ変更は停止中のVMにしか実行できず、稼働中に実行するとエラーになる
B(正解) 正解。set-machine-typeは停止状態が前提。永続ディスクのデータは停止・再起動で失われない
C 削除は不要。停止すればマシンタイプはその場で変更できる
D ライブマイグレーションはホスト保守時の移動であり、マシンタイプは変わらない
GKE運用
Q41. GKE上のアプリの調子が悪く、まずPodの状態・再起動回数・配置ノードを確認したいと考えています。最初に実行すべきコマンドはどれですか?
- A. gcloud compute instances listでノードVMを確認する
- B. kubectl delete pod --all
- C. kubectl get podsで確認し、describeで掘り下げる
- D. クラスタを再作成する
答えと解説を見る
正解:C
A ノードVMの一覧は見られるがPodの状態はわからない
B 調査の前に全Podを消すのは乱暴で、原因究明の手がかりも失う
C(正解) 正解。get podsでSTATUS・RESTARTS・NODEを俯瞰し、describeでイベントや失敗理由を確認するのが定石の初動
D 最終手段であり、初動の調査ステップとして不適切
GKE運用
Q42. 既存のGKE Standardクラスタに、機械学習用のGPU搭載ノードを追加したいと考えています。既存の汎用ノードはそのまま残す場合、適切な操作はどれですか?
- A. GPU構成の新しいノードプールをクラスタに追加する
- B. 既存ノードプールのマシンタイプを直接GPU付きへ編集する
- C. GKE FlexNode Managerで既存ノードへGPUをホットプラグする
- D. クラスタを削除してGPU専用クラスタだけを作り直す
答えと解説を見る
正解:A
A(正解) 正解。ノードプールはマシン構成ごとのノード集合で、gcloud container node-pools createでGPU付きプールを追加すれば既存プールと共存できる
B ノードプールのマシン構成は後から編集できない。構成を変えたい場合は新プールを作って移行する
C架空 そのようなツールは実在しない。GPUはノード作成時の構成で決まる
D 既存ワークロードを残す要件に反する。ノードプール追加で十分
アクセスとセキュリティの構成
IAMロール/ポリシー
Q43. 新任メンバーへの権限付与で「とりあえずroles/editorを付ける」運用が続いています。この運用の最大の問題点はどれですか?
- A. 基本ロールは課金額が高くなる
- B. 広範な権限を与え、最小権限の原則に反する
- C. 基本ロールは30日で自動失効するため業務が止まる
- D. 基本ロールはサービスアカウントに付与できない
答えと解説を見る
正解:B
A ロールの種類と課金は無関係。問題はコストではなく権限の広さ
B(正解) 正解。editorなどの基本ロールはサービス横断の数千の権限を含む。業務に必要な事前定義ロールへ置き換えるのが推奨
C 基本ロールに自動失効はない。期限を付けたい場合はIAM Conditionsを使う
D 付与自体は可能(そして同様に非推奨)。制約の問題ではない
IAMロール/ポリシー
Q44. 運用担当者に「Compute EngineのVMの起動・停止・設定変更はできるが、他サービスには触れない」権限を付与したいと考えています。最初に検討すべき選択はどれですか?
- A. roles/editorを付与する
- B. いきなりカスタムロールを自作する
- C. 事前定義ロールの付与を検討する
- D. roles/compute.viewerを付与する
答えと解説を見る
正解:C
A 全サービスに及ぶ基本ロールで過剰
B カスタムロールは維持管理の負担があるため、まず要件に合う事前定義ロールを探すのが順序
C(正解) 正解。roles/compute.instanceAdmin.v1など、サービスごとに用途別の事前定義ロールが用意されておりGoogleが権限セットを保守してくれる。要件に合うものがなければカスタムロールを検討する
D 閲覧のみで起動・停止の要件を満たさない
IAMロール/ポリシー
Q45. 監査要件により「VMの一覧と起動・停止だけができ、作成・削除はできない」という事前定義ロールにない粒度の権限が必要になりました。適切な対応はどれですか?
- A. 必要な権限だけを含むカスタムロールを作成して付与する
- B. roles/compute.adminを付与し運用ルールで禁止事項を周知する
- C. 基本ロールviewerとownerを同時に付与する
- D. IAMを使わずVMのOSアカウントで制御する
答えと解説を見る
正解:A
A(正解) 正解。カスタムロールはcompute.instances.list/start/stopのような個別権限を選んで構成できる。事前定義ロールで足りない粒度の要件に使う
B 技術的に作成・削除が可能なままで、ルール頼みは監査要件を満たさない
C ownerが含まれる時点で全権となり、粒度の制御と正反対
D OS内の権限ではGoogle CloudのAPI操作(起動・停止)を制御できない
IAMロール/ポリシー
Q46. あるユーザーの権限をプロジェクトのIAMから削除したのに、そのユーザーはまだプロジェクトのリソースを閲覧できています。最も可能性が高い原因はどれですか?
- A. IAMの反映には最大30日かかるため
- B. 一度付与したロールは削除できない仕様のため
- C. ユーザーがブラウザのキャッシュで古い画面を見ているため
- D. 組織やフォルダなど上位リソースで付与されたロールが継承されているため
答えと解説を見る
正解:D
A IAM変更は通常数分内に反映される。30日もかかることはない
B ロールのバインディングはいつでも削除できる
C 画面キャッシュで実際のAPIアクセスが通り続けることはない
D(正解) 正解。IAMポリシーは上位からの継承の和で評価される。上位で付与された権限は下位の設定変更では取り消せないため、付与元の階層を確認する
IAMロール/ポリシー
Q47. ユーザーuser@example.comへ、プロジェクトmy-projのroles/storage.objectViewerをCLIで付与するコマンドはどれですか?
- A. gcloud iam roles create storage.objectViewer --project=my-proj
- B. gcloud projects add-iam-policy-bindingでロールを付与する
- C. gcloud projects set-iam-policy my-proj user@example.com
- D. gcloud auth add-user user@example.com --role=viewer
答えと解説を見る
正解:B
A カスタムロールを新規作成するコマンドであり、既存ロールの付与ではない
B(正解) 正解。add-iam-policy-bindingでプリンシパルとロールのバインディングをプロジェクトのIAMポリシーへ追加する
C set-iam-policyはポリシー全体をファイルで置き換える操作で、引数も誤り。誤用すると既存の権限を消しかねない
D authはgcloud自体の認証管理でIAM付与のコマンドではない
IAMロール/ポリシー
Q48. 四半期の権限棚卸しのため「このプロジェクトで誰にどのロールが付与されているか」を確認したいと考えています。適切な方法はどれですか?
- A. gcloud compute instances listを実行する
- B. 各ユーザーに自分の権限を自己申告してもらう
- C. get-iam-policyでバインディングを確認する
- D. Cloud Storageのアクセスログを集計する
答えと解説を見る
正解:C
A VMの一覧でありIAM情報は含まれない
B 申告は不正確になりがちで監査の証跡にもならない
C(正解) 正解。get-iam-policyはメンバーとロールのバインディングを一覧出力でき、棚卸しやレビューの基本手段になる
D 実際のアクセスの記録であり、付与されている権限の一覧とは別物
IAMロール/ポリシー
Q49. 長年の運用で過剰な権限が付与されたままのメンバーが増えています。実際の利用実績に基づいて余剰権限の削減提案を得られる機能はどれですか?
- A. IAM Recommender(ロールの推奨事項)
- B. Cloud Profiler
- C. 予算アラート
- D. アップタイムチェック
答えと解説を見る
正解:A
A(正解) 正解。IAM Recommenderは過去の権限使用状況を分析し、未使用権限の多いバインディングに対しより狭いロールへの置き換えを提案する
B アプリのCPU/メモリ使用を分析する性能ツールで、IAMの分析はしない
C コスト通知の機能で権限とは無関係
D 外形監視の機能で権限とは無関係
IAMロール/ポリシー
Q50. 外部の支援ベンダーへ、プロジェクトの閲覧権限を「今月末まで」の期限付きで付与したいと考えています。適切な方法はどれですか?
- A. 無期限で付与し、カレンダーに削除予定を登録する
- B. IAM Conditionsで期限付きバインディングにする
- C. ベンダーにサービスアカウントキーを発行して渡す
- D. roles/ownerを付与して信頼で管理する
答えと解説を見る
正解:B
A 人手頼みでは削除漏れが起きる。技術的に失効させる仕組みがある
B(正解) 正解。条件付きバインディングは指定日時以降アクセスを自動的に無効化でき、剥奪漏れを防げる
C キーの配布は漏えいリスクが高く、期限管理の問題も解決しない
D 外部者にオーナーは論外で、期限の要件も満たさない
続きは演習アプリで
このページの50問は、演習アプリなら弱点に合わせた出題・成績記録つきで解けます。全200問と本番形式の模擬試験は期間パス(1,500円/30日、自動更新なし)で利用できます。
GCP ACEの演習を無料で始める →
GCP ACE問題集の詳細(出題範囲・よくある質問)→
掲載している問題はすべてトキヌクのオリジナル問題です。実試験問題の流出コピー(ブレインダンプ)は一切使用していません。本サービスは非公式の学習教材であり、各認定団体とは提携・承認・後援関係にありません。試験名は各団体の商標または登録商標です。
トキヌク トップページへ